大学力
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獨協大学
 
専門を支える「全カリ英語」
ネイティブの教員による少人数指導。学生からは
「先生との距離が近いのも気に入ってます」との声も
 2003年にスタートした「全学共通カリキュラム(全カリ)」。教養を備えた国際人を育成するために生まれた、学際的な学びのスタイルである。「全学総合科目群」と「外国語科目群」に分かれ、学生は学部・学科の枠を越えて、興味ある科目を選択して履修できる。
 全カリの核の一つをなすのが、「全カリ英語」だ。「語学の獨協」といわれ、語学教育に力を入れてきた獨協大学の、開学以来の流れをくんだプログラムである。これは英語学科、交流文化学科、言語文化学科という英語を専門として学ぶ学科以外の、外国語学部、経済学部、法学部の学生全員が履修する。
 「全カリ英語は、いわゆる教養英語とは一線を画したプログラムです」と、担当の岡田圭子教授は話す。「どの分野を専攻するにしても、身につけなければならない語学力があります。知的活動で生かせる英語を身につけ、それぞれの専門分野で国際的に通用する人間になってほしい。ビジョンをはっきりさせれば、学生も目的意識をもって学ぶようになります」
 全カリ英語は、文部科学省の平成21年度「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」に採択されている。EGAP(一般学術目的の英語)教育を推進する全カリ英語の取り組みが先進的であると評価されたのだ。
獨協英語教育の伝統を受け継ぐ
統一リスニング授業
 獨協大学の学生は、在学中にTOEICⓇを3回受験することが義務付けられている(費用は大学負担)。1回目は入学時に実施し、スコアを基にクラス分けをする。リーディングとリスニングを中心に、習熟度に合ったクラスで学習する。「達成目標を定め、共通教材や共通テストを整備してコーディネートするのは大変ですが、『学生に力をつけさせたい』という思いで、私たち教員もやりがいを感じながらやっています」
 2回目は1年次修了時に、3回目は2年修了時に実施。ほとんどの学生はスコアがアップする。入学時に400点台だったのが、800点台にまで上昇した学生もいるというから驚きだ。
 近年は、全カリ英語を受けたいと入学を志望する学生も増えてきたが、一方で英語に対して苦手意識をもったまま入学する学生もいる。「英語にネガティブなイメージをもっている人でも、全カリ英語でそれを払拭できます。『獨協に来てよかった』と思ってもらえるように、私たちが全力でサポートします」

エコキャンパスと地域
新教室棟「東棟」(今年7月竣工予定)の3階屋上中庭に造成された野菜畑。環境教育を重視し、学生と農作物をつくることを検討している
 獨協大学の「エコキャンパスプロジェクト」は、2007年に学内に設立された環境共生研究所が中心となって進めている。
 環境や省エネというと、理工系中心の技術ばかりが注目されるが、そうではないと環境共生研究所所長の犬井正教授は言う。「社会・人文科学の総合大学である獨協大学だからこそ、できるアプローチがある。本来、環境問題は生活や社会の構造に深くかかわるものですから」
 プロジェクトは、ハード面とソフト面から、総合的に「環境共生型モデル」を実現するものである。ハード面でいえば、老朽化した建物を省エネ型に建て替え、太陽光発電や地中熱といった自然エネルギーを取り入れることだ。
 ソフト面でいえば、まず環境教育の充実が挙げられる。全学共通の「環境学」は、社会や経済の仕組みから環境を考え、実践する場として機能している。例えば校舎の建て替え時に出るコンクリートをどのように再利用するかなど、授業で学生とともに考える。またオープンカレッジを開講し、市民にも門戸を開いている。
 獨協大学はキャンパスのある埼玉県草加市とともに、川の再生や町づくりなどのプロジェクトも進めている。大学が地域に果たす役割は大きい。
 また、エネルギー利用の状況や省エネ効果を、「見える化」するだけでなく、「見せる化」することも目指している。「見せる化」とは、公表したデータを評価し、少しでもムラやムダをなくすように検討することだ。まずはキャンパス内でモデルをつくり、自治体へ提案することを考えている。
 このプロジェクトは、国土交通省が実施する「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択された。大学が単独で採択されたのは、獨協大学が初めてだ。学内での取り組みだけでなく、地域とともに環境を考え、地域に還元するという発想とシステムが評価されたのだ。
 「環境というと、どうしても理念が先行しがちですが、まず地域でできることから始めることが大切です。大学は地域の一員であり、連携していくことが重要。獨協大学のチャレンジを、全国にモデルとして発信していきたいですね」
 外国語教育、少人数教育、就職支援に定評がある。学生の満足度で外国語教育3位、キャリア教育で親身に指導12位。国際ボランティア14位、キャビンアテンダント採用14位、帰国生徒入学者数26位から国際色を感じる。警察官採用35位、未上場企業社長53位など、卒業生は各分野で活躍する。オープンキャンパス参加者数46位と受験生から関心が高い。
TOPICX
地域に開かれた獨協大学敬和会館
地域貢献型総合教育施設「獨協大学敬和会館」誕生
 今年3月、最寄駅の松原団地駅前に、新しい教育施設「獨協大学敬和会館」が誕生した。
 獨協大学敬和会館は、“地域に根ざした法律家の養成”を目指す法科大学院と連携し、子どもをめぐるさまざまな問題の解決を支援する「地域と子どもリーガルサービスセンター」、同センター併設の「獨協地域と子ども法律事務所」、さらには「社会人向け大学院教室」など、地域と結びつく開かれた大学としての機能を提供している。

キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援を実施

 キャリアセンターの取り組み「キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援」が文部科学省の平成21年度「大学教育・学生支援推進事業(就職支援プログラム)」に選定された。
 この取り組みは学生個々人の就職活動状況を早い段階で把握し、就職相談員による継続的なキャリアカウンセリングを柱とした支援を行うことによって、学生自らが考え行動し、希望する職業に就けるようにすることにある。そのため、就職カウンセリングの専門的知識や勤務経験のある就職相談員を増員し、就職活動状況を早期に把握するための聴き取り調査や就職活動継続者に対するきめ細かなカウンセリングを実施している。
 加えて、県内の経営者協会、中小企業家同友会等の協力を得た企業説明会の開催や、ヤングキャリアセンター埼玉の求人情報の活用を促すなど、一層の就職支援の強化を図っている。


獨協大学独自の奨学金(
返還不要) 新入生の約17人に1人が受給
 経済支援を目的として5種類の学内奨学金を用意している。学内奨学金はすべて給付型(返還不要)で、給付額は月額44,000円もしくは22,000円。毎年約400人が採用されている。新入生の約17人に1人が受給しており、同規模の私立大学ではトップクラスの実績を維持している。また、家計急変時に対応した応急奨学金も用意、万一の場合もサポートしている。

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