「みらいの自分」へ飛び立とう
卒業生・在学生からの声
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[卒業生] 木下明音さん
北欧に留学
視野と思考が広がる北欧に留学
視野と思考が広がるミサワホーム株式会社 木下明音さん
(2018年3月 工学部 建築学科 卒業)4年次に長期交換留学制度を利用して、5カ月間、フィンランド・タンペレ工科大学に留学し、フィンランド語のほか、建築設計の授業を受けました。高齢者施設の設計という課題では、近くの施設を訪問して看護師に話を伺い、生活習慣や社会的背景の理解を心がけました。グループでの議論の時間も多く、多様な意見を聞き、視野も思考の幅も広がりました。また、帰国後は国際PBLプログラムに参加。韓国の学生と協働で読書スペースの設計に取り組み、風や光といった環境の側面からアプローチして、実質3日間で木造の小型建築物を設計しました。世界各国の方と出会うことは、文化や価値観と出合うこと。交流で得た経験や人々とのつながりは、これからの人生で大きな力になると信じています。
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[在学生] 宇田 真さん
課題を探求
能動的な姿勢を培う課題を探求
能動的な姿勢を培う工学部 応用化学科 4年次 宇田 真さん
工学部応用化学科では「グリーンケミストリー(環境にやさしい分子・反応設計)」をキーワードに、人と自然にやさしい「ものづくり」を追求しています。能動的に取り組む講義も多く、特に印象的だったのが「サイエンス探求演習」です。1年次に実施される「PBL(課題解決型学習)科目」で、4つの実験から興味のあるテーマを一つ選び、5〜6人で1チームとなり、実験手順書の作成や実験に取り組みます。私が選んだテーマは「時計反応」。2種類の溶液を40度で混ぜ、30秒後に反応を起こすための濃度を調べ、実験でそれを証明することが課題。決まった手順を追うのではなく、学生主体で実験方法を考えていきます。能動的に取り組むことができ、化学反応の理論や実験の組み立て方を学び、研究に向かう姿勢も培うことができました。