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医学部合格者が語る
「医学部受験合格へのカギ」

(左から)
ウインダム卒業生 昭和大学医学部1年 新井 元さん
メディックTOMAS卒業生 慶應義塾大学医学部1年 片桐楓汀さん
メディカルラボ卒業生 順天堂大学医学部1年 鹿島大資さん

この春、難関の医学部受験を突破して憧れの世界へ一歩を踏み出した3人の大学生に、学習のポイントや最終コーナーにさしかかるこの時期の心構え、現役受験生へのアドバイスなどを聞きました。

自分の個性に合った学習環境を選ぼう

──予備校にはそれぞれ特色がありますが、みなさんはいつ頃どのように選びましたか。

鹿島 僕の場合、このまま勉強しないとさすがにまずいと気付いたのが高校2年の夏。そこから個別指導のメディカルラボに通い始めました。一対一でとことん疑問に答えてもらえる、お尻をたたいてくれる人がいる、という環境が性格に合っていたようで、自分にとっては一番効率的な勉強ができたと思います。

片桐 私は2歳上の姉がメディックTOMASに通って医学部をめざしていたので、自然に同じ道を選びました。集団塾にも通いましたが、疑問に思ったことを質問できないまま授業が終わってしまうなど、自分には向いていないと感じたこともあります。メディックTOMASでは私の実力と志望校に合わせて「いつまでに何ができるようにしよう」という目標設定をしてくださったので、「今はここまで来た」と確認しながら進んでいくことができました。

新井 僕は2人と反対に、たぶん個人指導は性格的に向いていなかったと思います。集団指導のウインダムを選んだのは、医学部受験に特化した授業を受けたかったことと、少人数指導なので質問などに細かく対応してもらえそうだと思ったからです。一人で集中したい時は自習室がありましたし、いつでも先生に質問できるシステムもあったので、困ったことはありません。毎月のテストで順位が出るのも刺激になりました。

──振り返ってみて、合格を決めた学習のポイントは何だったと思いますか。

鹿島 医学部受験ではスピードと量を求められるので、問題のパターンをある程度覚えてしまうことも必要です。毎回ゼロから考えていたのでは時間が足りませんから。そのための反復練習をしっかりできたことが大きかったと思います。受験範囲をひと通り終わった段階は、まだ「この問題は見たことがある」ぐらいの感覚でしたが、2周目、3周目と終わる頃にはこのレベルならほぼ心配ない、と思えるようになりました。

新井 僕は1浪ですが、現役の時はずいぶん自己流に考えて自己流に間違っていたことが今になるとわかります。そうした思い込みや思い違いを解きほぐし、もう一度基礎から積み上げたことが役立った、というかそれをしなかったら今年も合格していなかったと思います。

片桐 医学部受験でも大切なことはやっぱり基礎なので、あれもこれもと手を広げずしっかり基礎を固めていたことが一番役立ちました。秋以降の過去問演習でも最初はなかなか良い点がとれませんでしたが、「夏までにあれだけやったから」と自分で思えるだけの量をこなしていたことが、最終的に活きた気がします。

不安を解消するには手を動かすしかない

──秋以降の学習のポイントを教えてください。

新井 他と比べて理解の浅い単元や知識の足りない分野がないか、今のうちに見直しておくと良いと思います。これからの時期は、特定の科目に偏らず総合的に上げていくという学習が必要なので、できるだけ苦手をつくらないようにすることが大切です。

片桐 10月頃というのはまだ演習の点数は上がらない、でも基礎に戻っている時間はないという精神的にきつい時期ですので、毎日やるべきことを紙に書き出して「今日はこれができた」と確認すれば、不安のループに入り込まずに済むと思います。

鹿島 焦っている時は自分に足りないものが膨大にあるような気がしますが、落ち着いて列挙してみると意外に多くないことに気付くものです。少なくはないでしょうが、これまで努力してきた受験生なら十分手が届く範囲だと思います。この時期はまだ模試判定が悪くてもそれが普通なので、落ち着いて一つひとつ課題を潰していくことが大切です。

──面接対策はどうしましたか。

片桐 私は最初に面接を受けた時も何度も練習をしていたので、あまりプレッシャーのかからない状況で実戦練習ができたという感じでした。チーム医療や基礎研究など、大学ごとに力を入れている分野は違うので、それを踏まえて自分の長所をアピールできると良いと思います。

新井 予備校ならどこでも、どの大学はどんなことを聞くという「傾向と対策」を持っているはずですので、何でも相談してみるといいでしょう。僕自身は、普通のことを聞かれて普通に話しただけ、という印象です。

鹿島 新井さんのいうように、18歳、19歳なりの一般的な受け答えができればあまり心配はいらないと思います。知識や論点のまとめ方については、小論文対策がそのまま面接対策になった部分もあります。

──最後に、受験生へのアドバイスをお願いします。

新井 模試の結果が毎回良い人なんていないし、これさえやっておけば安心ということもありません。受験生である以上、みんな不安だし焦るし落ち込むこともあります。それを解消するには手を動かすしかありません。月並みですが、逃げないことが一番だと思います。

片桐 私はもともと慶應は記念受験ぐらいのつもりでしたが、第一志望に失敗してから、本気で受かるためにできることは全部やろうと気持ちを切り替えたことが結果につながりました。「諦めない」という気持ちは、最後に大きな力になると思います。

鹿島 勉強中に落ち込んだり煮詰まったりした時、僕は音楽を聴いて気分転換しました。その5分や10分のロスで受験に失敗することなどないし、むしろそうした気持ちの余裕を失うことのほうが良くないと思います。家族や予備校の先生など、応援してくれる人はきっと身の回りにたくさんいると思うので、その人たちの力も借りてラストスパートまで走り切ってください。

※掲載内容は取材・作成当時のものです。

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