メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

10月19日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

南山大学

1949年の設立から間もなく70年を迎える南山大学。男女共学大学としては、中部圏唯一のカトリック系ミッションスクールとして知られる。開校以来、一貫して「Hominis Dignitati(人間の尊厳のために)」を教育モットーに掲げ、9学部18学科を擁する総合大学として今日まで発展してきた。「国境のない学びの場」と位置づけたキャンパスには、時代の先を見据え多文化と共生しながら国際性を身につける実践的な学びがある。

〒466-8673
名古屋市昭和区山里町18
TEL: 052-832-3111(代)

キャンパス統合

全学部・全学科を名古屋キャンパスに集結!
国際教養学部開設、クォーター制導入と
新たな学びのフィールドが広がる

2017年4月、南山大学は全学部を名古屋キャンパスに統合した(イメージ)。

2017年4月、南山大学は全学部(人文学部・外国語学部・経済学部・経営学部・法学部・総合政策学部・理工学部・短期大学部)全学科を名古屋キャンパスに統合し、全ての教育資源を一カ所に集約した。より質の高い教育と研究体制を提供し、学部間の積極的な交流も促す。今後、学生・教員が互いの違いを認め合い、協力しながら高みを目指す環境を創出する。

統合を機に、1年を4回に分けて授業を履修できるクォーター制を導入。学部(短期大学部を除く)と大学院(専門職大学院を除く)の授業は、定期試験を含む8週間を1クォーターとする4学期制のもとで行なわれる。履修計画が柔軟に組み立てられ、6月からスタートするサマーコースなどの短期留学や、サービス・ラーニングを始めとする自主的な学修の選択肢も拡大。短期間で集中的に学ぶことで学修効果の向上が期待できると同時に、海外留学生の受入れも促進されるだろう。

「キリスト教世界観に基づく学校教育」を建学の理念とし、国際性の修得を重視してきた南山大学は、今年新たに「国際教養学部国際教養学科」を開設した。課題が山積する現代の国際社会において、文化の垣根や境界を乗り越え異なるイデオロギーや価値観を尊重。持続可能な社会(Sustainable Society)を実現するため積極的に行動し、諸問題を解決できるグローバルリーダーの養成を目指す。

また、社会的評価の高い学部の一つである外国語学部を改組。スペイン・ラテンアメリカ学科、フランス学科、ドイツ学科、アジア学科の4学科において新たに2専攻制を導入した。留学制度も一層充実させ、高度な外国語コミュニケーション力を身につけ、世界の諸地域で活躍できる資質を磨いていく。

南山大学のビジョンは「個の力を、世界の力に。」。そこには人間の尊厳、多様性の確保、共生・協働の精神が投影されている。周囲の人々と協調しながら、目の前の課題に挑み解決していける人材、そして豊かな国際感覚と専門性を併せ持つ人材の育成に力を注ぐ。〝国境のない学びの場〟の提供は、世界から選ばれる大学であり続けるための揺るぎない信念だ。

国際化推進

高度な語学力はもちろん
異文化を理解し柔軟に思考できる
真の国際人を育成するために

南山大学ではキャンパス統合に併せて、「国際センター」を新たに設置した。語学力と共に異文化理解力、情報発信力を身につけるべく、学生一人ひとりの目標に沿った教育プログラムを整備。留学制度の充実、キャンパス内での国際教育の強化、外国人留学生の積極的な受入れなどを推進していく。

また、全学部でそれぞれの特色を生かした独自の短期留学プログラムを実施。自分の語学レベルや学習計画、将来設計に応じて挑戦できる。例えば外国語学部では、原則必修の「海外フィールドワーク」を実施。各地域での生活を体験し、異文化理解力や問題解決力を修得できる。総合政策学部では「南山短期アジア留学プログラム(NAP)」を通して、アジア社会の現実の問題と向き合い、広い視野と行動力を身につけられる。

さらに、積極的に外国語や異文化を学びたい学生のために「ワールドプラザ」がキャンパス内に設けられている。一歩足を踏み入れたら、日本語は一切禁止。とはいえ慣れないうちは日本人学生を中心とするアシスタントが対応してくれるため、心配は無用だ。キャンパス内にいながら、バーチャル留学ができる貴重なスポットだ。

2017年9月には、学内での国際交流拠点として活用が期待される「多文化交流ラウンジ」がオープン予定。学生主体のイベントや留学に関する情報交換を通じ、国籍や国境、言語を越えて触れ合える場を目指す。

