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低迷期がチャンスというと「へそ曲がり」と思われるかもしれませんが、資産運用では必要な視点です。資産運用に消極的な人がまだ多い今こそ、有利な運用ができるチャンスといえるからです。 運用方法はいろいろですが、「生産」に資本の形で参加することがポイントです。私は企業資本に自分のお金を参加させ、企業と共に利益を得る株式投資は資産運用に向いた方法だと考えています。 また、分散投資によってリスクを縮小させるのも重要なことです。今はより多様な分散投資がやりやすくなっています。日本株の銘柄を分散させるだけでなく、外国株にも投資し、国際的に分散させる状態が理想的です。 近年、急成長している新興国市場などは、分散投資先が増えたととらえることができ、投資家にはプラスの変化だと思います。また、ローコストで海外投資できる商品が供給されるようになってきたことも、投資環境改善の要因です。整いつつある環境を活用して有利な投資ができれば、資産形成に大きな力となるはずです。 投資はスポーツのように体力が必要ということもなく、また車の運転や写真撮影のように資格や技術が求められるわけでもありません。必要なのは、何に投資するかという意思決定だけなのです。そういう点では、老若男女が同等に戦えるフィールドといえるでしょう。 また、同じ時期に同じ金融商品をもっていれば、そこから得られるパフォーマンスは誰でも同じというのも投資の特徴です。もちろん、いつの時代でもリスクはありますが、今は舞台に上がる好機だと思います。 (談) |
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| やまざき・はじめ/1958年北海道生まれ。81年東京大学経済学部を卒業して三菱商事に就職。以後、12回の転職のなかで、ファンドマネージャーなどの立場から多くの資産運用に従事。現在、経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。著書は『新しい株式投資論─「合理的へそ曲がり」のすすめ』(PHP新書)、『「投資バカ」につける薬』(講談社BIZ)、『お金をふやす本当の常識─シンプルで正しい30のルール』(日経ビジネス文庫)など多数。 | |
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