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10月22日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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岐阜医療科学大学

前身の国際医学総合技術学院が開校したのは1973年。以来、優秀な医療専門職を多数輩出し続け、教育ノウハウを蓄積してきた。自然豊かな環境にあるキャンパスには、東海地域だけでなく全国からも学生が集まる。展開するのは3学科1専攻科及び1研究科。岐阜県内で現在ここにしかない臨床検査学科と放射線技術学科に加え、看護学科と県内私学で唯一である助産学専攻科がそろう。2016年に3学科統合型の新しい形の大学院が誕生し、より高度な人材の育成も始まっている。

〒501-3892
岐阜県関市市平賀字長峰795-1
TEL: 0575-22-9401(代)

専門職人材

医療にまっすぐ44年の実績と信頼
人間性・国際性・学際性を柱に
必要とされるスペシャリストを養成する

人間性、国際性、学際性を備えた医療人を育成。

医療専門職の育成で、44年の実績を持つ岐阜医療科学大学。移り変わる医療現場のニーズに応えながら、臨床検査技師・診療放射線技師・看護師・保健師・助産師という専門職を養成している。地域内外の公立病院や中核病院、民間病院、医療研究機関、医療関係企業など幅広く人材を送り出し、厚い信頼を得ている。

建学の精神は、「技術者たる前によき人間たれ」。前文には、「優れた技術は、人に幸福をもたらし、誤れる技術は、人に災いをもたらす。技術は、人が造るなり」と書かれている。技術が人にとって良いものになるのも悪いものになるのも、使う人次第。故に、患者の立場に立ち、真摯な姿勢で医療に向き合える人間性を身につけることを重視しているという。

教育目標は、その「人間性」に加えて、「国際性」「学際性」の3本柱。

まず「人間性」を磨くため、1年次に社会慣習やマナー、心理学などの授業で基礎を固める。さらに、4年間を通して学生と教員、学生同士のコミュニケーションを大切にすることで、あいさつや礼儀、思いやりを自然に身につける。また、ボランティアへの参加や手話を学ぶ機会なども設け、医療人にふさわしい精神を育んでいる。

次に、グローバル化が進む医療の現場では、「国際性」も必須。多様な言語の授業を取り入れているほか、毎年3月の春休み期間中には希望者を対象にハワイ短期留学を実施。日常英語及び医療英語を学び、現地学生と交流しながら病院での臨床実習も行うというプログラムで、医療人としての視野も広げる。昨年からはフィリピンへの語学研修も加わった。

そして、「学際性」も今や医療界で欠かせない。医療系大学の資源を生かし、ほかに先駆けて取り組んできたチーム医療教育で、素養をしっかりと養う。

育てたい人材は、専門技術・知識に加え、豊かな人間性とグローバルな感覚を備え、広い知識や視野を持ち、多職種との協働チームでも存分に力を発揮できる医療人。まさに今、医療界で必要とされる人材だ。年々高まる要望に応えるため、2 0 1 7年度に各学科の定員を80名から90名へ増員した。

チーム医療

〝生きた学び〟がある独自カリキュラムで
早期から取り組むチーム医療教育
3学科統合の大学院もスタート

チーム医療について、1年次から段階的に学べる。

岐阜医療科学大学では、現代の医療現場で主流となっているチーム医療の必要性をいち早く捉え、そのための教育に着手。多職種間の連携・協働に必要な協調性、コミュニケーション能力、そして学際性を身につけるために、独自のカリキュラムを構築した。全学共通で展開する、「チーム医療論」と「チーム医療演習」だ。

まず、1年次に「チーム医療論」の講義で、チーム医療におけるそれぞれの専門職の役割や先進国の事例などを学んで土台を構築。そして、2、3年次で専門性を高め、4年次の「チーム医療演習」につなげるというステップ式を採用している。

「チーム医療演習」は、各学科3名ずつで9名のグループを構成。症例への対処法などについて意見を交わし、検討を重ねて方針をまとめていくという、現場同様の体験学習である。専門外の知識を得、他職種の見解を聞いて視野を広げていくこの演習は、国家試験にも役立つという。国家試験でも、専門領域を超えた知識や見解が求められるようになっているからだ。

また、いずれの学科も、基礎として幅広く知識を学ぶが、他分野の内容はその専門分野の教員が指導を担当。また、教員の半分以上が臨床経験者のため、奥深く、実践的な学びを得られるのも特長だ。

