明海大学

なりたいじぶん大学。

広く世界を見据え
深く実践で学ぶ

先見性を発揮した
新学部の開設

日本語を専門に学ぶ留学生もいて、さまざまな国の言葉が聞こえる国際色豊かなキャンパス

 明海大学は歯学部の単科大学・城西歯科大学として1970年、埼玉県坂戸市に開学した。その後、1988年に千葉県浦安市に外国語学部、経済学部を設置した際、明海大学に名称を変更。以来、1992年に日本で唯一の不動産学部、2005年にはホテルやエアラインなどの業界でホスピタリティ・マインドを備え、高付加価値のサービスを提供できる人材を育成するホスピタリティ・ツーリズム学部、そして本年4月に歯科衛生士を養成する保健医療学部を設置。次々と学部を開設、6学部8学科を擁する総合大学となった。
 「開学当時、歯科医師不足という状況のなか、社会の要請もあり歯科医師養成大学としてスタートしました。創立者である宮田慶三郎はこの先どうなるか、どういう人材が求められるかなど、社会の動きをいち早く予見し、新たな学部を開設していったのです。保健医療学部も歯科衛生士不足に応えるために開設しました」。安井利一学長は力強く話し、こう続ける。
 「本学の建学の精神は、『社会性・創造性・合理性を身につけ、広く国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成』です。社会性とは、常に変化する社会の中で、自らが課題を見つけ解決する能力のことをいい、新学部開設がそれを表しているといってもいいでしょう」
 また歯学部や保健医療学部は、直接、人の健康に接し、不動産学部は人が暮らす場所という基盤に関わり、ホスピタリティ・ツーリズム学部は、おもてなしの心を育てるなど、いずれの学部新設も人と人とのよりよい関係の構築を学んでほしいという狙いがある。

人間力を高める
MGOプログラム

 安井学長は毎年4月、大学というのは、自分を成長させるために徹底的に利用する場所だと新入生に向けて話す。つまり、4年間は自分で考え行動する基礎力をつける大切な時間でもあるということだ。明海大学はそのためにさまざまな機会や設備をそろえている。
 「1年次にディスカッションする力を身につけたり、論理的思考を学んだりする科目が必須となっており、コミュニケーションを徹底的に学びます」
 昨今、メールやSNSだけでやり取りをする学生が多く、コミュニケーションスキルがやや不足していると安井学長は感じているからだ。
 コミュニケーションという点で、明海大学は国際色豊かな大学で、多くの国や地域から約600人の留学生が通学しており、さまざまな交流も活発だ。海外の大学とのネットワークは14カ国・地域、43大学にのぼる。歯学部では4人に1人が海外研修に参加している。また浦安キャンパスには外国人留学生や教員たちと気軽に話せたり、外国語でグループワークができたりする「明海複言語・複文化教育コモンズ」があり、学内にいながら疑似留学体験もできる。
 「ただ、外国語が話せる=グローバルということではなく、自分の中に社会性、創造性、合理性があり、人間力があってこそ国際社会で活躍できると考えています。そのために1年次から国内外を問わず、就職を視野に入れ、すぐに社会で活躍できるための教育を行っています」
 それが2013年からスタートした、1年次から4年次まで一貫して継続するキャリアプログラム「MGO」で、学生一人ひとりに合わせたキャリア教育に取り組んでいる。
 安井学長は歯学部で教鞭を執っていたときに「患者さんから、あなたに会えてよかったといわれるようになりなさい」と学生に話していたという。それは医師をめざす学生だけでなく、全学生に当てはまることでもある。
 MGOの目的は将来、仕事を通して人の役に立ち、社会に貢献できる人間に成長してほしいという願いにある。
 「就職するための小手先のテクニックを学ぶのではなく、実社会で役立つ社会人基礎力を身につけ、卒業後、すぐに社会で活躍できる人に育てるという狙いがあります。それこそが教育だと私は考えています」

2020年創立50周年
建学の精神をより深化

自身も明海大学歯学科で長く教壇に立った安井利一学長

 明海大学は2020年に創立50周年を迎える。創立当時とは社会も大学も大きく変化した。安井学長は特に社会が明海大学を見る目が変わったと感じている。
 「最近、本学の学生に関してお褒めの言葉をいただくことが増えているのです」
 目を細めてそう話す。
 そこで、安井学長に明海大学の誇りは何かと聞いた。すると「本学の学生が私たちの誇りです」と即答した。大学をつくるのは教員や職員ではない。卒業生を含めた明海大学の学生なのだとも強調する。
 建学の精神のもと、不動産学部やホスピタリティ・ツーリズム学部など、ユニークな学部の新設や、MGOなど新たなチャレンジが少しずつ結実してきている。そして社会が明海大学に注目し始めている。
 「私の好きな言葉は率先垂範です。まず自分が先頭に立ち、行動していかなければならないと常々考え、行動しています。来年の創立50周年、そしてその先の未来へ向けて、明海大学は進化を続けていきます」

CAMPUS TOPICS ①

歯科医学教育機関の実績のもと
東日本の私立大学では初めての
4年制歯科衛生士養成課程誕生
 今年4月、浦安キャンパスに歯科衛生士を養成する保健医療学部口腔保健学科が開設された。本学部はこれまで明海大学が歯科医学教育機関として行ってきた専門的で高度な技術が身につけられるだけでなく、歯学部付属病院をはじめ、東京都渋谷区、千葉県浦安市、埼玉県入間市などの診療所で臨床研修もできる。
 また、歯科医療の現場に限らず、介護の場面でのえんげリハビリテーションや、口腔健康管理など、新たなニーズに対応する教育も行う。
 「明海大学は歯科大学からスタートしたこともあり、歯科衛生士を育成するのは使命であるとも考えています」と安井学長。歯科衛生士の全国での求人倍率は21倍を超え、社会のニーズは高まるばかり。保健医療学部に大きな期待がかかる。
虫歯や歯周病にかかる前にケアする予防歯科の考えが広まり、歯科衛生士のニーズはより高まっていくことが予測される

CAMPUS TOPICS ②

実学志向の大学をめざし
「就職に強い」を具現化する
キャリアプログラムMGO
 明海大学は2013年より、それぞれの学生にあった進路や就職の実現をめざすキャリアプログラムMGOをスタートさせている。MGOとはMeikai University Growth and Opportunity Through Learningの略で、4年間の学びを通して成長と機会を提供するものである。1年次のうちに自分の弱みと強みを知り、ディスカッションする力を身につけ、2年次には問題解決のプロセスを理解、プレゼンテーション力を高める授業などを行う。これはすべて必修科目で、全学生が履修しなければならない。
 「いずれも実践的で、学生を育て社会人として活躍できる人間とし、企業へバトンタッチするプログラムです」と内苑孝美キャリアサポートセンター長は自信に満ちた表情で話す。その成果は就職率5年連続100%(就職希望者137人中就職者137人 ホスピタリティ・ツーリズム学部/2018年度卒業生)という数字が示している。
MGOプログラムを開発・推進してきた内苑孝美キャリアサポートセンター長。ホスピタリティ・ツーリズム学部長も兼任する

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