2008年01月23日
三重大付属病院(津市)で今月10日深夜から11日未明にかけて、患者の氏名など2673人分の個人情報が入ったパソコンが1台盗まれていたことがわかった。同病院から被害届を受けた津署が窃盗容疑で捜査している。
同病院によると、盗まれたのは、病院1階の厨房(ちゅうぼう)厚生棟事務室にあるパソコンで、病院が委託している民間の給食業者が06年4月ごろから使用していた。机にワイヤで固定するなどの盗難防止措置は取っていなかったという。
パソコンの中には、06年4月〜07年12月までに入院した患者2673人分の、カナの氏名、病棟名、食事の種類などの情報が保存されていた。このうち、現在も入院中の患者は24人おり、病院側は患者に経緯を説明し、謝罪したという。