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大学力2015

大学が社会を更新する 特集大学2015

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特集大学

大阪人間科学大学

實光由梨さん松居聖陽さん
関西学院大学の大学力Message&Topics

自ら考え行動する「自立」と他者を思いやる「共生」の心を培う人間教育を展開する大阪人間科学大学。「社会福祉学」「心理学」の二つの学問をベースとする五つの学科で、対人援助の専門職養成に取り組んできた。対人援助の多分野にわたる教育実績が、2016年に新設される理学療法学科の学びにも活かされる。

元阪神タイガース金本知憲氏講演会(9/13)
スポーツに人生を学ぼう ~金本知憲が語るその歩みと努力~

2016年4月開設予定の理学療法学科 開設記念特別イベントとして、元阪神タイガース金本知憲氏の講演会を実施します。現役時代「鉄人」と呼ばれ、何があっても試合に出続けた金本氏。それを支えた強靭な肉体と精神はいかにして作られたのか。その歩みと努力、熱き野球への思いを語っていただきます。当日は、オープンキャンパス(10:00~15:00)も同時開催していますので、合わせてご参加ください。

開催日時:9/13(日)13:00~14:00
(入場無料・事前申し込み不要)

会場:大阪人間科学大学 庄屋学舎

詳細は、ホームページをご確認ください。

「対人援助」と向き合う大学がひらく理学療法学科※
※仮称・2016年4月開設予定・設置認可申請中。内容は予定であり、変更する場合があります。


木村健治学長

学校法人薫英学園を母体とする大阪人間科学大学の教育理念「自立と共生」は、「敬・信・愛」―互いに相敬し、相信じ、相愛し明るき人生観に生きる人間を育成するという建学の精神にのっとったものであるが、「人間同士が互いを尊重し助け合う『共生社会』を目指し、『人間科学』に基づいた対人援助の専門職養成に本気で取り組むのが本学」と木村健治学長。人間を総合的にとらえ、その人の立場に立って理解しようとするのが「人間科学」。こうした知見の上に立脚しながら、実践に軸足を置いた教育を展開する。

現在は、人間と社会の共生を担う「社会福祉学」と、人間と人間の共生を担う「心理学」をベースとする5学科体制。2016年には理学療法学科が開設される。その目的を木村学長はこう話す。「社会生活を支援したり、社会参加や人間的な発達を支えていくには、前提として、支援対象者の日常生活が保障されていなければなりません。この日常生活を保障する分野がすなわち『保健衛生学』、具体的には『リハビリテーション学』です。この学問を『社会福祉学』『心理学』の基礎と位置づけ展開することは、大学の特性を活かすことでもあり、また高齢化の進む社会の変化や、支援の在り方の変化などに応える道であると考えます」

同大学には「医療」「保健」「福祉」など多分野で活躍する対人援助職養成の教育実績がある。理学療法学科では既存5学科とのカリキュラム・研究の連携を通して多分野での対人援助の在り方を理解。JATAC(ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会)認定アスレチックトレーナー資格も取得でき、スポーツリハビリに強い理学療法士が目指せるのも強みだ。

カリキュラムの特色
幅広い実践領域を横断的に学ぶ

「社会福祉学科」「医療福祉学科」「子ども福祉学科」「健康心理学科」「医療心理学科」を擁する大阪人間科学大学人間科学部の六つ目の学科となる「理学療法学科」。けがや病気、障がいにより日常生活を送るのが困難な人に対して、動作能力の回復や維持、悪化予防の支援を行うために、人間の体のしくみから、地域社会でのリハビリテーションの在り方までを学ぶ。理学療法士国家試験受験資格を取得し、将来は理学療法士として、医療・福祉現場を中心に、幅広く活躍できる人材を育てていく。

1学部での包括的なカリキュラムのもと、様々な対人援助職養成を行う特色を活かし、専攻する理学療法学の知識・技術の他に、各学科で展開している複数の専門職の基礎を幅広く学び、現場で他職種との連携ができる資質も身につけていく。


「医療・リハビリ」「福祉・介護」「保育・幼児教育」「心理」分野の
対人援助のプロフェッショナルを育成

その中核となるカリキュラムが「人間科学演習Ⅰ・Ⅱ」だ。演習Ⅰでは、自らを見つめ直しながら相手に伝える力を磨き、対人援助のキーとなるコミュニケーションスキルを修得。演習Ⅱでは、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、認定心理士、幼稚園教諭、保育士、視能訓練士、言語聴覚士など、同大学で養成する全ての職種についての講義が各領域の専門家によって行われ、演習形式の授業によって他職種への理解を深める。


患者の思いを受け止め、共に取り組む姿勢も理学療法士には欠かせない

その他、小児から成人まで幅広い人を支援していけるよう、成人に関する各疾患や整形外科疾患について広範囲に学べる科目を配置するとともに、「運動発達学演習」や「発達障害理学療法学および演習」といった小児に関する必修科目も開設。また、「発達心理学」「老年心理学」「臨床心理学」などの科目での学びを通して、全人的ケアが実践できる心理学の知識を兼ね備えた理学療法士を目指せる点など、「社会福祉学」「心理学」と連携しつつ「保健衛生学」を展開している同大学ならではの利点といえるだろう。

将来の展望
資格取得により広がる職域

チーム医療の一員としてリハビリテーションの中心的な役割を担う理学療法士は、総合病院や診療所などの医療機関はもちろん、老人保健施設、老人・児童福祉施設、障がい者支援施設、またスポーツ、健康、介護などの関連企業やプロスポーツチーム、実業団など、今後ますます様々な職域への進出が期待される。その中で大阪人間科学大学が着目したのはスポーツ分野。卒業と同時に理学療法士国家試験受験資格(指定学校申請中)とJATAC認定アスレチックトレーナー資格(認定校申請中)をダブル取得できるカリキュラム編成で、スポーツリハビリに強い理学療法士を積極的に育てていく。


スポーツに加え、介護や教育の現場など、アスレチックトレーナーの活躍の場は広がる

スポーツ現場でのけがの処置や回復計画の立案、予防などを担うアスレチックトレーナーの資格取得に向け「内科学」「整形外科学」「解剖学」「スポーツトレーニング論」「スポーツバイオメカニクス」「スポーツ科学実践論」といった科目で、スポーツ医学や体に関する医学的知識、さらにはテーピング技術など、広く“スポーツ障がい”の予防や治療に関する技能を修得。将来は、スポーツチームのメディカルスタッフとしてだけではなく、医療機関において、スポーツに起因する障がいを抱えたスポーツマンが受診してきた際に、適切な処置が施せる人材として活躍することができる。「どういった職場で働くにしても、このアスレチックトレーナーの資格は、必ず皆さんの強みとなり、プラスαの力を持った理学療法士であることを証明してくれるでしょう。ぜひ多くの学生に集まっていただきたい。“人を支えるための力をつけたい”という皆さんの意欲に、本学は全力で応えていきます」(木村学長)

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