筑紫女学園大学

昨年、学園創立110年を迎えた筑紫女学園を母体とする筑紫女学園大学では、建学の精神である「仏教に基づく人間教育」と、変化する時代に応じた「女子教育」をゆるぎなく実践してきた。伝統と実績ある「文学部」と「人間科学部」に続き、より実践的な実学を重視する「現代社会学部」を立ち上げるなど、新しいフィールドにも挑戦を続けている。

学生一人ひとりの成長と自己実現のために

時代のニーズに応えた
新カリキュラムを導入

緑豊かで閑静な教育環境で学ぶ効果は抜群

 筑紫女学園大学が掲げる人材像は、どの分野においても自らの役割を果たし、新しい価値を創造し得る女性である。それは同大学の校訓である「自律」「和平」「感恩」の精神を目指すものに他ならない。この考えに基づき、より時代のニーズに合った教育を実現するため、2019年4月より全学的に新しいカリキュラムをスタートさせる。
 語学を学び、文化を創る「文学部」は、現代社会に必要な実践的・創造的コミュニケーション力を日本語学・文学・文化の知識を基盤として養成する【日本語・日本文学科】、聴く、話す、読む、書く、の4技能を向上させコミュニケーション力を培い、国際感覚と航空・旅行業界等での英語実践力を養う【英語学科】、中国語・韓国語をベースに、充実した現代アジアの社会・文化を通じてめざましく発展するアジアの現状を学ぶ【アジア文化学科】の3つの学科で構成されている。
「人間科学部」の【発達臨床心理コース】においては、国家資格として新設される「公認心理師」の養成に向けたカリキュラムを配置。【社会福祉コース】においては、スクールソーシャルワーカーと福祉心理士の養成課程を導入し、これまで以上に社会のニーズに応える人材を育成している。【初等教育及び幼児保育コース】においては、正課内外の支援体制が整っており、近年、実績を出し続けている。
 体験型学習を重視した教育手法を積極的に採用している「現代社会学部」では、【現代社会学科】において、「ビジネス」「地域デザイン」「メディアデザイン」「ポピュラー文化」の4領域から現代社会の仕組みや実態を複合的に理解するとともに、言葉のエキスパートである記者やアナウンサー経験者からオムニバス形式で講義を受けることにより、社会で求められる真の意味でのコミュニケーションスキル、表現力を強化する。インターンシップのほか、ボランティア活動、海外研修などの「社会活動」に必ず参加することで、社会で必要とされる責任感などの資質や能力を身に付け、問題解決力、コミュニケーション能力、主体性・リーダーシップを持った職業人として、多様な場において社会の発展に貢献できる女性を育成する。
 同大学の特徴的な学びとして、専門領域を軸に興味や関心を喚起し、幅広い視野を養成するための「副専攻」という仕組みがある。例えば、女性の生き方について学部学科の領域を越えて全学で学ぶ「女性の生き方を考える副専攻」や英語関係の学科と教育関係の学科の科目を横断して履修する「児童英語教育副専攻」などがある。

一人ひとりの成長を支える
バックアップ体制が充実

ラーニング・コモンズなどの教育施設や少人数教育の授業を充実

 正課外活動での学生の成長にも注力している。その一つが、社会人基礎力を育成する筑女〝めざめ〟プロジェクトだ。地元・太宰府市のイベント実行委員会をはじめ、長崎県平戸市、航空会社、世界最大の食品・飲料会社などと産学連携により、チームで課題解決に取り組み、チームで働く力、考え抜く力、失敗を恐れず前に踏み出す力を身に付けていく。
 また、同学独自の取り組みである「CJサマーキャンプ」は、高校生と大学生が共同で課題やフィールドワークに取り組み、さらに企業等の協力を得て企画されたプログラムを同時に実施することで、高校生に「大学での学び」の一端に触れる機会と、4年後の進路を考える機会を提供する新たな取り組みとして関心を集めている。
 同大学が今後さらに力を入れていくアクティブ・ラーニングを実践する新たな施設「CJ COMMONS」も好評だ。ラーニング・コモンズ機能の強化によって、従来の図書館が「静」の図書館であるのに対し、「動」の図書館を新たに誕生させた。キャンパス内には無料のWi-Fi環境も整備されており、さらなる学習環境の充実に拍車がかかっている。
 昨今では、経済的な理由から進学や入学後の修学を躊躇するケースも増えている。同大学ではこうした社会情勢を鑑みて「特待生・奨励生」などの支援も強化し、学生一人ひとりの向上心を手厚くサポートしている。

