ネクストリボン がんとの共生社会を目指して

2016年9月5日 開催

「がんとの共生社会づくり ビジョン会議」

がんとの共生社会づくりをめざして、将来像や目標について話し合うビジョン会議を9月5日に朝日新聞社で開催しました。「がんと就労」問題に取り組む医師や、厚生労働省、経済産業省の担当者、趣旨に賛同する企業の人事・広報担当者、患者ら約60人が参加。

国立がん研究センターの高橋都がんサバイバーシップ支援部長から「ダイバーシティー推進における”がんと就労”」というテーマで講演があり、続いて厚生労働省から日本のがん患者の就労問題や国の取り組みについて、経済産業省からは健康経営についてお話をいただきました。罹患者数をはじめ日本のがんの統計的な数値、就労をはじめとする諸問題、それに対する国の対策や、就労者の健康管理を経営的視点から考えることの必要性について学んだあと、ビジョン会議へと移行しました。

「がんとの共生社会は、あなたにとって何を意味しますか?」「課題に対して何をしていくべきですか?」などのテーマでグループ討論したあと、2020年の目標を設定。

目標は、がんによる離職率の半減(現在約30%→15%)を掲げました。がん患者が仕事を継続できる柔軟な制度や、がん患者をサポートする社内文化づくり(企業内がん患者ネットワーク作りや、マネージメント層にがん教育実施など)、病院(主治医)と企業(産業医)の連携推進などを実施していくことが必要だという意見がでました。

その結果、以下のような風景が見える社会づくり(=ビジョン)を目指していくことで合意しました。

『がん患者があたり前のように笑顔で働き、職場で普通に「がん」を話題にできる。患者からは「がんポジ(がんになってもポジティブ)」という言葉が出てくる。』

Mission

  • がんとの共生社会を作る。

Vision

  • 笑顔で働いているがん患者がどこにも、隣にもいる、そして支え合っている。
  • 誰もが、病院では仕事を、職場ではがんを、家庭では人生を語っている。
  • がんになっても前向きに生きる「がんポジ」という言葉が、がん患者の口から出てくる。

Goal(2020年までに)

  • 離職率が30%→15%(半減)
  • 仕事を継続できる社内制度
  • がん患者をサポートする社内文化づくり
  • がん検診受診率向上
  • 病院と企業の連携づくり