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中井 最近はセカンドライフに悩みを持つ人が多いと聞きます。実際はどうなのでしょうか。 深野 年金不安などの世相を反映してか、セカンドライフに関した相談は非常に増えています。「少しでもお金を増やしたい」といった声が特に多いですね。 中島 金融商品がたくさんありすぎて、どれを選べばいいのか分からなくなっていると思うんです。気軽に行けて、分かりやすく説明してくれる場があるといいのですが。 |
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瀧口 確かに私たちの営業店にもセカンドライフに関する悩みを持つお客さまがたくさん来られます。そういった方には、まず何に悩み、何を目指しているかをじっくりうかがいます。その上で、それぞれのライフスタイルに合ったプランを提案しています。全国66拠点の「SMBCコンサルティングプラザ」では土・日・祝日の営業も始めましたので、休日にご相談いただくことも可能になりました。 中島 それはうれしいですね。いっそのこと、カフェを一緒にしたらどうでしょう。今よりずっと足を運びやすくなると思うのですが。瀧口 それは貴重なご意見ですね。ありがとうございます。現状はカフェとまではいきませんが、サロンに近いスタイルで堅苦しさの感じられない店舗も順次増やしていまして、日頃から、お客さまには気軽に立ち寄っていただいています。 中井 お金のことで悩んだときは、銀行もしくは専門家に相談するのがベストということでしょうか。 中島 私はまず身近な友達に相談しています。私たちの世代って、意外と普段から友達同士で情報交換をしている人が多いんですよ。「今はこの金融商品がいいみたい」とか。でもそれが正しいかどうか分からないので、結局行動には結びつかないんです。だから銀行にも相談に行きづらいんですね。こういった時に、気軽に参加できるセミナーがあるとうれしいのですが。 瀧口 私どもの営業店では、少人数制のセミナーを定期的に行っています。セミナーには、確かにご友人と参加される方が多いですね。そこで情報収集して、ご友人同士で踏み込んだ話をされているようです。 中井 ではセカンドライフを考えるうえで大切なことは何でしょうか。 深野 やはり対話でしょうね。私のところにはご夫婦で来られる方が多いのですが、そこでセカンドライフで何をやりたいかを紙に書いてもらうんです。すると、書き上げた紙を見てお互いに顔を合わせてびっくりされるんですよ。「えっ、そんなことを考えていたの」って。一方、よく対話されているご夫婦だと、二人で相談しながらスラスラと書き上げていきますね。それはもう見ていてすてきな光景です。 瀧口 よく分かります。以前、ある金融商品について奥さまにひと通り説明した後、別の日にご主人にも説明する機会がありました。その方は、ひと通りご説明したところ手続きに入る際、「女房からもよく聞いているから」と印鑑や免許証をサッと出してこられたんです。限られた時間の中で、ちゃんと対話する機会を持たれたのでしょうね。中井 まず対話する場を作ることが大切なのですね。では夫婦げんかにならないように、セカンドライフについて具体的に話を進めるコツとは何でしょうか。 中島 すごく難しい質問ですが(笑い)、例えば二人で食事に行った時に「あなたは何がしたいの?」と聞いてみてはどうでしょう。「世界一周旅行がしたい」と答えるかもしれませんし、退職後に田舎暮らしを始めたいのかもしれません。こう考えていくと、夢のある話に思えてきますよね。二人で会話するときには、まずこういった楽しいイメージを持つと話しやすくなると思います。 深野 おっしゃる通りで、まずそこからスタートして、少しずつ思いをかたちにしていく。必要な資金やお金をどう色分けしていくかは、その後の話ですね。 中井 マネープランをかたちにする前に、人生をどう楽しむのか。セカンドライフを考えるうえで、大切なキーワードになりそうですね。 瀧口 そうですね。私どももまずはお客さまの目線に立って、「どう人生を楽しむか」を一緒に考えていきます。お悩みや夢、希望をうかがって、お客さまと一緒に解決していくことが私どもの目指すコンサルティングです。お客さまとそういう時間を共有できることが喜びなのです。ぜひお気軽にお越しください。深野 平成18年の4月以降、これまで一般的に60歳だった定年が段階的に引き上げられる予定です。働き続けたい人には朗報かもしれませんね。セカンドライフは、生活スタイルの変化や、災害、事故によっても変わってくるものです。一年に一度は必ず見直すようにしてください。 中島 そのためにもやはり、最終的には銀行や専門家の方に相談するのが良いということでしょうね。私は、隣近所の方や身近な友人と、ずっと仲良くしていきたいと思うんです。自分の身に何かあった時に頼れるのは、家族を除けばその方たちしかいないでしょうから。今後のセカンドライフをどうするか。家に帰ったら、夫と話し合ってみようと思います。 中井 身近なパートナーの方と対話することで、すてきなセカンドライフが実現していくということがよく分かりました。今日はみなさん、ありがとうございました。 |
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なかい・あき/ニューヨーク生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。 1993年NHKに入局し、96年に同局を退職。現在はフリーアナウンサーとして、テレビの司会など 多方面で活躍中。証券外務員、ファイナンシャルプランナー、DCプランナーなどの資格を持つ。 |
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