CLOSE UP[注目情報]

2018年度小学校教員採用試験合格率76.6%

 筑紫女学園大学では、学生と教職員が一体となって教員採用試験対策に取り組んでいる。筑女オリジナルの教員採用試験対策講座では、正課の授業を基盤に、筆記試験対策や夏休み強化合宿、春休み集中対策、二次試験対策、赴任前準備講座など4年間を通じた独自の支援プログラムを正課外で実施している。
 教員を目指す学生への教職課程については、実習支援センターが主体となって全面的にバックアップしている。実習支援センター内には自習スペースやパソコンが配置されているほか、過去問題集や参考書、九州地区の教員採用試験のノウハウが集約された資料が代々引き継がれている。卒業生たちが蓄えてきたこれらの貴重な情報は、試験に挑む上での強力な後ろ盾となっていることだろう。
 実習支援センターでは、採用試験前に利用時間を延長し、学生が十分な勉強時間を確保できるように配慮。さらには、面接、模擬授業、実技、小論文二次試験といった二次試験への個別相談や指導要望への対応および勉強会など、きめ細かなサポートを行っている。
 学生の努力と一人ひとりの個性に合わせた教職員の支援が実を結び、2018年度の小学校教員採用試験の現役合格率は、76.6%(合格者36人/受験者47人)を記録している。

2017年度卒業生就職状況(2018年5月1日現在)
※(就職希望者:就職決定者数)

VOICE[在学生・卒業生より]

在学生
現代社会部 現代社会学科 4年
物部 未都さん
 
学生主体でより良い方向へ
進化することのできる大学です

 現代社会学部は新しい学部で、私はその自由度の高さとチャレンジ性を重視して入学しました。大学の外に出る機会もたくさんあります。2年次に受講した3カ月間のキャリアインターンシップでは、企業の方々や他大学の学生との出会いを通じ、自らのモチベーションの維持や新しい価値観の創造につなげることができました。代表を務めるゼミでは、ネパールで仕入れた服飾品を日本で販売し、その利益でネパールに学校を再建する活動を行っています。リーダーとして組織をマネジメントしなければならないため、さまざまな能力が求められますが、ここで身に付けた能力は社会に出たときも必要になる力だと信じています。
 時代や社会のニーズに合わせて変化できるという点も、この大学の魅力の一つです。後輩には、「私たちが筑女を作っていく!」という気持ちで入学してきてほしいですね。

卒業生
福岡県 小学校教諭
西田 茉以さん
2017年 人間科学部 人間科学科卒
「もっと知りたい!学びたい!」
新たな発見ができる大学です

 小学校教諭のやりがいは、日々、子どもたちの成長を感じられること、頑張った分だけ子どもが返してくれるところでしょうか。筑女の初等教育コースでは、2年生から4年生まで3年間をかけて全教科の模擬授業がカリキュラムとして行われます。そのため採用試験はもちろん、先生になったときも臆せず授業を行うことができました。3年生から始まるゼミでは、仲間や先生方と議論や研究を重ねることで、自分の意見を人に伝える力や人の意見を聞いて考えを深める力がついたと思います。
 筑女は、とにかく先生との距離が近くアットホームな大学です。先生方は学生全員の名前を覚え、いつも全力でサポートしてくださいました。「なるほど!もっと詳しく知りたい!」という授業がたくさんあり、新たな発見ができます。先生を目指す方はもちろんですが、そうでない人にもおすすめの大学です。

●筑紫女学園大学(私)

【創 立】 1988年
【学 部】 文学部:日本語・日本文学科、英語学科、アジア文化学科
人間科学部:人間科学科(発達臨床心理コース、社会福祉コース、初等教育コース、幼児保育コース)
現代社会学部:現代社会学科(ビジネス、地域デザイン、メディアデザイン、ポピュラー文化)
【小学校教員採用(1981年〜2000年に設立)】 九州・山口・沖縄1位
【女子大ランキング(一般入試志願者)】 九州・山口・沖縄1位
【宗教系大学ランキング(仏教系、高校からの評価)】九州・山口・沖縄1位
(いずれも『大学ランキング2019版』より)
〒818-0192 福岡県太宰府市石坂2-12-1 
☎092-925-3591(入試・広報班)
http://www.chikushi-u.ac.jp/

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