映像身体学科では「4k技術」をベースに今、次世代映像コンテンツの開発に取り組んでいます。2007年には、オリンパス社製の4kカメラシステム「オクタビジョン」を用いて、約20分の4kコンテンツ『Rの風景』を制作しました。『Rの風景』は、立教大学の頭文字である「R」を意味するもので、新座キャンパスの未来的な建築造形を舞台に、勅使川原教授のダンスや野球部、馬術部などにも協力をしてもらい、次世代の超高精細・大型展示映像の可能性をさぐるためのシーンを数々撮影。4kカメラでは国内初の本格的コンテンツとして、他大学の画像工学の専門家やSONY、NTTなどの研究所スタッフからも高い評価を得たものです。撮影では映画やテレビで仕事をするプロのスタッフに加わって、映像身体学科の学生有志も参加しました。映像身体学科ではこうした実際の制作の現場を体験できるという意味でも新たな試みを行っています。
4kコンテンツの制作手法の研究開発はこの他にも行われており、2007年10月には新橋演舞場で中村勘三郎さんの歌舞伎「連獅子」などを慶應義塾大学の研究チームと合同で撮影。今後、劇場イベントやコンサート、スポーツイベントなどへの4k技術の展開を予測しています。更に2008年度には、元宇宙飛行士の毛利衛氏が館長を務める日本科学未来館(東京・台場)で上映するための「本格的4k科学コンテンツ」を、映像身体学科を主体に制作し、広く一般に公開する予定です。