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マンションナビ

マンションナビは2010年3月31日をもって終了させていただきました。
マンション購入ガイド

マンション購入ガイド

マンション購入のポイントや住宅ローン、設備に関して解説します。
賢いマンション購入のためのノウハウとアイデアをご紹介。

第6回いつ購入するのか?1 「流行にのるか?流されるか?」

新規購入希望のお客さまから「物件選びをするのに、まず、何からしたらいいですか?」という質問をよく貰います。

いくつかあると思うのですが、その1つは、購入する前に自分の目を肥えさせること……。

新築マンションのモデルルームを何軒かまわっていくにつれて、マンションの設備などにも詳しくなってきますし、せっかく新築マンションを買うなら、あの設備もこの設備もどれもこれも欲しくなってしまうもの……。

実際購入された方々にも、お気に入りの設備が標準装備されていないマンションのモデルルームを見学すると、「○○マンションでは標準装備だったのになぁ・・・」なんてポツリと営業マンに漏らしてみたりした経験がある方も多いと思います。

つまり、「本当に欲しいものが何なのか?」自覚できるわけです。

2005年の住宅情報の調べによると、オプションの人気ランキングのトップはビルトイン型の食器洗浄乾燥機。家事の手間が省けるという点で、人気だけでなく、使ってからの満足度も高いようです。そして、次点に浄水器、システムキッチン以外の食器棚、人感センサーライトと続きます。

近年の首都圏でのマンションブームの後押しもあり、以前に比べて急激に新築マンションの住設備は充実してきました。

以前マンションブームといわれた1994年の様子はどうだったのでしょうか。

残念ながら、人気ランキングはわかりませんでしたが、週刊住宅情報の1994年2月15日号によると、当時の新築マンション購入検討者が「価格が上がっても是非欲しい!」と思っていた仕様設備には、「リビング・ダイニングのフローリング張り」、「主寝室のテレビアンテナ端子」、「子供室のクロゼット」などなどがありました。

これって、今では当たり前の設備ばかり……。

また、1994年のマンションブームの数年前は、いわゆるバブル期でした。今考えると、バブル期のマンションは高級仕様の上、過剰設備なマンションばかりが目立っていたような気がします。その後、バブルがはじけたとたんにそっけないほどムダを省いたローコスト化が図られ、1994年頃というのはようやく本当に必要なものいらないものが論じられるようになってきた時期でした。

その後、1999年から7年連続で年間総契約戸数が8万戸以上を記録したマンションブームが再来。住宅ローン減税など税制面での後押しや、また企業所有の土地が盛んに放出されたことが理由なのですが、その結果、首都圏マンションがそれまでと比べて手ごろな価格で、大量供給されました。

購入者から見ると選択肢の幅が広がり、販売サイドも購入者のニーズに応えるために各社が企業努力を重ね、現在のように住設備の充実した新築マンションが登場してきた……わけです。

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10年ひと昔とはよく言いますが…、以前に比べ格段に住設備が進歩した現在、あれもこれも欲しいといっていたら、予算がいくらあっても足りなくなってしまいます。ン千万円という買い物をすることにより、やや金銭感覚が麻痺し、実際、オプション予算をオーバーしてしまったかなと考える人が31%も存在しているのも事実(住宅情報style 2004年3月10日号より)。

選択肢の幅が広くなった今だからこそ、モデルルームの華やかさやブームなどに惑わされず、あなたやあなたの家族のライフスタイルに必要なものであるかどうかを見極める目が求められているのだと思います

佐藤益弘佐藤益弘(サトウヨシヒロ)
東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。蟒擦泙い畔欷韻隼饂佐浜、(株)ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ゙、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス(株)という3つの独立系FP会社設立に参画する。現在、顧客サイドに立ったシンの独立系FPのネットワーク確立のため、カスタマーソリューションセンター(株)提携ファイナンシャルプランナー、螢┘スバリュー専務取締役として活動中。