受験本番まであと4ヵ月。受験校決定のタイムリミットも、いよいよ迫ってきました。高校は3年間の生活や、その後の進路などを考えて選択すべきもの。そこで明倫ゼミナールの代表取締役であり理事長の杉藤清行さんに、志望校の選び方や効果的な受験対策などをお聞きしました。
私立高校では、受験生と保護者に向けて学校説明会が行われます。教育方針やカリキュラム、学校生活、入試要項などが紹介されますが、そのスタイルはさまざま。複数の学校が集まる合同説明会では、学校ごとにブースが設けられます。個別相談になりますから質問がしやすく、適切なアドバイスを得られるメリットがあります。一方、学校別の説明会のメリットは客観的に見聞きできることです。概要だけの情報収集にとどまらず、自分の目で学校全体を見て総合的に判断することが大切です。学校を知るには、文化祭や学校祭が絶好のチャンス。親は平日の雰囲気を確かめたり、駅やバス停で在校生たちの会話や行動に目を向けるのも本質を見極める手段のひとつです。在校生の保護者などに実情を尋ねるのもいいですが、主観的な意見はうのみにしないことが大前提。とくに、受験に関するうわさなどは気をつけたいところです。塾の講師からの情報も、ぜひ参考にしてください。
親が行かせたいと思う学校から、足を運ぶのがいいでしょう。というのも子どもたちは、現地を訪れると不安感が払拭されて、「行きたい」という気持ちが高まります。しかし、あまりに多くの学校を見学すると混乱してしまいますから、あらかじめ好ましい学校を決めておくといいでしょう。また10月〜11月にかけては、オープンスクールも開催されます。その際チェックしたいのが、トイレと掲示板。トイレは「生活指導やしつけが行き届いているか」、掲示板の中身は「どんなことに力を入れているか」が分かります。公開授業では、教師と生徒がきちんと向き合っているかなどをじっくり観察してください。
私立高校を選ぶとき、決め手となるポイントは3つあります。まずは、クラブ活動。これは自分が打ち込める、もしくは挑戦してみたいクラブ活動の有無だけでなく、世に知られた卒業生の存在も大きな要因になります。「あの人と同じ学校」と、卒業してからも誇りに思う母校になるからです。2番目は楽しく過ごせること。3番目は卒業後の進路。大学進学・専門学校進学・就職など、様々な選択肢を視野にいれ、学校選びを考えましょう。また大学進学では、普通の高校に行って大学受験をするのか、もしくは大学附属校を選んで系列大学へ進学するのか、また大学附属校でも外部受験しやすい学校を選ぶのかで大きく変わります。親子間でよく話し合って、目的を明確にしてください。男子校・女子校と共学校については、近年では共学校が多くなってきています。
大きな違いは、授業料と入試制度にあります。入試については、公立高校の場合は学力審査だけでなく、内申書も合否の判定に用いられます。私立高校は独自に入試問題を作成していて、推薦入試においては学科試験にとらわれず、クラブ活動での実績や特技など個性を重視する傾向もあります。3年後の大学入試を受験で目指す方は、公立の進学校で切磋琢磨するか、私立の面倒見の良い高校でがんばるか、しっかり吟味して選ぶことが大切です。また、私立高校は同窓会のつながりが緊密的で、特に大学附属校ではその傾向が顕著であるといえるでしょう。
受験生にとって3学期は、追い込みに入ります。この時期にどこまで成績アップを達成できるかが、勝負の分かれ目になります。当然のことながら「今の成績で志望校に合格できるのか」「苦手科目が思うように伸びない」など、悩みの種は尽きません。あせりや不安を断ち切るためには、勉強法にもコツがあります。それは、得意教科に重点を置くこと。人間は努力の成果が表れると、やる気が生まれます。苦手教科に専念して伸び悩んでしまうと、やる気が薄れて全体の成績さえもダウンしかねません。ポジティブ発想の学習方法で、高得点の獲得をめざしましょう。また難関私立の場合、どうしても解答できない難問があります。こだわりすぎず、「この問題は捨てる」という判断力を身につけることも必要です。問題集などで演習を繰り返して応用力を鍛え、本番に向けて自信をつけましょう。
