唐橋ユミのエネルギーEYES(第2回)
東京ガス 大阪ガス 東邦ガス 広告特集:企画・制作 朝日新聞社デジタル営業センター

用語解説

エネルギー基本計画
2002年6月に制定された「エネルギー政策基本法」に基づき、エネルギーの需給に関する施策の長期的、総合的かつ計画的な推進を図るために2003年10月に策定された計画。時代に合わせるため3年ごとに検討・改定していくこととされ、2007年3月に最初の改定が、さらに2010年6月に2回目の改定が行われた。
コージェネレーションシステム
ひとつのエネルギーからふたつ以上のエネルギーを生み出すシステム。利用する場所で、天然ガスなどの一次エネルギーから電気と熱を同時につくることができる。ガスによりエンジンやタービンを駆動させ発電し、その際に出る廃熱を「給湯」や「冷暖房」、「蒸気」などで有効活用するため無駄がなく、エネルギー効率は70〜90%程度と省エネルギー性に優れている。これまでに全国で460万kW程度が導入され、日本ガス協会によると2030年には3,000万kWに拡大すると言われている。
シェールガス
泥岩の一種である頁岩(けつがん=シェール)層に含まれる天然ガスのこと。従来採取されていた砂岩層とは異なるため、非在来型天然ガスと呼ばれる。アメリカでは1990年代から新しい天然ガス資源として重要視されるようになった。以前は採掘が困難だったが、2000年代に入り、圧力の強い水を当ててガスを取り出す技術が確立。生産量が飛躍的に拡大し、世界のエネルギー供給量を一変させる可能性があると予想する研究者もいる。
メタンハイドレート
メタン分子を水分子が取り囲んでいる氷状の結晶。1立方メートルの固体のメタンハイドレートから、およそ165立方メートルの天然ガスが生成される。世界各地の大陸周辺の海底など、低温で高圧な条件下で存在している。日本の近海200海里内にも多量のメタンハイドレートが確認されており、現在わかっているだけでも日本で消費される天然ガスの約100年分が埋蔵されていると言われている。商業的産出に向け、日本でも官民挙げた開発計画が進められている。