さらに全学部生を対象に、経済学や心理学などを英語で学べる授業「国際科目群」を約60科目も設置。英語圏の大学にいるようなシチュエーションで、外国人留学生と活発な討論や発表を展開。英語で自分の考えを伝える主体性や、コミュニケーション力を身につけるのに最適な環境だ。国際科目群の中から24単位以上修得すると、南山大学で国際力を身につけた証しとして「Nanzan International Certificate」が発行される。

高度な外国語運用能力のみならず、異文化や社会に対する理解力と、固定観念に縛られない柔軟な思考力を持つ真の国際人へ。人間の尊厳と多様性を重んじ、グローバル社会で活躍するにふさわしい人材教育への期待はさらに高まる。

キャリア支援

夢を見つけ実現へと導くための
段階的なサポート体制で
就職率98.53%を達成

リニューアルされたキャリア支援室。

キャンパス統合に伴い、キャリア支援室も新棟に移転した。学生の進路選択のきっかけづくりとなる多彩なプログラムを用意し、多くの選択肢の中から個々の夢を発見し、自発的に行動できる環境を整備。明るく開放的な空間となり、授業の合間など学生が立ち寄りやすくなった。相談コーナーでは、個別相談に加え、模擬面接を実施するなど万全の就職支援体制を敷いている。資料閲覧コーナーでは、ビジネス雑誌などの豊富な資料のほか、PCでは学生専用のポータルサイトから過去の先輩の就活記録なども見ることができると好評だ。

また、1年次からスタートする「キャリアサポートプログラム」では、社会で自立することの意義を考えながら、〝自らが選択すること〟をベースに自己形成の場を提供。具体的には、入学後の4月に学生生活とその後のキャリアを考える「新入生サポート」を実施する。各学科で、授業の進め方や卒業後の進路などを説明し、学生は自らの目標達成のための具体的な課題設定を行う。

その後は、希望進路の実現に向け、具体的に何をすべきかを学ぶ「希望進路別サポート」、卒業生などから実社会の現状を学ぶ「キャリアデザインサポート」、実践・体験プログラムで自らの適性・強み・弱点を知る「自己発見サポート」などを実施し、段階的にフォロー。社会で必要とされる力を養う「社会人基礎力育成セミナー」や、特定業界・職種の動向や必要な準備を学ぶ対策セミナーなど、多様なニーズに対応している。インターンシップに向けては自己理解や業界研究、ビジネスマナーを学ぶガイダンスを用意している。

こうしたさまざまな学内資源を有効活用することで、入学間もない時期から自らの将来を考え、目標の実現に向け充実した学生生活を送ることができるだろう。全学部平均で就職率98.53%(※)(2016年度)という実績は、幅広い産業界における先輩たちの活躍と、きめ細かなキャリア支援抜きには語れない。

※ 就職希望者1905名中1877名

注目トピック

自ら集い学ぶ多目的学習スペース
ラーニング・コモンズが新設

学生の主体的な学びを支える「ラーニング・コモンズ」。

授業以外の時間も、学生が主体的に集い学ぶための環境づくりに取り組む南山大学。従来からある図書館やS棟に加え、2017年2月に竣工したQ棟2階に、学内最大の「ラーニング・コモンズ」を開設。全ての学生が利用できる共有スペースとして、自律的な学習を支援していく。

約700平方メートルの広々とした空間には、大人数で意見を交わし合えるグループ学習エリア、少人数で集中できるコンセントレーションスペース、グループ討議などに利用できる多目的エリア、情報収集のためのインフォメーションエリア、くつろぎの空間で読書や学習ができるラウンジエリアと、目的に応じた多彩な空間設計がなされている。論文やレポート作成はもちろん、プレゼンテーションの練習、グループ同士のコラボレーションやディスカッションなど思い思いに活用できる。Wi-Fiが完備されているため、PCやタブレットを使った調査や資料づくりにも便利だ。

「ラーニング・コモンズ」は開かれたコミュニケーションスペースとして、学部学科を越えて多くの学生や教職員が交流できるほか、イベントなどに使える多機能型フレキシブル空間としての役割も持ち合わせている。知識の修得に留まらず、人脈を広げ、互いに刺激し合いながら視野を広げていく。そんな新たな学びの拠点となっていくことだろう。