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本年7月、朝日新聞広告特集紙面で移動式プラネタリウム「メガスター」の 派遣を希望する高校を募集したところ、たくさんのご応募をいただきました。 上映会は、その中から選ばれた五つの高校で10月から11月にかけて開催いたしました。 中にはメガスターを開発した大平貴之さんが突然姿を現した会場もあり、 星空を通してさまざまな思いを胸にした生徒たちと交流する場面も見られました。 【主催】 朝日新聞社 【後援】 文部科学省 【協力】 日本科学未来館 【特別協賛】 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー |
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![]() ![]() プラネタリウムの美しさだけではなく、メガスターができるまでの経緯にも興味をもつ学生が多いことに驚かされました。高校生は大人と子供の境目にある多感なとき。卒業後の進路や将来の生き方に悩む時期ですから、彼らならではの受け止め方があったのではないかと思います。 私はごく最近まで、プラネタリウムの製作を仕事にできるとは思っていませんでした。小学生の頃からプラネタリウムを作ってきましたが、高校生のとき、このまま続けて何になるんだろうという漠然とした不安がありました。それでもあきらめなかったのは、これは自分の得意分野だという確固たる思いがあったから、そしてものをつくることが私なりの自己表現だったからです。 本当に自分がやりたいことを見つけるのは簡単ではないかもしれません。でも、一つのことを追求していけば、その先に思わぬ道が開けてくる可能性があります。その感性を養うために大切なのは、できるだけ本物に触れること。その経験は、すぐには結果を出さないかもしれませんが、数年後、数十年後という長いスパンでみたら必ず自分に返ってくるものです。 プラネタリウムの製作を通して、他の様々なジャンルとのつながりも見えてきました。高校生のみなさんにも何か一つこれと思えるものを続けてほしいと思います。メガスターの上映が、そのきっかけになればうれしいですね。(談) |
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おおひら・たかゆき/1970年、神奈川県生まれ。日本大学在学中、個人製作は不可能とされていた光学式プラネタリウムを完成させ、 2003年にメガスター |
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