こだわりのお中元特集



―朝の情報番組では、体当たりレポーターとしてご活躍中ですね。

庄司アナ 私の場合、なぜかタコに吸いつかれたり、スズメバチと戦ったり、蚊が100匹いる部屋に放り込まれたり(笑)、体を張った取材が多くて大変です。

―そのあたりの裏話などをまとめた「体当たりリポーター庄司麻由里のへのカッパ」というエッセイ出版されたとか。

庄司アナ ありがとうございます。取材中の裏話などもふんだんですから、読んでいただくと番組が100倍面白くなりますよ(笑)。父が役者でかなり変わった家庭だったこととか、私自身も恥ずかしながら女優をやっていたこととか、他にもいろいろ書いておりますので、皆様ぜひ読んでください!

―本を出版されたあとも、取材の裏話など、ブログに書いていらっしゃるそうですね

庄司アナ 去年の夏まで、パソコンに触るだけでアレルギーが出るくらいだったのですが、本を出版するために一念発起してパソコンをやり始めたら、文章を書くことは楽しいし、それを発信するのも面白くて・・・。 インターネットはまだまだ初心者だったのですが、半年ほどでブログを日々更新するまでになって、今はその上達ぶりは我ながら大したものだと思っています(笑)。

  インターネットのおもしろいところは、たとえば仕事で地方に行ったりすると、よく書き込みをしてくださる方がハンドルネームで話しかけてくる。「なぜあなたがここに?」と驚くと、「ここに住んでいるんです」と。ついつい近所の友達のようなつもりで頂いたメッセージを読んでいたのですが、実は日本全国どころか、パリだのシドニーだの、世界中からアクセスしてくれているのだと実感しました。

 


―今年もお中元の季節ですが、お仕事柄多くの方に贈られるのでしょうか。

庄司アナ 実家の分も含め30件以上、わたしが手配をしてお贈りしていますが、仕事関係の方には一切贈らないことにしているんです。たとえば上司が代わったら、前任の方にはどうしようとか悩むでしょう? 仕事がお中元・お歳暮で左右されるなんてことは、実際はまず無いと思っています。仕事でお世話になった方には、仕事に全力で取り組むことで、感謝の意は伝わります。それで主人とも相談してスッパリ。そうしたらすごく安心して気が楽になりました(笑)。

  もっと言えば、「贈らなきゃいけないかしら」と迷ってしまう方には贈らなくていいのでは(笑)。義務だと思うから面倒だったり、出費が気になったりするのではないでしょうか。

―では庄司さんはどんな方にお中元を贈るのですか?

庄司アナ 私の場合、実家の分も引き受けていてかなりの数になるのですが、父も贈り先については同じ考え方なので、ほとんど友人関係ですね。先方は盆暮れというより季節のものをくださる方が多くて、あの方はさくらんぼのおじさんとか、この方は手作りジャムのおばさまとか、父の関係の方も、私は子供のときからいただいているモノで覚えているんです(笑)。

  きっと皆さん、義務・虚礼で贈るのをやめてしまったら、代わりに本当にお贈りしたい方が見えてくるんじゃないでしょうか。それがご両親やご兄弟かもしれませんよね。


―では、どのような品物を贈られるのですか。

庄司アナ みなさんに同じ品物を贈るわけではなく、相手が、老夫婦の方なら、たまに手抜きできるように有名店のカレーのセットにしようとか、息子さんのご家族が夏休みに帰省するだろうからみんなで食べられるものにしようとか、贈る方の家族構成を思い描きながらお贈りしています。

  お中元やお歳暮って、普段あまりお会いできない方に年2回思いをはせる、そうして、その方に「私は元気ですよ」って伝える、とてもいい機会だと思うんですよ。そう考えると、私自身も品物を選ぶのがとても楽しくなります。

―これまで、とくに喜ばれたもの、受け取って嬉しかったものはありますか?

庄司アナ いつもお酒をお贈りしていた方がマラソンを始めたと聞いて、健康に良いモノにしようと思い、ちょっと珍しい100%のジュースに変更してお贈りしたところ、大変喜んでいただきました。私がいただいて嬉しかったのは、京都の知る人ぞ知る浅漬けだったかな。串揚げセットというのも楽しかったです。なんだか食べ物ばかりですみません・・・(笑)。


―バラエティ豊かなお中元を実践されているようですね。では、品物はどのように選ぶのでしょうか。

庄司アナ 仕事と家事の両立で日々忙しいので、デパートなどのカタログで探す場合が多いですね。もちろん、番組でゲストの方が紹介したもの、自分が取材したものの中で印象に残ったものを、ということもしばしばあります。

―最近はインターネットを利用されることもあるとか?

庄司アナ インターネットは修行中の身ですから、手配から決済まで全部というのはこれからチャレンジしようと思っているところなんです。でも、ネットで探して電話で注文という形ではすでに利用しています。それこそ北海道から沖縄まで、本来そこに行かなければ手に入らないものが、ネットならカンタンに探せるし、そのまま買うこともできる。本当に便利になりましたよね。私の本も、本屋さんになくてもインターネットなら全国どこからでも確実に購入いただけます(笑)。

  また、私は「山形セレクション」なるものの選考委員をおおせつかっているんですよ。サクランボとか山形牛とかラ・フランスとか、県の名産それぞれの最高級品を何人かで選び、それが県のお墨付きになる。産直品をネットを通じて人様に直接贈るのは、実物を見られないだけにちょっと不安という方も、こういうものを利用すれば安心ですよね。もちろん、山形県だけでなくいろんな自治体や団体が同じようなことをやっているでしょうけれど、私は今年のお中元は山形でいこうと考えています(笑)。お歳暮のころには全部ネットでできると思いますし(笑)。

―どうもありがとうございました。

 

庄司麻由里(しょうじ・まゆり)
TBS「はなまるマーケット」出演中の人気リポーター。NHK衛星放送キャスター、「世界ふしぎ発見!」のリポーターなどを務める。フリーアナウンサー。ブログ「庄司麻由里のカッパすいすい」では、体当たり取材の裏話などを紹介。また、仕事に家庭に奮闘する毎日や、取材ウラ話などを綴った初エッセイ「体当たりリポーター庄司麻由里のへのカッパ」がグラフ社より
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