子どもの健康を第一に考えること。バランスのよい食事はもちろん、生活のリズムを整えることも大切な役割です。受験生の大半は夜の勉強に備えて、学校から帰宅するとひと眠りしたがります。昼寝をするなら、30分以上は厳禁です。睡眠から覚醒へ脳の切り替えがスムーズに行われる、15〜20分程度が適当です。受験生の生活リズムは静かな夜型になりがちですが、多少の雑音はかえって脳を活性化させるともいわれています。入学試験が朝から昼にかけて実施されることも考慮して、「夜更かしをしすぎず、定刻に起きる」「朝食をしっかり食べる」などの習慣づけをサポートしてください。できれば子どもが就寝するまでは、親も起きているように心がけてください。また、子どもの心理状態も把握しておきましょう。親が思っている以上に、子どもたちは受験のプレッシャーを感じているものです。勉強に気乗りしない態度を見て、口うるさく言ってしまうと、子どもたちの心にはますます乱れが生じます。学校からまっすぐに帰ってこないなど、いつもと違う様子に気がついたら、ゆっくりと時間をかけて子どもの話に耳を傾けてあげてください。試験当日は、「今までがんばってきたんだから、結果を気にせず落ちついてのぞみなさい」と笑顔で送り出したいものです。
自宅から正門までの通学時間、電車やバスの混み具合、時刻表、学校周辺の様子など。
どんな生徒の育成をめざしているのか。
学習は生徒の自主性に任せているのか、学校主導の補講など支援体制が整っているのか。校則は厳しいのか。生活指導にも力を入れているか、など。
校舎や体育館、グラウンドなどの一般教育施設は充実しているか。パソコンなどの設備は新しいか。生徒数に見合った数が配置されているか。補習や自習ルームはあるか。校内はきれいに掃除されているか、など。
各教科の時間数や時間割、課題の量や内容、夏休みなどの講習や補習など。
入りたいクラブ活動はあるか。クラブ活動の参加率や活動日数、合宿の有無など。また修学旅行の行き先や文化祭の内容、英語検定や漢字検定など各種検定への取り組みなど。
見かけた生徒の服装や持ち物、あいさつの有無など。
系列大学への進学率や他大学・短大・専門学校の合格者数、主な就職先、資格取得など。パンフレットに掲載されていない場合は、忘れずに質問を。
これが保護者会だったら…と想像して、自分が居心地よく感じられるかどうか。
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| 学校名 | HPアドレス(リンク先) | |
|---|---|---|
| 愛知啓成高等学校 | http://www.keisei.ed.jp/ | 高等学校 |
| 愛知工業大学名電高等学校 | http://www.meiden.ed.jp/ | 高等学校 |
| 菊華高等学校 | http://www.kikuka.ed.jp/ | 高等学校 |
| 修文女子高等学校 | http://www.joshi-ko.ichinomiya.ac.jp/ | 高等学校 |
| 大成中学校・高等学校 | http://www.tcp-ip.or.jp/~taisei/ | 中学校 |
| http://www.taisei-hi.ed.jp/ | 高等学校 | |
| 中部大学第一高等学校 | http://www.chubu-ichi.ed.jp/ | 高等学校 |
| 東海中学校・東海高等学校 | http://www.tokai-jh.ed.jp/ | 中学・高等学校 |
| 東海学園高等学校 | http://www.tokaigakuen.ed.jp/ | 高等学校 |
| 同朋高等学校 | http://www.doho-h.ed.jp/ | 高等学校 |
| 名古屋国際中学校・高等学校 | http://www.nihs.ed.jp/ | 中学・高等学校 |
| 名古屋経済大学高蔵高等学校・中学校 | http://www.takakura-hj.info/ | 中学・高等学校 |
| 名古屋女子大学中学校 名古屋女子大学高等学校 |
http://www.meijodai.ed.jp/ | 中学・高等学校 |
| 人間環境大学岡崎学園中学校・高等学校 | http://www.okazakigakuen-h.ed.jp/junior/ | 中学校 |
| http://www.okazakigakuen-h.ed.jp/ | 高等学校 | |
| 春日丘高等学校・中学校 | http://www.haruhigaoka.ed.jp/ | 中学・高等学校 |
| 名城大学附属高等学校 | http://www.meijo-h.ed.jp/ | 高等学校 |
| 弥富高等学校 | http://www.yatomi-h.ed.jp/ | 高等学校 |
