関西外国語大学 関西外国語大学短期大学部

「キャンパスは“ちきゅう”」をビジョンの一つに掲げる関西外国語大学。新しいキャンパスを、まさに世界の縮図ともいえる多文化空間にすることで、独自のグローバル教育をさらに進化させる。

(左)ラーニング・コモンズには、図書館や自主的学習エリアのほか、くつろげるカフェも/(右)暮らしながら学ぶ。24時間成長し続けられる場所が「結」だ

2018年4月 御殿山キャンパス・グローバルタウン 開学 世界中の留学生と
「学」「食」「住」を共にする街

近接した二つのキャンパスを融合し
国際教育・交流の一大拠点に

谷本義高 学長

 「御殿山キャンパス・グローバルタウン」。この名称があらわすように、新たに開学したキャンパスの大きな特徴は「街」として創られたこと。「学生たちが住み、学び、異文化を体験できる国際都市を創り、その中でグローバル人材を育成しようと考えました」と、オープンしたばかりのキャンパスへの思いを語る谷本義高学長。その言葉どおり、新キャンパスには、ヨーロッパの街並みを思わせるような風景の中に、「学」「食」「住」を担うスペースが約5万平方㍍という敷地にゆったりと配置されている。
 正門を入ると、石畳風の歩道の先に緑の芝生広場を囲むようなレイアウトで造られた2階建ての低層教室群が出迎えてくれる。「VILLA(ヴィッラ)」と名づけられた教室群は、ガラス張りの開放的な空間。他にライブラリーや自主的学習エリアなどが学生の向学心を刺激する。「食」を支えるのは、カフェテリアをはじめ、いくつものカフェ、コンビニエンスストアなど。そして「住」の舞台となるのは「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」だ。「朝早く行ってみると、本学学生と留学生が楽しそうに会話をしている。よく見ると彼らの朝食風景でした」と笑う谷本学長。「結」は関西外大の学生と、約40の国と地域からの留学生計約700人が暮らす生活空間。すでに開学時には関西外大の学生約200人、外国人留学生約250人が入居し、その後も短期大学部を含めた全学部・全学年の学生を対象に入居者が募集されていく。入居する学生は、朝、授業を受けるために部屋を出れば、そこは英語をはじめフランス語、オランダ語など各国の言葉が飛び交うインターナショナルな空間。放課後、「結」に戻ってからも、さまざまな国や地域の学生たちがユニットごとに用意された大きなリビングに集い、英語を中心に多彩な言語で会話をし、質問し合い、ダイニングではお国自慢の料理を披露し合うというにぎやかな国際交流が実現することになる。留学を希望する学生にとっては、日常の暮らしのなかで「プレ留学」ともいえる貴重な体験をすることができる。また将来、海外に出ていこうと考える学生にとっては、「結」で得た各国の友人は、世界に広がるネットワーク形成への礎となることだろう。
 御殿山キャンパス・グローバルタウンの開学がもたらすもう一つの大きなメリットは、二つのキャンパスの一体利用が実現することだ。これまでは大学の本部が置かれた中宮キャンパスから少し距離が離れた場所で学研都市キャンパスが運営されていた。開学した御殿山キャンパス・グローバルタウンは、中宮キャンパスから西へ約400㍍という近接したロケーション。この二つのキャンパスですべての学部・学科の授業が開講され、留学生との多彩な交流プログラムも両キャンパスで展開される予定だ。学生たちは散歩気分で二つのキャンパスを行き来しながら学び、そして活発な異文化交流を楽しみながら自然にグローバル人材としてのスキルを伸ばしていくことになる。
 6月8日には、海外協定大学の関係者を招いた式典が行われ、19大学の学長や国際交流担当者に新キャンパスをお披露目。学生が学びの成果を堂々と英語でプレゼンするなど、活発な交流が行われた。翌9日には企業・官公庁、大学関係者らを招いた開学記念式典が行われ、出席した約700人が新たな国際交流拠点の誕生を祝った。「新キャンパスの誕生がゴールではありません。関西外大のモットーは『不留』。常に留(とど)まることなく前に進みます」。谷本学長の決意とともに、大学の新たな歴史がスタートした。

6月8日式典後、海外協定大学の関係者と記念撮影

海外大学と同じ環境で学ぶ
それが「関西外大流」

留学生とともに学び海外留学を疑似体験

 2018年4月、関西外国語大学がグローバル人材の育成に向け、御殿山キャンパス・グローバルタウンの開学と同時にスタートさせたのが「関西外大流グローバル人材育成プログラム」だ。受講対象となるのは、一定レベルの英語力を備えた全学部・学科の学生。開講科目は、国際関係や政治学、歴史、経済、ビジネスなど多岐にわたり、科目数は60以上になる。
 このプログラムの大きな特徴は、ほとんどの授業を留学生とともにオールイングリッシュで受けることだ。「留学生対象の授業がベース。留学生から授業で日本人学生との交流を求める声が多く、そうしたニーズに応えながら、さらに本学学生の多文化理解を深めることができる教育プログラムができないかと考えたのがきっかけでした」。授業のスタイルも留学生にとっては自然なディスカッションが中心となるアクティブラーニング形式。英語によるリーディング、ライティングのスキルはもちろん、活発に発言しプレゼンテーションする海外の大学そのままのスタイルで授業にのぞむことになる。まさに海外留学と同じ学びを学内で体験できるのが魅力だ。「1年、2年生向けには日本人学生だけで受講できるクラスも用意しています。そこから段階的にスキルアップしていただきたいと期待しています」。頑張ってスキルアップすれば、関西外大ならではと大学が自負する、留学生に囲まれた刺激的な環境で勉強にのぞむ日々が待っている。
 関西外国語大学の海外協定大学は世界54の国・地域に383大学(2018年6月現在)。それらの大学に向け、学位留学や専門留学、リベラルアーツ留学など、英語で専門分野を学ぶ留学が推奨されている。2017年4月、これらの留学につながる新しい英語教育プログラムとしてスタートしたのが「Super IESプログラム」だ。このプログラムは、英語教育の分野で定評のある海外の協定大学と協働開発。アメリカのノーステキサス大学、アラバマ大学、オーストラリアのウェスタンオーストラリア大学に加え、18年4月からはオーストラリアのアデレード大学も加わった。英語キャリア学部英語キャリア学科と外国語学部英米語学科で展開。担当教員はすべて協定大学や海外から招聘(しょうへい)した教員で、Content-based Approach(内容中心教授法)を用いて、留学に必要な英語力とアカデミックスキルを向上させている。「1年春から受講する学生は驚くようです。これが英語の授業かと。それでも1年頑張れば、英語力が飛躍的に伸びていることを実感できるでしょう」。多くの学生はTOEFL®の点数がアップし、2年次秋から留学できる英語力を修得したという。「関西外大流」は確かな成果を上げている。

実践的な留学準備にもつながる「Super IESプログラム」

EVENT INFO[イベント情報]

OPEN CAMPUS 2018
◉中宮キャンパス&御殿山キャンパス・グローバルタウン
7/28(土)・29(日)、9/16(日)、12/15(土)11:00START!
◉御殿山キャンパス・グローバルタウン単独
8/5(日)13:00START!

掲載大学一覧[関 西]

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