メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

07月16日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

今年もCOPD啓発プロジェクトがスタート

COPD( 慢性閉塞性肺疾患 まんせいへいそくせいはいしっかん )は年間1万6000人もの方がなくなる肺の病気で、現在日本人の死因で第9位に位置しています。
しかし、この病気の認知度はまだ低く、診断・治療を受けていない人も多いことが問題です。
COPDを一般の方々に知っていただくために、2012年よりCOPD啓発プロジェクトがスタートしました。

copd啓発プロジェクトメンバー

髙久 史麿 先生 公益社団法人 地域医療振興協会 会長

COPD啓発プロジェクトは、産学民が一体となって疾患啓発を行う画期的な取り組みです。この産学民一体となった活動は医療関係者や社会に大きな影響を与え始めています。一人でも多くの患者さんが早期に治療されるよう、啓発活動を推進して参ります。

今村 聡 先生 公益社団法人 日本医師会 副会長

どんな病気も早く気づき、適切な治療を受けることで発症の予防、重症化の予防につながるケースが多いものです。そのためには、その病気のことや初期症状を知ることが大切です。その第一歩として、多くの方々にかかりつけの医療機関で肺の健康チェックをしていただきたいと願っています。

福地 義之助 先生 一般社団法人 GOLD日本委員会名誉会長・理事

福地 義之助 先生 一般社団法人 GOLD日本委員会名誉会長・理事

COPDという言葉を導入する時期に関わった者として、肺気腫・慢性気管支炎に替わりCOPDが学会共通の理解になったことをうれしく思います。治療薬の進歩によりCOPDの症状は十分に改善できる時代になったのです。

工藤 翔二 先生 公益財団法人 結核予防会理事長

工藤 翔二 先生 公益財団法人 結核予防会理事長

世界禁煙学会での報告によるとオーストラリアではタバコの箱の面積の8割に健康問題が書かれています。日本は50%以下です。これを広げるような取り組みを行っていきたいと思います。

永井 厚志 先生 一般社団法人 日本呼吸器学会 COPDガイドライン作成委員長

永井 厚志 先生 一般社団法人 日本呼吸器学会 COPDガイドライン作成委員長

一般の人に対しては「COPDって何?」というアプローチがまず必要だと思います。もっと知りたい人にはこのようなものもありますよ、という動機を引き上げる啓発活動が重要だと思います。

西村 正治 先生 豊水総合メディカルクリニック 北海道呼吸器疾患研究所 理事長

西村 正治 先生 北海道大学呼吸器内科学分野 教授

日本では死亡原因としてのCOPDと肺炎は別統計です。しかしこの二つは極めて強い相関性があります。肺の健康という観点からもCOPDの啓発は大変重要です。

三嶋 理晃 先生 日本呼吸器財団 理事長 大阪府済生会野江病院 病院長京都大学 名誉教授

三嶋 理晃 先生 日本呼吸器財団 理事長 大阪府済生会野江病院 病院長京都大学 名誉教授

COPDには併存症が多いことから、「COPDは全身疾患」といわれています。また、COPDを合併すると予後が悪いことも知られています。COPDの早期治療が併存症のコントロールにつながり、併存症の治療がCOPDのコントロールにつながります。

橋本 修 先生 一般社団法人 日本呼吸器学会 理事長

橋本 修 先生 湘南医療大学保健医療学部 学長補佐 教授

診断されていない潜在的なCOPD患者さんは症状が無いかあるいは乏しい場合が多く、せき・たんなどの症状や併存症に注目して発見・診断することが肝要です。階段昇降の途中で息苦しさのために立ち止まる患者像にとらわれず、早期発見・診断に努めたいと思います。

久保 恵嗣 先生 地方独立行政法人 長野県立病院機構 理事長

久保 恵嗣 先生 地方独立行政法人 長野県立病院機構 理事長

多くの患者さんは、さらには多くの先生方も、年を経ると咳、痰、息切れがみられると思っています。COPDはこれらのありふれた症状が主な病気です。簡単な検査(簡易呼吸機能検査や胸部X線写真)で診断可能で、早期に発見し治療すれば症状は改善し、進行を遅らせることもできます。COPDを知って下さい。

 

COPDを知ってほしい まずは禁煙から 画像をクリックいただくと、PDFが開きます。

COPDはどんな病気か
動画にまとめました

肺年齢を簡単チェック! 肺の生活習慣病 COPDを知ろう PDFをダウンロードする

COPD啓発プロジェクト

COPDは世界的に認知が広まり、日本でも健康づくり運動「健康日本21」に取りあげられるなど、発症・重症化予防が呼びかけられるようになりました。「COPD啓発プロジェクト」では医療関連団体・医学会、企業、メディアが一体となって認知と普及活動を展開。呼気測定器を使い肺年齢をチェックする「スパイロ検査」イベント、講演会など全国各地で開催しています。

アストラゼネカ グラクソ・スミスクライン チェスト株式会社 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 Meiji Seika ファルマ株式会社 明治グループの薬品会社