最先端医療を担うスペシャリストをめざして
チーム医療
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近年、医学の進歩と医療技術の高度化・専門分野化には目覚しいものがある。それと平行して医療現場ではさまざまな専門職がお互いに対等に連携し患者中心の医療の実現をめざす「チーム医療」が主流になってきた。そのため、高度な知識と技術高い職業倫理を持ったスタッフの養成が課題となっている。
医師・救急救命士・チーム医療 看護師・助産師 薬剤師・歯科衛生士 理学療法士・作業療法士・はり師・きゅう師・義肢装具士 診療放射線技師・臨床工学技士・臨床検査技師 言語聴覚士・視能訓練士 管理栄養士・社会福祉 これからの医療
診療放射線技師・臨床工学技士
診療放射線技師は、画像検査、放射線治療、放射線管理などを行い、病気の早期発見・治療に取り組む。臨床工学技士は、患者の生命維持管理装置の操作及び保守点検を行い、手術室やICUで医師の業務をサポートする。


画像診断の時代チーム医療の要として大活躍!

診療放射線技師

診療放射線技師MRI、超音波なども加わり
最先端医療のベースを担う


 医師・歯科医師の指示のもとに、X線やラジオアイソトープの出す放射線を人体に照射する。放射線画像診断には、X線検査、コンピュータ断層撮影検査、ラジオアイソトープ診断などがある。近年は医療機器の進展を受けて、非放射線画像診断のMRIや超音波、眼底検査などの業務が急増している、また、乳がん検診に乳房撮影が導入されたため、女性技術者が多いのも特徴。主な就職先として、病院や保健所などの医療機関のほか、医療機器メーカーの研究開発や原子力工業部門などがある。
  診療放射線技師になるには、高校卒業後、養成施設(短大・専門学校など)で3年以上必要な知識と技能を修得するか、大学の診療放射線技師養成課程で4年間修学し、国家試験を受験する。



高度なME(医療用電子工学)機器を駆使科学医療の最前線で人命に関わる

臨床工学技士

臨床工学技士生命維持管理装置を操作・管理
チーム医療に不可欠の存在


 工学と医学の知識を備えた臨床工学技士の主な仕事は、医師の指示に従って、生命維持管理装置[呼吸(肺)、循環(心臓)、代謝(腎臓)の機能の一部を代行]を操作することだ。そのほかにも、病院内のすべての医療機器の保守点検や、他の医療職に機器の正しい使用法を指導するなどが挙げられる。
  高齢化が進み、生活習慣病が原因となる腎不全の患者が増えている。そのため、人工透析が業務の中心となっている。また、科学医療を支える工学の専門家として、人工心肺装置、人工呼吸器、ペースメーカー、除細動装置などの最先端機器を扱うため、チーム医療に不可欠の存在として位置づけられている。
  就職先は医療機関のほか医療機器メーカーなど。人材不足が続いているので、高い就職率を誇る。
  臨床工学技士になるには、高校卒業後、養成施設(大学4年制、短大3年制、専門学校3年制)を卒業して、国家資格を受験する。


臨床検査技師
治療の入り口にあって、病気の経過観察、治療効果の判定、病気の早期発見などに大いに貢献している。仕事の守備範囲は非常に広く、医師の指示のもとに、検体検査(血液や胃液、粘液、尿、便など)と、生理学的検査(脳波・眼底写真・呼吸機能検査、心電図、心音図、超音波、MRIなど)を行い、専門的な判断に基づいたデータを作成・提供する。検査のための採血なども重要な業務のひとつだ。
 
受験資格
高校卒業後、4年制大学、3年制短期大学、3年制専門学校で養成課程を修め、国家試験を受験する。

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