第十回:「豊かな自然に癒されるコタキナバル」
コタキナバルは、マレーシア・サバ州の州都です。キナバル山は「アキナバル」、すわわち「祖先の霊が眠る山」という意味で、コタとは「街」のこと。つまり、「キナバルの街」ということになります。標高4095メートルのキナバル山は東南アジア最高峰であり、またサバ州の州旗にもその姿が描かれています。
キナバル山のふもとには、世界遺産にも登録されているキナバル自然公園が広がっています。ボルネオのジャングルは世界最古のジャングルといわれており、この公園にもラフレシアをはじめ特有の動植物がたくさん存在しています。
公園には、「キャノピーウォーク」という、高さ約40メートル、長さ約157メートルの吊り橋があり、ジャングルを下からではなく上から観察することができます。40メートルというと、ビルの10階相当。幅30センチ程度で人が歩くたびに揺れる、かなりスリリングな吊り橋です。ただ、10階相当といっても、足下まで木々が迫っているので、意外と高さは感じないかもしれません。
キナバル公園に向かう途中、サバ・ティー・プランテーションを見つけました。マレーシアで紅茶といえば、キャメロンハイランドのボー(BOH)ティーが有名ですが、熱帯雨林に囲まれたこのプランテーションでは、世界でもめずらしい有機栽培の紅茶を生産しています。随時、工場見学も可能です。
サバを訪れたら見逃せないのがオランウータン。セピロックのオランウータンリハビリテーションセンターが有名ですが、セピロックまで足を延ばす時間がない人にお勧めなのが、ロッカウイ・ワイルドライフ・パーク(Lok Kawi Wildlife Park)。
ここは2007年2月に開園したばかりの動物園で、オランウータンやテングザル、アジア象などを見ることができます。オランウータンは日中でも元気に活動していて、見飽きることがありません。
日本からコタキナバルまでは空路で約5時間半。この常夏の島には、海、山、砂浜、自然など「夏休みの思い出」にしたいことが一年中、満載です。
◆ 第十二回 高級ホテルで至福のひとときを
◆ 第十一回 旅の醍醐味が集約された南の楽園
◆ 第十回 豊かな自然に癒されるコタキナバル
◆ 第九回 大人限定、隠れ家ヴィラ
◆ 第八回 KL近郊のスパ天国
◆ 第七回 ライダーズ・ロッジで乗馬を楽しむ
◆ 第六回 快適なホテルステイ
◆ 第五回 多彩なイベント
◆ 第四回 個性的な建物の数々
◆ 第三回 様々な文化が溶け合う街 マラッカ
◆ 第二回 象と過ごす一日
◆ 第一回 クアラルンプール、その隠れた魅力
マレーシアに関する詳しい情報は、
www.tourismmalaysia.or.jp
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