

新生活がスタートする春、一人暮らしを始める女性もたくさんいらっしゃるでしょう。「オートロックだから安心」、「2階だから安心」とあなたは思っていませんか? 今回も女性の視点とセキュリティのプロの視点をもち、女性のライフスタイルを防犯という面から考える「セコム働く女性の安全委員会」の齋藤明日香さんと藤本恵里さんに、タレントの梶原麻莉子さんが家での防犯についてうかがいました。
福岡県出身。趣味はバレエ鑑賞、野球観戦。特技はクラシックバレエ、ピアノ。 現在、BSジャパン 「世の中進歩堂」、NTV 「ズームイン!!SUPER」にレギュラー出演中。 オスカープロモーション公式SNS「be amie」にてブログ公開中
セコムの女性社員6名で構成。 主に20〜30代の働く女性のライフスタイルを、防犯という観点から考えることを目的に、同委員会が運営するウェブサイト「あんしんライフnavi」や防犯セミナーを通して活動している。

梶原さん今回は自宅での防犯の注意点や対策について、お話をうかがわせてください。私が住んでいるマンションは、入口にオートロックが付いています。それでずいぶん安心感が違うなと思っているのですが。
齋藤さん梶原さん、オートロックが付いていれば安心かというと、そうではないんです。ご自分がロックを解除し、エントランスに入るとき、一緒に誰かが入ってくることってありませんか? よく見かける人ならいいですが、違うフロアの住人なのか、不審者なのか判断が難しいですよね。
梶原さんとはいえ自動ドアはすぐには締まりませんし、もし住民の方だったら、と思うとあまり失礼な態度はとれませんよね。
齋藤さんたとえば、郵便受けを確認しに戻るとか、何か理由をつけて次のエレベーターに乗るようにするのがよいでしょう。エレベーターは個室ですので、夜遅くなどは知らない人と一緒に乗るのは避けたほうがいいです。
梶原さんそうですね、実はそういった時、私は階段を使うこともあります。
藤本さんダイエットにもなりますね(笑)。次は、自宅から出る場合です。ゴミを出しに行く時や、すぐ近くのコンビニに行く時のような、ちょっとの合間もカギは必ずかけておくこと。そして今や「1ドア2ロック」は常識。ドアのカギを2つにすれば、泥棒がカギをあけて侵入するまでの時間を稼くことができるんですよ。泥棒は侵入に時間がかかる家を嫌いますので、侵入をあきらめる可能性が高くなるんです。
齋藤さん実は住宅に侵入されてしまうケースで最も多いのは、カギのかけ忘れなどによる「無施錠」、次いで多いのが窓ガラスを壊して侵入する「ガラス破り」。この2つはさほど変わらない数なんです。ドアはもちろん、窓にも補助錠をつける。そして何より、カギをかけるのを忘れないようにしたいですね。
梶原さんそういえば、あわてて家を出た後に、カギをかけたか気になることがあります。引き返して確認してみるとかかっているのですが、それだけ無意識ということですね。これからは家を出る時は、しっかりと意識してカギをかけるようにしたいと思います。

梶原さん次は家の中にいるときの注意点を教えてください。
齋藤さん梶原さんは、宅配便のお届けや新聞の勧誘の方などが来た時どうされますか。
梶原さんうちの場合はインターホンにモニターがあるので、それで相手を確認してからドアを開けます。
齋藤さんそれはぜひ守ってください。業者さんになりすました不審者が入ってくることも考えられますので、基本は、不用意にドアを開けないことです。また、お宅によってはインターホンにモニターがついてないこともあります。押し入られてしまうと女性はかなわないと思いますので、ドアスコープ(ドアののぞき穴)で確認したり、開ける時もまずはチェーンをしたまま開ける。そして、どういう人が来ているかを確認してから、ドアを開けるようにしてください。
藤本さん荷物を届けに来ましたといっても、女性一人で応対するのは不安な場合もあります。もし集合住宅に宅配ボックスがあるなら、ご自宅にいる時も「今は手が離せないので宅配ボックスに入れてください」とお願いしてみるのもいいと思います。それと、電気やガスの会社から来たという場合も、しっかりと身元を確認してください。
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