Rikkyo Vision Portal 時代の変化に「挑む。」立教からの挑戦
立教大学7つの挑戦学部の冒険学生の熱中力
文学部の冒険 文学が熱い
渡辺信二(文学部長)
Watanabe Shinji 1949年11月生まれ。1973年東京大学文学部英語英文学科卒業。1977年東京大学人文科学研究科英語英文学専攻博士課程中退。研究分野はアメリカ詩。19世紀の詩人たちや20世紀のモダニスト、あるいは、現代詩人を経て、現在は、植民地時代の詩人たちに学んでいる。
渡辺信二(文学部長)
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理学部の冒険
理学部の最新の取り組みをレポートします。ご期待下さい。
文学が熱い。文学はつねに熱い。
 文学のみに可能なこととは何か。
 それは、感動を知る、感動を生む、感動を共有することです。
 ここでいう文学とは、詩や小説だけでなく、哲学、歴史、宗教、教育全体です。文学には、自国はもちろん、見知らぬ土地、見知らぬ時代、また、異なる言葉で生きる人々の姿があります。彼ら彼女らの喜怒哀楽を知り、等身大の人間として現前化する想像力が、文学の培うものです。そして、この想像力が感動を生むのです。
 では、文学部教育に可能なことは何か。
 それは、一人ひとりの想像力を豊かにし、互いへ敬意を払うことです。
 現在、あらゆる学問分野が科学として細分化され、すべてをデータ化し、法則化し、客観化しようとしています。しかし、文学のみがなお、人文学すなわち人間の学問として、データに出来ない個性を重視し、法則化できない他との違いを大切にし、客観性よりは個別の主観に価値を見いだします。
ヴェンダース、マズア、谷川俊太郎、村山由佳:文学部100周年記念事業で感動の共有を
ヴィム・ヴェンダース氏講演会より  『聖書』を英語で教えることから始まった立教学院が133周年を迎える本年2007年は、立教がまさしく大学を名乗り、文科(現文学部)と商科(現経済学部)を設置してから100年目となります。これを記念して、さまざまな事業を3年間展開します。昨年度はたとえば、世界的映画監督ヴィム・ヴェンダース氏や、世界的指揮者クルト・マズア氏を迎えました。今年は、芥川賞作家多和田葉子氏、シェイクスピア学者小田島雄志氏、日本現代詩の第一人者谷川俊太郎氏、代表的な日本女性詩人伊藤比呂美氏の講演会が開かれます。なお、谷川・伊藤両氏の司会は、本年度川端康成文学賞受賞の小池昌代(本学特任教授)です。また、12月には、本学出身で直木賞作家の村山由佳氏原作の映画『天使の卵』を上映します。文学の感動とは何か、その一端を共有できればと願っています。
蘇る若き感動:文・経共同100周年記念企画『立教人たちの履歴書』
「立教人たちの履歴書」WEBサイト 100周年をともに迎える経済学部との共同企画『立教人たちの履歴書』もまた、感動を蘇らせます。21世紀に入って世情がますます変化を速め、未来が見えにくい今こそ、過去を振り返り、広い意味での学びを求めていく必要があります。この観点から、各界でご活躍されている立教大学卒業生の方々に、若い頃に何を考え、何を悩み、何に感動したかを披露していただくのが『立教人たちの履歴書』の目的です。本学卒業生の若い頃の記憶や経験は、必ずや、在校生や教職員ひいては社会にとっての大切な学びの契機となります。これはまた、立教大学のかけがえのない財産となり記憶となり、同時に立教が未来に向けて生きることそのものともなるでしょう。
学生たちが熱い−学生たちの「100祭」
 昨年度、教員とは別に、学生たち有志が略称「100祭」と呼ばれる「立教大学文学部100周年記念事業学生実行委員会」を結成しました。10月29日のホームカミングデー(校友の集い)に合わせて、10月27日から30日までの「文学部カフェ」の運営、鳥飼玖美子(本学異文化コミュニケーション研究科教授)の講演会開催、小池昌代(本学特任教授)を審査委員とした「詩をつくろうコンクール」の実施などを行いました。今年はどんなイヴェントを企画するのでしょうか。
「豊島区を知る、考える、創る」 豊島こども大学
 文学部100周年記念事業のひとつとして現在進んでいる企画に「豊島こども大学」があります。これは、豊島区、東京芸術劇場、立教大学文学部の3者が共同で「豊島区を知る、考える、創る」をテーマとし、こども、地域、大学の三者をつなぐプログラムを「大学」として展開しようとするものです。これによって、立教大学が地域にさらに根付き連携を深めるとともに、大学としての教育、研究活動を進化・発展させることを期するものです。豊島区在住・在学の小学校や中学生を対象に「豊島区を歩く」「豊島区の人を訪ねる」「豊島子ども芸術祭を創る」などを企画し、順次、実施してゆきます。
次の100周年へ向けて−真の学びへ
 上記したさまざまな企画は、文学の伝統的使命を確認します。しかし同時に、研究教育が日常的に重要であることは当然です。06年度から始まった新カリキュラムでは、1人ひとりの能力が最大限に伸びるように「履修モデル」を提示し、学生1人ひとりの問題意識、学習意欲へ的確に対応しています。
 文学部の基本は本を読むことですが、この作業は、時空を超えて他者の声に耳を傾けること、敬意を払うことに他ならないのです。そして実は、こうした他者への思いこそが、この21世紀、さまざまな民族が交流する世界において、もっとも大切なことだと確信しています。
 さらになお、文学は、熱くあらねばなりません。
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"" INVENTION01: 文学が熱い - 渡辺信二(文学部長)
"" INVENTION02: 確かな基礎力の充実を - 檜枝光太郎(理学部長)
"" INVENTION03: 福祉をスポーツの視点から - 福山 清蔵(コミュニティ福祉学部長)
"" INVENTION04: 続ける!経営学教育の革新 - 白石 典義(経営学部長)
"" INVENTION05: メディアを読み解く - 砂川 浩慶(社会学部メディア社会学科准教授)
"" INVENTION06: 映像身体学の創出へ向けて - 佐藤 一彦(現代心理学部映像身体学科教授)
"" INVENTION07: 実践への躍進 - 橋 信隆(法学部長)
"" INVENTION08: 経済学部百年目の挑戦 - 小林 純(経済学部長)

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