初夏、新緑の木漏れ日のなかを歩いていると、陽光透き通るやわらかな葉に包まれて心地よい。自然のうつろいを日々身近に感じれる生活は、都会ではとても貴重になってしまった。都会の便利な生活を優先させるのなら、それはあきらめるしかない。そう考えている人は多いだろう。でも、都会と自然の両方を楽しみ、毎日がリゾートといったライフスタイルをテーマにした分譲マンションが、最近数多く現れている。
そんなライフスタイルを実現するマンションを、アーバン・リゾートマンションと呼んでもいいかもしれない。その象徴的な例が、湾岸エリアの再開発とともに建設されつつあるウォーターフロント(水辺)の大規模マンションだろう。それらは、「都心」と「海」との両方を楽しむことのできる、まさに「海」型のアーバン・リゾートマンションだ。
「海」型があるなら、「山」型もあってもいい。首都圏の郊外ではあるけど、「山」型のアーバン・リゾートマンションと呼ぶにふさわしい大規模マンションが最近登場した。道の真ん中に大木が堂々とそそり立っていたり、小さな森にプレイパークやツリーハウスがあったりと、自然豊かなリゾート感覚に満ちている。ガーデニングを楽しむお花畑や、ブルーベリーの果樹園もあり、大木が林立する敷地内は、新築マンションとは思えないほど、緑豊かだ。年輪を重ねた大木は、生活空間に不思議な安心感を与えている。
もともと敷地内にあった樹齢100年近い桜の大木や、小さな森を、できる限り残し生かそうという発想から、この大規模マンションの計画はスタートしている。森があれば、虫もいて、野鳥も飛んでくる。虫や野鳥が住めるなら、人も安心して気持ちよく住むことができるに違いないというコンセプトだ。
木登り、泥んこ遊び、焚き火、秘密基地づくり、それに虫とりと、大人も子供も自然とまるごと一体になって思い切り遊ぶための仕掛けが、このマンションにはたくさんある。プレイ・パークには、遊び方を指南するインストラクターがいて、安全管理やイベント企画、そして教育的見地からのソフト面の仕掛けも充実させている。実際、子供たちは泥んこになって遊び、それを大人たちは目を細めて見守っていた。その光景こそ、アーバン・リゾートマンションたる由縁だろう。
「トムソーヤの森」と名づけられたプレイ・パークの入り口のたて看板には、こんなことが書かれていた。
『ここは自然を楽しみながら こどもからおとなまで
ともだちになれるところです
いろんな遊びをイキイキとできるように
「けがとおやつはじぶんもち」です
おとなは、いっしょに遊びながらこどもたちを
あたたかく見守っていきましょう』
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