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合格者は必ずやっている
合理的な勉強法
『志望校の過去問を研究する』

受験学年になったら、受験勉強はまず、いま手に入る限りの志望校の過去問にひと通り目を通すことから始めましょう。最初は解けないものも多いかもしれませんが、それでもいいのです。とりあえず、どんな問題が、どんな形式で出ているのかを徹底的に把握します。

過去問分析でお勧めの方法は、出題された部分について、全ての塾や学校のテキス卜・参考書から「コレ!」という1冊を決めて、そのどこにあるかを探し、該当箇所を蛍光ペンでチェックしていくという方法です。センターなどの 選択問題であれば、正答以外のひっかけ選択肢の部分も、「出題された」ということで蛍光ペンでチェックしていきます。 これを過去数年分にさかのぼって行うと、「どんな問題」が「どの分野」から「どのくらいの難易度」で出題されているのかが、手にとるように見えてきます。

つまり、「ここは、過去に何度も出題されている」「ここは過去に一度も出題されていない」という傾向を分析することで「ここは出そうだ」「ここは出ないだろう」ということが見えてくるのです。「過去問が重要!」というと、過去問を必死に丸暗記しようとする人がいますが、これは間違った過去問の使い方です。

過去問と全く同じ問題がそのままの形式で出題される可能性は低いからです。したがって、過去問と「同種」「同系統」の問題が出た場合も正答できるように準備しておくことが重要になります。そのためには、過去問を解く場合、問題を解くだけではなく、「出題者の心理を分析する」ことが重要になります。「出題者はどういう意図でこの問題を出しているのか?」をー問ごとに吟味し、考えてみる。問題は変わっても、「出題者の意図」は、そう大きく変わるものではありません。「このくらいの知識は理解しておいて欲しい」という「このくらいのライン」が、たくさんの過去問を分析することで見えてくるのです。

「どの問題が出たか」という視点で問題を解くと「過去志向」になります。そうではなく、「どんな問題が出ているか」「これからも、 同じ傾向の問題が出るはず」という予測をしながら「未来志向」で問題に向かうことで、過去問分析の効果は最大化できます。試験勉強の第一歩は、まず過去問を分析、研究することから始まります。過去問を分析して、合格のために活かしてください。また、ご不明点などございましたら、ご相談ください。

※掲載内容は取材・作成当時のものです。

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