厳しい競争に勝ち残るためにはどのような受験生活を送ればよいのでしょうか。「AERA with Kids」は小学校低学年のお子様を持つお父様、お母様に向けて、受験生活をサポートするセミナーを開催しました。
セミナー概要
日時: 2009年8月6日(木) 会場: 浜離宮朝日ホール(小ホール) 参加費: 無料
親と子は、鏡のような関係
子育てには2つの目的があります。ひとつは私たちが願っているように、子どもが社会で自立し、幸せになることです。もうひとつは親や教師が子育てを通して人間的に成長し、幸せになることです。親や教師が成長していく姿を見て子どもは成長し、親や教師が幸せであれば子どもも幸せになりやすいのです。両方とも鏡のような関係です。
どんな子どもも可能性に満ちている
子育てには小さなことをいくつも積み重ねていくことが大事です。小学校教育で起こることの一つひとつはすべて小さなことなのです。しかし、後で振り返ってみるとそれがとても大事なことで、小さなことを積み重ねていくことが大きな成長に結びつくのです。
どんな子どもも可能性に満ちていると私は信じています。子どもに限らず、すべての人は可能性を秘めています。その人が成長する過程では、どんな大きな力があるのか、誰にも分からないことなのです。
子どもの可能性を、伸ばす親と、つぶす親
子どもの可能性を伸ばす親と、せっかく持っている可能性をつぶしてしまう親がいます。子どもの可能性を大きく伸ばしてあげられる親は、誰よりも子どものことを信じている親です。
子どもを信じてあげるだけではなく、どう接し、どんな習慣を付けるかということが大切です。そのためには(1)早寝早起き、朝ご飯(2)テレビの視聴時間を少なくする(3)読書や読み聞かせをする(4)お手伝いをさせる(5)勉強の5つを習慣づけましょう。親がいくら「勉強しなさい」と言っても、子どもは素直に聞くものの、なかなか行動には移しません。親が言えば言うほど勉強が嫌いになってしまうものです。それよりも、勉強をしたらたくさんよいことがあり、勉強は楽しいことだと教えてあげてください。また、子どもだけでなく、大人の親も常に勉強をしていて、それが楽しいことなのだと子どもに理解させてください。
子どもを否定するのではなく肯定する
子どもを伸ばすためには、子どもの話をよく聞き、笑顔を心がけ、ほめることです。効果的にほめるためには「ありのままを」「気前よく」「具体的に」「タイミングよく」「プロセスも」愛情を持ってほめ続けることが原則です。子どもを否定するのではなく肯定してあげましょう。温かな家庭の中でこそ、子どもは大きく伸びていくのです。

中井 俊已
なかい・としみ/1959年生まれ。長崎大学教育学部卒。私立小・中学校で23年間教壇に立った後、2005年4月から作家・教育コンサルタント。著書は、『子どもの「いいところ」を伸ばすほめ言葉ブック』『学力も人間力も伸ばす子育て51のヒント』『思いやりを育てるしつけ51のヒント』『ラッキー!』『ハッピー!』『元気がでる魔法の口ぐせ』『マザー・テレサ愛の花束』など、36冊。執筆や講演などを通して、親も子も幸せになれるメッセージを伝えたいと活動している。(公式HP http://www.t-nakai.com/)












