メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

02月16日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

水道橋博士が語るNetflixオリジナルドラマ『火花』の魅力とは?

広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

6/3[金]  全世界同時ストリーミング開始!

処女作にして第153回芥川賞を受賞、累計250万部以上という異例の大ヒットとなったお笑いコンビ・ピース又吉直樹の著書「火花」が初の映像化。6月3日、全10話のNetflixオリジナル作品として日本をはじめ全世界190ヵ国に同時配信開始。

前編原作の作品世界に忠実に、さらに豊かに、広がる仕上がりに驚愕

水道橋博士

すいどうばし・はかせ/1962年生まれ。岡山県出身のお笑い芸人。86年にビートたけしさんに弟子入りし、翌年「浅草キッド」として玉袋筋太郎さんとコンビを結成。以来、テレビ、ラジオなどのメディア出演や著書の執筆など幅広く活躍中。独特の視点による毒舌を交えたコメントと個性的なキャラクターで人気を集めている。

今、全10話をイッキ見して最終回を観終り、「火花」ロスの真っ最中ですね(笑)。物語が終わった寂しさと興奮さめやらぬ気分でして。全10話を合計して約500分でしょ。しかも、ながら見ではなく、映画を見るテンションで視聴しているので、これはなかなかない体験です。
文芸作品である『火花』の世界がこれほど映像で忠実に再現され、さらに豊かに広がっていることは、正直、予想以上でしたね。
主役の二人はもう他のキャスティングが想像できないほど作品世界にハマっているし、脇も素晴らしい。原作を丁寧に描くだけでなく、原作には描かれてないエピソードも、それが最初から存在していたかのように自然に溶け込んでいて。見終った後、そのエピソードが原作にあったかを原作を読み直し、チェックしてしまったぐらいです(笑)。

原作は『文学界』に載った時にすぐ読んでいて、芥川賞とは関係なく感心してましたけど、実は、この映像化は相当難しいだろうと思ってました。今まで、芸界の師匠と弟子の話は、年齢が大きく離れていて擬似親子関係を描くのが「芸道もの」の定番だったんですけど、この『火花』では4歳しか離れていない兄弟のような師匠と弟子の関係を描いている。これは設定としては新しいと思ったけど、それを映像化すると単なる若者同士の青春グラフィティになる可能性もある。

それに加えて、主人公が憧れる「神谷」という男の持つ芸人としてのカリスマ性をはじめ、芥川賞作品のもつ叙情性なり文芸の香りを描ききるのは至難の技だと思っていました。ましてやお笑い芸人を目指す若者が主人公なので、作中で何度も漫才を実演しないといけないのも超難しい。熟練の監督陣が手がけていても、実際に観るまでは「残念なものになっていたらどうしよう」との危惧が密かにあったのですが(笑)、これは杞憂でしたね。

そういう作品ができたのは、Netflixというオンラインストリーミングサービスの会社と組んだからでしょう。製作費が桁違いな上、キャスティングやドラマの尺に制約がなく作るから。『火花』の映像化にはテレビ局や映画をはじめとした膨大なオファーあったはず。そのなかでNetflixを選んだのは英断でしたね。しかもテレビで売れている吉本芸人や、名が通った若手スターでキャストを固めることもなく、「原作に忠実に」と希望を伝え、「クリエイティブファースト」で製作側に任せたことも良かったと思います。

『火花』予告編
『火花』公式サイトはこちら

Netflixについて

世界最大級のオンラインストリーミングサービス。190以上の国で8100万人のメンバーにご利用いただいています。オリジナルコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画など、1日1億2500万時間を超える映画やドラマを配信しています。メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけオンライン視聴できます。コマーシャルや契約期間の拘束は一切なく、思いのままに再生、一時停止、再開することができます。

Netflix 大好きな映画やドラマをオンラインで楽しもう!

© 2016YDクリエイション