――まず、現在のお仕事をご紹介していただけますか。
2004年11月に電通ヒューマンリソースを通じて、電通・営業局に契約社員として転職いたしまし
た。入社以来、映像・エンターテインメント関係のクライアントさんを担当させていただいて、DVD
ソフトのキャンペーンやモバイルコンテンツの企画などを主に担当しています。私の場合、新卒で
広告制作会社に就職しまして、その後、広告会社に転職し、今回が2度目の転職ということになり
ます。職種としてはずっと営業です。
――今回の転職に関して、どういった理由で転職をしたいと考えたのか、また、どのような希望があったかを教えてください。
新卒の頃は広告業界で働きたいという思いはあっても、具体的に自分が何をやりたいか、どんな仕事があるのかは詳しくは分かっていませんでした。ただ音楽ビジネスや映像ビジネスに対する興味は当時からあって、将来はエンターテインメントの分野でプロフェッショナルになりたいと気持ちはありました。前の会社に転職した時も、音楽事業に携われるという理由があったんですよ。そこで自分なりに経験を積んで、30歳を迎えるのをひとつの区切りに、広告業界で更にステップアップして、より自分の希望に合った仕事に就きたいと求職活動を始めました。
――着実にご自分のキャリア設計をされてきたようにお見受けしますが。
そんなことはないんですよ(笑)。いろいろな経験をさせてもらいながら、自分の進みたい道がだんだんと見えてきたということだと思います。ただ、過去の転職経験を踏まえて、次は簡単には移らないとは決めていました。例えば大手だとか有名だといったことではなく、具体的にそこで何ができるのか、どのくらいの待遇なのかといったことも含めて、納得できる転職をしたいと思っていました。
――電通ヒューマンリソースに登録したきっかけは。
実は複数の転職エージェントに登録したのですが、広告業界はやはり専門的な知識が求められるので、業界の事情がよく分かっている会社を活用したいと思いました。他のエージェントさんからも就職の紹介はあったのですが、具体的な仕事内容に関するつっこんだ質問すると、明確な返事が返ってこないという場合が多かったんです。
電通ヒューマンリソースの場合は、さすがに電通のグループ企業だけあって、業務の内容をよく把握していました。この業界にいる者として、チャンスがあれば電通で働いてみたいと思っていましたが、ただ電通に就職したいということではありませんでした。今回はどこどこの部署で、どんな仕事をするといったことが事前にハッキリしていたことが、一番の決め手になりました。担当の方も「新谷さんに絶対ぴったりな仕事だから」と強く勧めてくださいました。
――改めて、転職エージェントに依頼して良かったと思うことは何でしょう。
例えば給与ですとか、待遇面のことって本当はとても大切なことなのに、こちらからは少々たずねにくい面ってありますよね。そういったことも全てフォローしてくれるのは、責任をもった第三者に任せるひとつの利点だと思います。また転職先の業務内容と転職希望者の経験とのマッチングを的確に判断してもらえたからこそ、満足のいく転職が可能になったのだと思っています。
――最後に、転職を考えている広告業界の方たちにアドバイスをお願いいたします。
やはり、自分の希望というものをしっかりもつこと。転職エージェントを利用する場合は、何がしたいのか、待遇はどれだけ望んでいるかといったことを相手にしっかり主張して、コミュニケーションを深めることだと思います。欲張りなようですが、むしろその方がピンポイントで仕事が探しやすいですし、自分では思いも寄らなかったけれど能力に合った仕事に出会うチャンスも広がると思います。広告業界の場合、特別な資格とかスキルアップの勉強といったものはあまりないかもしれませんが、それだけに在職した会社の中で将来に繋がる経験をいかに積むかといったことも大切だと思います。