2016年4月からは、〝地域に貢献するチーム医療〟を目指す保健医療学研究科が始動した。従来の学部対応型ではない、3学科統合という新しい形の大学院であり、長年取り組んできたチーム医療教育が最大限生かされる。

同研究科保健医療学専攻では、現代社会が抱える保健医療の課題である「在宅」「高齢者」「母子」「医療連携」の4つの専門分野を設け、全てに3学科の指導教員を配置。育成するのは、それぞれの分野でリーダーシップを発揮し、難しい課題に果敢に挑戦できる人材だ。日本の保健医療の課題にチームで対応できる力を育てることで、改善・解決への道筋を生み出すというテーマを掲げており、各方面からの注目度も高い。

国家資格

万全の対策と細やかなサポートで
全国平均を大きく上回る
国家試験合格率を例年実現

入学から卒業まで、学習指導と試験対策を丁寧に行う。

医療現場で活躍するために必要な国家資格。その合格率は例年、全国平均をはるかに上回っている。入学から卒業までを通じたクラス担任制で、一人ひとりに寄り添ったきめ細かな学習指導と試験対策を行い、国家試験「全員合格」を目指している成果だ。

学科別に見ると、臨床検査学科では4年次になると毎月、国家試験と同じ要領で模擬試験を行い、結果を分析したうえで個別に対応する。放射線技術学科でも4年次には約10回の模試を行い、総合放射線学演習の必修に加え、約140コマの特別補講を実施している。看護学科も模試や実力テストを年10回程度行い、個人指導で弱点をカバー。過去問題にインターネット上で挑戦できるシステムもあり、自由に学習ができる。さらに、保健師課程選択者にも模擬試験に加えて、特別授業でサポートする。

習熟度に合わせて、効果的な勉強ができるオリジナルの模試や問題集も用意。さらに、年度によって異なる出題傾向にも対応できるように、教員及び外部医療機関から招く講師による特別講義や対策合宿も行っているほか、試験に向けた具体的な学習法を卒業生から聞ける機会も設けている。授業後や休日にも施設を開放して教員が常駐するのに加え、質問や相談がしやすい距離の近さも大きなポイントだろう。

2016年度の合格率は臨床検査技師が92.1%(※1)(全国平均78.7%)、診療放射線技師が96.4%(※2)(全国平均85.4%)。看護師は96.7%(※3)(全国平均88.5%)、保健師も96.7%(※4)(全国平均90.8%)。助産師は94.4%(※5)(全国平均93%)だ。

就職においても、1年次からのマンツーマン指導、履歴書や小論文の添削指導、Uターン就職への対応などきめ細かなサポートを行っており、高水準の就職率をキープ。現場で活躍している卒業生への評価が高いことからも学生数を大きく上回る求人があり、選択肢も拡大している。

※1 受験者76名中70名合格
※2 受験者84名中81名合格
※3 受験者92名中89名合格
※4 受験者30名中29名合格
※5 受験者18名中17名合格

注目トピック

2019年4月、岐阜県可児市に
新キャンパスを開設予定

2018年4月、新たに看護学部が設置される予定だ。

岐阜県の関市にキャンパスを置く岐阜医療科学大学では、2019年4月、2つ目となるキャンパスの開設を予定している。場所は同県の可児市だ。

日本が超高齢社会を迎える中、医療のニーズはどんどん高まり、医療人材はますます必要とされている。一方、人材確保は社会にとって深刻な問題だ。そんな状況から、同大学では医療に貢献できる人材のさらなる育成を目指し、大学院設立や学部の定員増などを実行してきた。それに続くのがこの拠点拡大の構想だ。

これまで、豊かな緑に囲まれる広大な関キャンパスから巣立った卒業生は、およそ9200人に及ぶ。地元・岐阜や愛知を中心に、北は北海道、南は沖縄まで、全国各地でそれぞれの地域医療に貢献している。兄弟・姉妹や親子2代にわたって学ぶケースも多く、そこにも示される確かな教育力を培ってきた。その力を一層発揮しようと、新キャンパスの構想が立ち上がった。

並行して進めているのが、2018年4月の看護学部の設置構想。看護師養成を強化するべく、新たに看護学部看護学科を設置しようとするもので、2019年4月には助産学専攻科とあわせて可児キャンパスへ移転させる計画だ。

構想が実現すれば、新たな体制のもと、岐阜の地にさらに広く深く根を張り、2つの地域と共生しながら、日本の未来を担うより多くの医療人を育んでいくことになる。

※これらの計画は予定であり、今後の状況で変更になる場合があります。