テレビや雑誌などで話題の「メタボリックシンドローム」。ちょっと難しい言葉ですが、実は私たちの健康を左右する重大なキーワードなのです。そこで、「メタボリックシンドロームは何?」という疑問からその影響、予防法まで、健康を維持するために知っておきたい内臓脂肪についての基礎知識を北里研究所メディカルセンター病院・内科の杼窪豊先生に伺いました。
北里研究所メディカルセンター病院 内科 杼窪 豊先生
[プロフィール]
とちくぼ・ゆたか/昭和52年、北里大学医学部卒業。
専門は、内科・呼吸器。国立がんセンター、北里研究所病院などを経て、平成元年より北里研究所メディカルセンター病院内科に勤務。内科専門医。
 メタボリックというのは「代謝」という意味で、代謝とは体に必要なものを取り入れたり、有害なものを無害にするなど、体にとって非常に重要な働きです。メタボリックシンドロームとは、過剰な内臓脂肪によって糖や脂質などの代謝のバランスが崩れ、高血圧、高血糖、高脂血症が軽度であっても、将来脳や心臓の血管障害の発症リスクが多重的に高まっている状態を指します。

  具体的には、メタボリックシンドロームは内臓に脂肪が過多に蓄積された「内臓肥満」に高血糖、高脂血症、高血圧がいっしょに存在している状態です。内臓脂肪は、適切な量であれば糖の代謝に必要なインスリンの役割を補強し、血糖を適正に下げるなどよい役割を果たします。

  しかし内臓脂肪が多すぎると、脂肪組織や筋組織において糖の取り込み能力が低下し、糖代謝に必要なインスリンがうまく働かなくなります。これらの結果から高血糖、高脂血症、高血圧が軽くても、各種の生活習慣病と同様に脳卒中、心臓病といった重大な血管障害を招きやすくなります。
 病院では中性脂肪や善玉コレステロールの量、血圧、血糖値などを測定して診断を行いますが、一般の方でも簡単にチェックできるのは腹囲(お腹周り)の測定です。おへその高さで腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上あれば、内臓肥満の状態である可能性が極めて高いといえます。

  ただし、見かけは痩せていても、内臓にはたっぷりと脂肪がついているというケースも少なくありません。また、コレステロール値や血圧、血糖値などの個々の検査結果は正常値を少し超えるぐらいであっても、それらが複数ある状態であればメタボリックシンドロームの可能性が高くなります。
身長 cm(半角)  
体重 kg(半角
標準体重 kg BMI指数

判定 低体重 普通体重 肥満
BMI指数 18.5未満 18.5以上
25未満
25以上
食後の中性脂肪の上昇を抑制するグロビン蛋白分解物を配合した「清祥茶房」
「食後の中性脂肪の上昇を抑える」と、いま注目を集めているのが「グロビン蛋白分解物」という動物性蛋白を酵素分解して得られたオリゴペプチドの混合物。グロビン蛋白分解物は、小腸で脂肪を分解する酵素の役割を抑制し、体内へ吸収される中性脂肪の量を減らします。森永製菓では、日本人が食事の際に無理なく摂取できる食品形態として「お茶」を採用し、グロビン蛋白分解物を配合した「清祥茶房」を開発。中性脂肪の吸収抑制効果が期待できる「特定保健用食品」として、厚生労働省から認可されています。
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