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芸能界に入ることになったのは小学校5年生のとき。ゲームが大好きだった加藤さんは「ゲーム会社のイメージキャラクターになれば、たくさんゲームがもらえる!」と考え、オーディションを受け合格。本格的に芸能界入りするつもりはなかったが、ゲーム「玉繭物語」の記者発表で三國連太郎さんに出会い、その運命は大きく変わる。 「『君は何になりたいんだ。女優か?』と聞かれました。すごいオーラで、思わずハイと返事してしまった(笑い)。それで子どもながらに、頑張らなきゃって」 その後、加藤さんは中学卒業と同時に、故郷の秋田から上京。芸能人のタマゴを育てる学校に進学した。音楽・演劇・ミュージカルなどの実技をはじめ、国語・英語・社会といった「社会人の基礎」を育てる科目や、礼儀作法も学ぶことができたという。 「テストのための勉強は大嫌いでしたが、仕事を頑張りながら、必要なことを学べるのでまったく苦になりませんでした。『英語で芝居ができるように、ちゃんと勉強しよう』といったように、目標があれば勉強は楽しいものなんです」 |
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すでに芸能界デビューを果たしていたこともあり、なかなか学校に通えなかった。しかし、学校特有のシステムが仕事と学業の両立を助けてくれたそうだ。 「私の母校では、『芸能活動』が単位として認められるので、仕事での欠席・遅刻・早退がカウントされません。学業を負担に感じず大好きな仕事に打ち込むことで、たくさん貴重な経験ができました」 仕事では多くの先輩に学び、学校では同じ夢を抱く「友人=ライバル」に刺激を受けた。幅広い世代の人に悩みを相談できたことで、自分を見つめ直し学んでいける「いい環境」に恵まれた。 「最初は目標もあいまいでわからないことばかりだったけれど、今やれることは何かを考え、自分の好きなことを一生懸命やりとげようと心がけました。そうすることができたのも、多くの人に後押ししてもらえる環境があったからだと思います」 夢や目標は簡単に決められない。加藤さんは、「今を楽しむことから始めてみてもいいのでは」と話す。自分に合ったスタイルで、好きなことをできる環境にあれば夢は見つけられるはずだ。こうした観点から、学校選択を考えていくのも一つの方法だろう。 |
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