パソコン部での楓さんの役目は、部長のほか、何でも教えてくれる、頼りがいのある先生でもあるようだ。わからないことがあると、部員たちは彼女に助けを求める。「ホームページは好きなように作ってくださいって、部員の自主性に任せています。あれこれ決められたことをするより、自由にやる方が楽しいじゃないですか。私たちの作ったページをせっかく見にきてくれるわけですから、楽しいページにしたいですね」
 「自己満足かもしれませんが、ホームページのアクセスカウンターがあがるとうれしいし、部員のページが着々と完成していくのも、見てて楽しい。それに、外国の方から『写真がいっぱいあって、楽しいページですね』と電子メールで感想が送られてきたり、目に見えた反響がくるのはすごいと思います」。彼女のいまの悩みは、部員の作ったページを見るので忙しく、自分のページを作る時間がないことだ。パソコン部顧問で情報処理係でもある山口教諭は「文章が多少おかしくても、生徒たちの手作りということを前面に出したいので、そのまんま公開しています」と付け加えてくれた。
 菊華中学・高等学校のホームページは、動画やBGMもあり、なかなか凝ったつくり。同校のカリキュラムや学園生活がわかりやすく紹介されている。なかでも、ぜひのぞいて欲しいのは「菊の園の乙女たち」のなか。生徒が先生を紹介する「職員室」や、こまめに更新される「パソコン部のページ」などがあり、生徒たちの生の声が聞こえてくるようだ。また、小話を集めた「オキュパッチョン」や、「数学・翻訳コンテスト」など、ただ見るだけでなく、参加できる楽しさも魅力だ。


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