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10月23日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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愛知大学

「世界文化と平和への貢献」「国際的教養と視野をもった人材の育成」「地域社会への貢献」という建学の精神のもと、1946年の開学以来70年を超える歴史の中で、地域社会の発展に貢献する優秀な人材を送り出してきた愛知大学。「知を愛し、世界へ。」というスローガンを掲げ、国際社会、地域社会との"つながり"を重視した学びの場を提供している。複眼的視野から論理的に考え、社会の変化に適応できる能力の養成を目指す。

〒461-8641
名古屋市東区筒井2丁目10-31
TEL: 052-937-6762(企画部広報課)

グローバル人材の育成

〝現地主義〟に根ざした実践的な学び
実体験を通じて世界を体感し
異文化を知る「真の国際人」を育成

キャンパス内では外国人留学生との交流が活発に行われ、国際感覚を磨く一助になっている。

グローバルな視野と教養を兼備する「真の国際人」の育成に向けて、学部ごとに特色ある教育が行われている愛知大学。中でも、〝現地主義教育〟をスローガンとする現代中国学部は、2年次に全学生が4カ月間の語学留学に挑戦する「現地プログラム」をはじめ、実践的なカリキュラムが構築されていることが特徴だ。中国、台湾、マレーシアの3カ国を拠点とする同プログラムは、ネイティブ教員の指導のもとで中国語運用能力を磨くと共に、中国文化への理解も深め、国際社会で活躍するための基礎を養成。現地で得た問題意識をもとに、3年次には「現地研究調査」や「現地インターンシップ」など、より実践的なプログラムに取り組む。さらに、中国・南開大学、台湾・東呉大学との「ダブルディグリー・プログラム」は、世界中の優秀な学生と一緒に学べることに加え、愛知大学と両方の学位を取得できるのが大きな魅力だ。

国際コミュニケーション学部は英語学科と国際教養学科(2018年4月、比較文化学科から名称変更)の2つの学科を設け、英語を主軸とした特徴ある学びをそれぞれ展開している。両学科に共通する特徴は実践的な学びの機会の提供。例えば国際フィールドワークではアメリカ・アジア・ヨーロッパ地域6カ国を舞台に実施している。未知の文化に触れ、異文化とは何かを肌で学ぶことができる。

そういった世界的な視点で意欲ある学生のニーズに細かく応えるのが愛知大学の留学制度だ。「交換留学」、「認定留学」、「1セメスター認定留学プログラム」、「海外短期語学セミナー」など、これらの制度を利用して年間500名に迫る学生が海外に飛び出していく。日本語が通じない環境で語学や専門科目を学び、未知の異文化を実体験することは学生を大きく成長させてくれることだろう。

留学以外でも名古屋キャンパスにはグローバルラウンジが、また豊橋キャンパスには「Language Café」がそれぞれあり、ネイティブ教員や留学生と活発に交流することができる。

Learning+

課題解決型学習で社会人基礎力を養成
全学部・全学生を対象にした
「産官学連携キャリア形成支援プログラム」

社会における企画力や実践力を身につけられるプロジェクトが充実。

大学で身に付けた〝知識〟を、実社会で役立つ〝力〟に変えるため、愛知大学が全学部・学年を対象に取り組んでいる「Learning+(ラーニングプラス)」。課題解決能力、主体性、コミュニケーション能力などの養成を目的とした、産官学連携キャリアプログラムだ。中部・北陸9県の自治体と産業界が一体となり、外国人観光客の誘致促進を目指す「昇龍道プロジェクト」をはじめ、多様なプログラムに数多くの学生が参加。PBL(課題解決型学習)の実践的な学びを通じて社会人基礎力を磨いている。

2016年度の「昇龍道プロジェクト支援企画~学生による中部観光提案コンテスト~」では、約半年間の調査研究と現地視察を経て、蒲郡市の魅力を紹介する観光プランを企画。民泊の活用、医療ツーリズム、訪日ビジネスパーソンの誘致など、さまざまな切り口の旅行企画が発表された。今年度は名古屋への観光誘致がテーマになる予定だ。また、学生による名古屋市政策提案コンテスト「学生タウンなごや国際化政策 ~なごやハブ化戦略~」、企業の商品企画戦略を体験する「ブラザー販売株式会社×愛知大学 マーケティング・販売促進オペレーション」、名古屋キャンパスのある「ささしまライブ24地区」の賑(にぎ)わいを演出するイベントの企画など、官公庁、企業、地域と連携した多彩なプロジェクトが実施されている。

