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良質な睡眠で病気を防ぐ

2016年12月1日

 眠りについて、悩んだことはありませんか?
 たっぷり寝たはずなのに起きたら体がだるかったり、疲れているのに寝付きが悪かったり。それは、睡眠の質が悪いのかもしれません。
 そもそも、睡眠とは何なのでしょうか。睡眠は、脳の時間調節機能が作り出す「眠くなる」「目覚める」のリズムによって引き起こされる生理現象です。脳を休め、記憶を整理したり、身体の細胞レベルでの修復を促したりするなど、心身の調子を整える重要な役割を担っています。
 質の悪い睡眠が続いたり、不眠症などの睡眠障害に陥ったりすると、高血圧や糖尿病などの発症につながる可能性があることがわかってきました。その原因は睡眠不足による自律神経の機能低下といわれています。睡眠中に機能するはずの副交感神経が働かず交感神経が優位になると、血圧は日中と同じくらいの高さになり、高血圧を引き起こす可能性があります。また、膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンの効力が低下し、血糖の量をコントロールできなくなると、糖尿病を発症する危険が高まるのです。
 このような病気を防ぐためには、日頃の睡眠状態を知ることが重要です。一般的に人は深い眠りと浅い眠りを一晩に4~5回繰り返します。寝入ってから3時間の間に最も深い眠りに達すれば、脳も身体も休ませることができるそうです。しかし、寝付きが悪かったり、睡眠時無呼吸症候群の状態になったりする場合は、注意が必要です。これらを把握するには、睡眠計で就寝中の呼吸、脈拍、身体の動きなどを毎日測り続けることが大事です。これらの数値から睡眠の状態を測定し、質のよい睡眠をとれているかどうかを判断できます。現在は睡眠計で計測した睡眠パターンをスマートフォンのアプリでグラフ化し、アドバイスしてくれるサービスもあります。睡眠計の種類は様々。ベッドサイドに置いて、微弱な電波で胸の上下の動きから呼吸の状態を判定する「電波センサー型」や、寝返り時の寝具の振動で測定する「加速度センサー型」などがあるので、使いやすい物を選びましょう。
 では、測定の結果、良い睡眠がとれていないことが判明したら、どうすればいいのでしょうか。良い睡眠を得るには、生活リズムを整えることが大切です。まず、就寝と起床時間を決めましょう。休日も2時間以上、遅寝や遅起きをしないように心がけましょう。就寝前は、ぬるめの風呂につかったり、軽い体操をしたりしてリラックスすることで、眠りやすくなります。寝具は季節に合った適切なものを選び、日中はできるだけ人と接し、活動的に過ごしましょう。


オムロン ねむり時間計 HSL-003T/HSL-004T

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