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特集記事: 2008年4月30日 [ 週刊朝日 2008年5月9日号 掲載 ]

脳血管内治療体制の構築で地域医療に貢献

福岡輝栄会病院 医師

児玉 智信
(こだま とものぶ)

福岡大筑紫病院 医師

風川 清
(かぜかわ きよし)

福岡輝栄会病院 院長

中村 吉孝
(なかむら よしたか)

【監修】医学ジャーナリスト 牧野 賢治

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1961年の創立以来、福岡輝栄会病院は福岡市東区の地域医療の一翼を担っている。1997年より脳神経疾患治療センターを併設し、脳神経疾患に重点を置いて24時間対応の救急医療を行ってきたが、この春には新たに脳血管内治療部門として脳卒中センターを設立した。これにより従来の外科手術に加えて、より治療の選択肢の幅が広がることは間違いないといえる。

部門の副センター長として4月より児玉智信医師が就任。児玉医師は、脳血管内治療で九州随一の症例数を誇る福岡大学筑紫病院・脳神経外科の風川清部長の下で中心的な存在として活躍し、豊富な臨床経験を持っている。ここで脳動脈瘤塞栓術、頚動脈ステント治療、腫瘍栄養血管塞栓術の各種脳血管内治療手技を研鑽、指導してきた。また、日本で300名程度と難関の脳血管内治療専門医の資格も取得している。児玉医師は「脳血管内治療をはじめとして、私の持てる限りの技術を地域のために発揮したい」と抱負を語る。

センター設立に際しては同じく風川部長の全面バックアップを受けている点で心強い。難治症例に際しては、風川部長率いる脳血管内治療スタッフの協力を得ながら治療を行う予定で、いち早くチーム医療を具現化していくことになるだろう。風川部長は近い将来の展望を語っている。

「福岡輝栄会病院は福岡東部の脳卒中救急医療の中心的病院となるだろう」

脳血管内治療を語る上で切っても切れないのが画像診断装置でこれに関しても万全の体制が用意されている。5月には最新鋭の脳血管撮影装置が導入予定。中村吉孝院長は、「最新鋭の脳血管撮影装置導入により、より安全で確実な治療が可能になるだろう。地域医療に大いに貢献できると自負している」と語っている。

福岡輝栄会病院では4月より新たに各科専門医を大幅に増員し、これまで以上に急性期医療をはじめとした地域医療に貢献できる体制を構築している。さらにアルツハイマー病のMRIによる早期診断に着手し、今秋を目処に地域での研究会を立ち上げる予定である。中でも脳血管内治療は限られた医師だけが持つ技術であり、これを福岡東部の医療に導入することで今まで以上に多くの患者を救うことになるだろう。

児玉 智信 医長

医療法人輝栄会 福岡輝栄会病院 脳卒中センター 副センター長
日本脳神経血管内治療学会認定脳血管内治療専門医
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医
1998年に防衛医大を卒業し、福岡大学筑紫病院脳神経外科より今春着任

風川 清 部長

福岡大学筑紫病院 脳神経外科 准教授
日本脳神経血管内治療学会認定脳血管内治療専門医
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医
1982年に防衛医大を卒業し、自衛隊中央病院、国立循環器病センター、福岡徳洲会病院などを経て、2000年より福岡大学筑紫病院勤務

中村 吉孝 院長

医療法人輝栄会 福岡輝栄会病院 院長・理事長
1985年福岡大学医学部を卒業。天理よろず病院外科勤務を経て、福岡輝栄会病院へ。
専門分野:消化器外科

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