航空機を利用した海外ツアー商品を企画・開発する、日本航空とエイチ・アイ・エスとのコラボレーション企画「JAL&HIS×愛知大学 海外ツアー商品企画・開発プロジェクト」も、毎年多くの学生が参加する人気プロジェクトだ。ハワイを題材に行われた2016年度は、美容・美観・美食の視点からストレス解消と美を追求した「母娘2人の心に注ぐハワイ多美(たび)」が最優秀賞を獲得。実際に商品化された。今年度はアサヒビールとのタイアップをする企画も実施予定である。

地域や行政、企業が抱える課題と向き合う「Learning+」で培われるのは、社会の変化に柔軟に対応できる思考力や実践力。〝知識〟を〝力〟に変えることで、学生は未来を切り拓(ひら)く力を身につけていく。

地域貢献活動

「地域」と「政策」の基礎を知り
多様化する地域ニーズに対応できる
〝地域貢献力〟を涵養(かんよう)

ボランティア活動などを通し、地域社会の問題解決に主体的に関わる。

「地域を見つめ、地域を活かす」という教育コンセプトのもと、〝地域貢献力〟を持った人材の育成に力を注いでいる愛知大学地域政策学部では、①公共政策②地域産業③まちづくり④地域文化⑤健康・スポーツという5つのコース(専門分野)から地域を捉え、アクティブ・ラーニングを重視した教育・研究を展開。1年次から各コースの専門的な理論と事例を学ぶ「コース入門科目」に取り組み、早い時期から地域社会の活性化に必要な知識、技術、熱意を段階的に養成していく。

学部開設と同時にスタートした「学生地域貢献事業」も、講義や演習での学びを地域社会で検証し、さらなる課題型学習へと結びつける特徴的な取り組みだ。地域スポーツイベントの運営ボランティアや清掃活動など、2015年度には15グループ・のべ204名の学生がさまざまな活動に参加。企画提案にとどまらず、スケジュール調整や会計にも学生が主体的に関わることで、問題解決のための方法論を体験的に修得。1年間の活動を終えた後は、報告会を実施。学生が主体となることで、学生間の情報共有が深まる。

建学の精神に「地域社会への貢献」を掲げる愛知大学では社会貢献活動を重視。その支援の一つ「ボランティアセンター」では、学生たちの力を必要とする社会と、ボランティア活動を希望する学生の熱意・意欲を結びつけ、大学全体のボランティア活動が活発化することを目指す。

他にも文部科学省の共同利用・共同研究拠点事業における「越境地域政策研究拠点」に認定された「三遠南信地域連携研究センター」では、越境地域政策の科学的確立を目標に研究活動や事業を展開。また、2 0 1 2年に設立された「国際ビジネスセンター」では、国際ビジネス交流をすすめる企業・団体への有益な情報の提供や、グローバル人材の養成を支援。愛知大学は建学の精神「地域社会への貢献」に基づき、名古屋市の部局や近隣の地方自治体、NPOや企業を含めた地域との連携を通じて産・学・官・民の交流を基礎とした社会連携・社会貢献をより積極的に推進。今後も研究・教育の両面で連携を深め、時代と共に変化する地域課題に対応していく。

注目トピック

名古屋キャンパス、
第2期工事が竣工

講義の形だけでなく、学生たちが能動的に学習できる環境が整っている。

名古屋駅地区ささしまライブ24地区の開発コンセプトと愛知大学の建学の精神「世界文化と平和への貢献」「国際的教養と視野をもった人材の育成」「地域社会への貢献」が合致することから2012年に開校した名古屋キャンパス。教育研究や課外活動に必要なあらゆる機能が効率的にレイアウトされ、都市型キャンパスの完成形ともいえる。このエリアはグローバルゲート、JICA中部国際センター、中京テレビ放送など名古屋と世界を結ぶ企業や機関が産官学連携の拠点となるまちづくりを進行中で、本学もまたその一端を担っている。

今年4月には第2期工事が竣工し、新しい学びを創造する施設も誕生した。その一つが、グローバルラウンジである。ここには、英語・中国語のネイティブ教員との会話による外国語スキルの向上と、外国人教員や留学生とのコミュニケーションによる国際交流・異文化体験が可能な「キャンパス内留学」となるラウンジだ。また本館2階にできたラーニングコモンズでは、さまざまなグループ学習を支援。論文・レポート・パワーポイント作成、プレゼンテーション準備などに利用でき、学習支援スタッフやラーニングアシスタントが親切にバックアップしてくれる。さらに、4カ国語対応の同時通訳ブースを備えた600名収容のグローバルコンベンションホールも完成。今後は国際会議やシンポジウム、学会、学生プレゼンテーションなど、さまざまなイベントに大いに活用されることが期待されている。このような新しい環境を活用しながら、学生たちは国際的なコミュニケーション能力や問題発見・解決能力など社会で求められる力を自然と身につけていくだろう。