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マンションナビ

マンションナビは2010年3月31日をもって終了させていただきました。
マンション購入ガイド

マンション購入ガイド

マンション購入のポイントや住宅ローン、設備に関して解説します。
賢いマンション購入のためのノウハウとアイデアをご紹介。

第7回いつ購入するのか? 「金利の魔術にだまされるな!」

フラット35が住宅ローンの選択肢の一つとなった数年前〜、3月末に引渡しを控えた新築マンションの販売スタッフさんから、愚痴をこぼされたことがありました。

住宅金融公庫融資と銀行ローンの融資が決まっていたお客様から、1月も半ばになった頃…「フラット35の利用をするかどうか迷っているので、もう一度試算をしてもらって利用する住宅ローンを再検討したい!」という申し出があったらしいのです。

販売側からすると、決算期の3月末に引渡しを間に合わせたいものですから大慌て…。ただでさえ審査だけでも数週間かかるのに、お客様が再検討して、書類を書いて、住宅ローン実行の打ち合わせをして・・・なんてやっていたら、あっという間に引渡しの日になってしまうわけで・・・、しかも他のお客様の引渡しについても滞りがあってはいけないということで、ドタバタしたようです。

まぁ、この販売スタッフさんはなんとかこうにかフラット35への切り替えを済ませ、無事に引渡しの日を迎えたようですが…。タイトなスケジュールの中で、お客様本人もバタバタと忙しかったんじゃないかなぁと思います。

とはいえ、住宅ローンはマンション購入をする上で、悩み多き要素のひとつで、きっと最大のものでしょう。

一昔前までは民間銀行は住宅ローンの取り組みに消極的だったものの、今では様々な特色をもった住宅ローン商品が揃っています。しかもゼロ金利解除を受けて、6年ぶりに変動金利が引き上げられ、「いよいよ金利上昇局面です!」なんて報道されたら、どの商品を選んでいいのか益々悩んじゃう上に、なんだか焦りますよね。

ダイヤモンド・ザイの調べによると、住宅ローンを選ぶ際に重視するポイントのトップは、やはり「金利」だそうです。また、10年以上の固定金利を選びたいと考えている方が半数以上を占めています。

確かに、金利上昇の可能性が高い現在、長期に渡って金利が変わらないということは、支払い額も一定で、将来におけるプランも立てやすいですから、その安心感は大きいですよね。

住宅ローンを組む場合、何を重視しますか?(複数回答)
画像

出典:ダイヤモンド社 ダイヤモンドザイ・ザイクラブアンケート
「ゼロ金利解除&住宅ローン」アンケート結果発表! より


年内に住宅ローンを組むと想定した場合、あなたはどれを選びますか? 画像

出典:ダイヤモンド社 ダイヤモンドザイ・ザイクラブアンケート
「ゼロ金利解除&住宅ローン」アンケート結果発表! より

ただ、数年毎に繰り上げ返済の計画を考えている方、退職金で残債を一括返済しようと考えている方、数年後に転職や独立を考えている方、数年後にお子様の進学を控えている方などなど、家族のライフプランによって最適な住宅ローンの選択は異なるものです。

家族ごとに考えているライフプランによっては、長期固定金利のメリットである安心感が、逆にデメリットとなって、かえって割高な住宅ローンになってしまうこともご相談をお受けして多く見受けられます。

確かに金利は気になるところなのですが、単に金利が安いとか固定期間が長いとか、住宅ローンを「点」で考えるのではなくて、自分自身のものさしであるライフプランに照らし合わせて、支払額の試算だけでなく長期スパンのシミュレーションを行ってみることが大切ではないでしょうか?

変動金利の引き上げがなされたものの、以前に比べればまだまだ低金利ですから、あなたとあなたのご家族にあった住宅ローンの形を吟味されてはいかがでしょう。

そうすれば、引渡直前になってから、利用する住宅ローン商品を変更することを検討するなんてことにはならないはずです。

参考:ザイクラブ/アンケート結果発表!

佐藤益弘佐藤益弘(サトウヨシヒロ)
東洋精糖(株)の不動産部門にてマンション開発・販売統括・管理支援などの主任を務める中、FP資格を取得。2000年8月より独立系FPとして独立。蟒擦泙い畔欷韻隼饂佐浜、(株)ユナイテッドファイナンシャルプランナーズ゙、オフィス秀梨&コンサルティングネットワークス(株)という3つの独立系FP会社設立に参画する。現在、顧客サイドに立ったシンの独立系FPのネットワーク確立のため、カスタマーソリューションセンター(株)提携ファイナンシャルプランナー、螢┘スバリュー専務取締役として活動中。