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 主人とは高校時代からのお付き合いで、ずっと「この人と結婚するんだ」と思っていました。結婚したのは30歳の時です。
 大学3年で“うたのおねえさん”になってから、あまり先を考える余裕もなく、その場その場を一生懸命生きてきました。その後もいろいろお仕事をさせていただいて、20代はすごく「自分のために生きてきた」という感じがあったんですね。そろそろ自分以外の人のためにも何かしてあげたいな、という気持ちになったのがその頃でした。
 長いお付き合いの中で大事にしてきたことは、「裏切らない」ことです。主人も昔から嘘をつかない人。信頼関係は大切ですよね。
 どうしたら喜んでもらえるか、楽しいと思ってもらえるかというのも、いつも考えてきました。小さなことですが、何かプレゼントがあるときは、家の中で宝探しをしたりして(笑い)。近ごろでは子どもと大きな画用紙に「お帰りなさい」「先に寝ますが、お仕事おつかれさま」などメッセージを書いて、「今日はこんなことをして遊びました」と写真をつけて玄関に張ったりしています。主人もすごく喜んでくれて、いつも期待して家に帰るんだそうです。
 私を見て「結婚っていいなと思った」と言ってくれる人もいて、その度におススメしていますね。確かに、結婚することで何かを失ってしまうのでは、と感じることもあるでしょう。でも、変わるんですよね、大事なものって。私も自分の時間をとられるのがすごく嫌でした。ですがそんなこと、今はどうでもよくて。それよりも、好きな人と結婚して、今まで知らなかった気持ちになったり、新しい発見ができたことのほうが大きいです。
 その代わり、結婚するならお互いに「この人のためなら無償でやってあげたい」と思えるかどうかが大事だと思います。「してあげたい」と思うだけで、すごくハッピーになれると思うんですよね。もちろん、できないこともありますが、そういう時は余裕があるほうがやればいいのかなって。そのためにも普段からたくさん話して、時間がないときは手紙を書いたりして、コミュニケーションをとることが大切だなと思っています。
(談)



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