上記したさまざまな企画は、文学の伝統的使命を確認します。しかし同時に、研究教育が日常的に重要であることは当然です。06年度から始まった新カリキュラムでは、1人ひとりの能力が最大限に伸びるように「履修モデル」を提示し、学生1人ひとりの問題意識、学習意欲へ的確に対応しています。
文学部の基本は本を読むことですが、この作業は、時空を超えて他者の声に耳を傾けること、敬意を払うことに他ならないのです。そして実は、こうした他者への思いこそが、この21世紀、さまざまな民族が交流する世界において、もっとも大切なことだと確信しています。
さらになお、文学は、熱くあらねばなりません。