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大学力2017 Power of University

OECU 大阪電気通信大学「基礎」から「最先端」まで―次世代を担う建築のプロを育成する。OECU 大阪電気通信大学「基礎」から「最先端」まで―次世代を担う建築のプロを育成する。

有数のICT環境のもと、夢を持って建築学を追求しよう

生活空間づくりは今、激変のさなかにあります。防災、環境保護、地域活性化、高齢者層の増加など考慮すべき課題が多く、それらに対応できる建築手法が望まれているからです。単なる「建物づくり」にとどまらず「空間を生かす」「まちに根づかせる」―。つまり「完成してから」が重要視されているのです。それにともない建築士に求められるスキルも変わってきました。これからは建築に着手する段階から、地域の人たちを含む様々な立場の関係者とコミュニケーションを密にし、「仕上がりイメージを共有できる」建築士が活躍することでしょう。

佐々木厚司
工学部建築学科 教授・学科主任(就任予定)

そうした人材輩出にあたり、大阪電気通信大学工学部建築学科には大きな強みが三つあります。一つ目はICT(情報通信技術)およびモノづくりのスキルが身につく施設環境、行き届いたサポート。モノづくりに長(た)けた技術スタッフが、キャンパス内で学生をきめ細かく指導します。二つ目は建築のプロフェッショナルによる、社会で本当に必要とされる力を養う指導。ゼネコンや建築事務所で活躍中の企業人、文化財保護や歴史的建造物の耐震診断などを実践する一流の教員陣が教鞭(きょうべん)をとります。三つ目は学生自身が実体験、実践から自主的に学ぶアクティブラーニング。NPO法人と連携し、京町家でじっくり研修して教員と近い距離で接し、学生チーム主体で地域の魅力を生かすまちづくりプロジェクトに取り組みます。

生活空間づくりには、人間力、創造力、構築力が欠かせません。「手を動かし」 「目を養う」 カリキュラムで学生がそうした力を身につければ、未来の建築を担う人材に成長すると確信しています。将来、建築を通じて何を達成したいのか? 常に追求し、夢を持ってチャレンジしてほしいですね。

大学が培ってきた財産をフル活用
最先端のノウハウを建築教育に

「基礎」「まちに出る」「ICTでつくりあげる」「資格取得」のステップを通じ、建築に関する資格に必要な専門知識を幅広くカバーし、大学全体が誇る高い就職率を、新学科でも目指す。

大阪電気通信大学の得意分野=ICTは、建築教育でもいかんなく発揮される

講義ではまず「人と環境に配慮した建物、まちづくりとは何か、本質をつかむ」ことを念頭に、工学と理学の基礎、環境、エネルギー、情報といった建築関連分野の基礎を学ぶ。「ICTを駆使した最先端技術の講義」は工学系大学の得意とするところだが、デジタルスキルを身につける前に、手描き製図にじっくり取り組むカリキュラムが組まれている。手描き製図は卒業研究や資格試験でもスキルの土台として重要な位置を占めるためだ。1年次には製図板を用いて基礎から製図を習得した上で、2年次以降にCADで図面を描き、CGやBIMの最先端の技術を学び、活用できる力を積み増す。

製図室では、建築に不可欠な製図の技術を身につける

さらに、工学系大学の強み=ICTを建築教育でも最大限に生かす。中でも社会で即戦力となるために役立つのがBIMという建築ソフトを使った講義。BIMとは、Building Information Modelingの略称。コンピューター上に作成した3次元のデジタルモデルに、建物デザインだけでなく、構造、設備、コスト、仕上がりといった管理情報を網羅できる、いわば建築物のデータベース。建築プロジェクトに関わるすべての人が、設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報を活用、共有でき、環境面やコスト面でもすぐれた施工計画が可能となる。VR、ARといったバーチャルな表現手法も活用し、歴史的な空間の再現、未来のシミュレーションを試みることもでき、ゼロから建築計画を固めるのにも最適だ。BIMの導入は、他大学をリードする画期的な試みとなる。ソフトの使い方を覚えるというレベルを超え、経験豊富なスタッフの指導のもと、実際に使いこなし、社会で通用するスキルを培う。

授業時間以外も利用可能なコンピューター演習室

工学的設備の充実も学びを後押しする。3D造形先端加工センターには、モノづくりにおける革新的技術として注目されている3Dプリンター、金属用3Dプリンターなど多様な工作機械を完備。企業も活用する実験センターでは、構造、住環境などの本格的な試験が可能。現状施設に加えて新たな計画も進む。

モノづくり分野で注目される3Dプリンターは、3D造形先端加工センターに完備

これらはすべて「学生を伸ばす」教育にほかならない。教職員が一人ひとりと向き合い、設計系、コンサルタント企画系、コミュニティデザイン系など、幅広い建築専門家を養成。「一人でも多くの優秀な人材が社会で活躍すること」を目標に掲げ、新学科は船出しようとしている。

多様なフィールドワーク
アクティブな学びで人間力を養う

建築学科では、多彩な学びを「学生一人ひとりの将来設計に結びつける」ことはもちろん「まちや地域に対して、建築を通じた最先端の社会貢献を達成する」ことを目標に展開する。そのためには「講義中心のよくあるカリキュラムの枠にとらわれない」という。

なぜなら、最先端の空間づくりは決して小手先ではできないからだ。「社会人基礎力も養うアクティブラーニング」に力を入れるのはそうした理由から。まちづくりプロジェクトなどのフィールドワークを授業に取り入れ、実際の問題解決への取り組みを通じて、学生の成長を促す。地域の人々とまちづくりを考え、地震に強い、環境にやさしい、コミュニティ創造といったキーワードを肌で感じ、コミュニケーション能力やチームで働く力も高める。

こうしたフィールドワークを重視するのは、建築のプロに求められる人間的素養を培い、芸術的センスを磨くためでもある。世界から高く評価される歴史的建造物への理解を、京町家の再生プロジェクトなどを通じて深め、昔ながらの素材や職人の手による技術の素晴らしさを知り、クオリティーを見極める目を養う。木造のディテールを目に焼きつけることは、手描きによる製図の造形力を高めることにもつながる。美術館、神社仏閣で芸術や文化にふれ、教養も身につける。

開学55年以上の伝統と恵まれた立地も、建築の学びにはメリットが大きい。大阪、京都という広域を見渡し、地域と連携して問題解決に取り組める。防犯、防災、地域活性化、地場産業の振興と、地域に学ぶ姿勢で貢献に努めるという。

人間力と技術力―。これらを両輪と捉えて双方を高めることを、新学科の使命としている。

Open Campus 2017

80種以上のプログラムがスタンバイ
7/23 sun、8/26 sat 寝屋川・四條畷キャンパス 受付時間/12:30~ 13:00 START

ヒトは モノごころつく前に モノづくりと出会う。

2018年4月、新学科スタート!

新設 工学部 建築学科

新設 総合情報学部 ゲーム&メディア学科

再編 総合情報学部 デジタルゲーム学科

※設置構想中であり、名称及び計画内容は変更になる場合があります。

全力を出せる舞台がある OECU 大阪電気通信大学

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