かわの歯科医院では、超音波やレーザー、歯科用顕微鏡であるマイクロスコープなど、新しい機器や技術を積極的に活用している。インプラント治療では、年間約100本を手がけ、17年のキャリアがある。歯周病や審美、小児矯正にも力を入れており、”一つひとつ確実に”をモットーに歯科治療に取り組んでいる。
2008年7月に移転・新装オープン
2008年7月、かわの歯科は厚木市戸室に移転し、新装オープンした。上品で光沢のあるフローリングされた待合フロアの奥に畳の間を配するなど、和洋を上手に取り入れた清潔な院内。天井の照明の暖色光は目にやさしく、流れるBGMと液晶画面に映される環境ビデオの映像が、患者の心を落ち着かせる。

インプラント治療は年間約100本を実施
同院では、インプラント治療を実施し、開院以来13年、毎年およそ100本の手術を手がけている。
「2000年にはアメリカ・ハーバード大学のインプラント研修にも参加するなど、常に新しい治療を修得し、難症例などにも対処できるように心がけています。歯科医1年目からインプラント治療を行い、17年のキャリアがあります。”一つひとつ確実に”がモットーで、1本1本丁寧な治療を心がけています」と川埜博文院長は話す。
インプラント治療では、骨とインプラントが結合した後の手術が不要な1回法や、結合後に手術が必要となる2回法を実践している。インプラント1本の値段は、金属のかぶせ物の場合は25万円、セラミック(陶器)は27万円である(いずれも税別価格)。
新しい機器を用いたインプラント治療
顎底が細く、骨が薄いなど、従来ではインプラントができなかったような症例に対しても、欠損した骨を再生させる骨移植(GBR)やピエゾーサージェリーなどの新しい機器を用いた治療法により、インプラントを行うことが可能になっている。
「特にピエゾーサージェリーは、従来の手術法に比べて歯周組織への侵襲が少ないため、インプラントと骨の良好な結合が得られ、患者さんの体への負担も軽減できる治療法です」と川埜院長。
かわの歯科医院では、歯周病治療にも力を入れている。歯周病は、歯と歯肉の間にたまった歯垢の中に口腔内の細菌が侵入し、歯肉や歯根膜、セメント質、歯槽骨などの歯を支えている大切な組織を壊してしまう恐ろしい病気だ。
歯肉炎といった歯肉の腫れや出血などの比較的軽い症状から、歯槽骨が壊され、歯がぐらぐらし、うみが出てきて、最終的には歯が抜けてしまう重度の歯周炎がある。「歯周病は早期治療が大切です。当院では、歯周検査をしたとき、歯周ポケットがどれだけあるか絵にしたものを患者さんにお渡しして、実際にブラッシング指導などを行いながら、患者さんと一緒に治療に臨んでいます」と川埜院長はいう。
歯周病やホイトニング、予防にレーザー治療
歯周病の治療に威力を発揮しているのが、レーザー治療である。レーザーを当てることで歯周病の原因となっている細菌が減り、うみが自然に出て、出血や痛みが治まる。また、歯牙の動揺を軽減でき、歯の延命につながる。
レーザー治療は、ホワイトニングや初期虫歯にも効果的で、また、メラニン色素が沈着して黒ずんだ歯肉には、レーザーを照射することでメラニン色素が蒸散し、黒かった歯肉がきれいなピンク色に生まれ変わるという。「レーザーの魅力は、患者さんにとって痛みがほとんどなく、低侵襲であることです。治療時間も、1回20~30分ほどで済みます」と川埜院長。
マイクロスコープを診断と治療に活用
歯科診療では、歯科用顕微鏡のマイクロスコープを導入している。マイクロスコープを使うことで、これまで肉眼では限界があって治療できなかったり、抜歯されていたりした症例に対しても、より細かく治療が行えるようになった。また、その日の治療内容について、術前・術後を画像モニターに記録し、画面に写して患者に確認してもらえるようなシステムを実施している。
審美や小児矯正も行う総合的な歯科治療
かわの歯科医院では、審美歯科治療も行っている。メタルボンドが8万円、すべてセラミック素材でできているオールセラミックが9万円だ(いずれも税別)。メタルボンドやオールセラミックは、前歯が黒い、歯並びが気になる、あるいは以前に治療したものが合わなくなったなどで悩んでいる人におすすめで、自然の歯のような透明感のある仕上がりが期待できる。
「最近は保護者の方のお子さんの歯への関心が高くなっており、小児矯正も増えています。これにより極力永久歯を抜かない矯正治療を行うことができるようになりました。また、麻酔をするときは、お子さんが痛がらないよう表面麻酔を行った後、時間をかけて分割して麻酔を行うよう心がけています」と川埜院長。「将来的にはCTも導入し、歯科の診断に活用していきたい」と抱負を語るなど、常に患者の立場を考えながら、より新しく確実な歯科治療を目指している。
【取材/秋山 晴康】
川埜 博文(かわの ひろふみ)
かわの歯科医院 院長
1966年生まれ。 91年、日本大学歯学部卒業。
1995年、かわの歯科を開院。
2008年7月、現住所に移転・新装オープン








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