福岡大学

9学部31学科・大学院10研究科34専攻を擁し、約2万人の学生が一つのキャンパスに集う西日本屈指の私立総合大学、福岡大学。学生たちはそこで日々、主体性を持ってアクティブに学んでいる。その一例を見てみよう。

「一人ひとりがActiveに!」
豊かな個性と能力を培う

アクティブに
学べる環境が充実

最先端技術に取り組む大橋教授(右端)と研究室の学生たち

 大学での学びには「共通教育科目」と「専門教育科目」がある。福岡大学で学べる「共通教育科目」は約100科目。しかも総合大学がゆえに、どの科目もその分野の第一線で研究する教授陣が講義を行っていることが魅力だ。文系学部生が理系学部の教授から教わるシーンを思い浮かべれば、充実した環境であることは容易に想像できる。その分野の専門家だからこその講義が、学生の知的好奇心をより刺激し、幅広い教養を身に付けた人材へと成長していく。
 「専門教育科目」では当然高い知識や技術を修得するが、それだけではない。〝社会に貢献できる力〟も養っていく。工学部での一例を挙げてみる。時代の先端を行くIoTを研究する大橋正良教授が研究室の学生に指導する基本スタンスは、「自分で研究したい分野を決め、自分で課題を発見し、解決策を模索せよ」ということ。確かにこれからの時代、解決策を探る以前に、〝課題〟を探ることが重要であることは、私たちが経験したことのない世界に入っていることを考えるとうなずける。大橋教授は、「20年後の社会を想像するワーク」や「研究合宿」等も行って、学生に様々な学びの機会を提供している。

アクティブ・ラーニングを
さらに進化

海外研修の事前学習として、留学生と英語でグループワーク

 教育改革が求められる中、双方向で主体的に学ぶ方式「アクティブ・ラーニング(AL)」が至る所で唱えられている。学生数2万人を抱える福岡大学ではどうだろう。福岡大学では建学以来、ゼミ活動が活発であり、議論をよく行ってきた伝統がある。現在でも少人数による教育、担任制度、低学年次からの学年を超えた研究室活動等……。教員と学生、学生と学生が議論する機会が豊富なのが福岡大学の特長だ。他にも、企業と商品開発を共に行ったり、地域の課題を共に解決したりと、世代や立場の違う者との真剣勝負の機会も多くある。さらに、300人を超える大教室での授業でもALは実施されている。グループに分かれてディスカッションを繰り返す「税法」の授業では、多くのメンバーと議論することで多様な意見を知ることができ、学びの領域が広がると人気だ。グローバル化対応のプログラム(G.A.P.)では、留学生を交えて「英語」でのグループワーク等を実施。国際センター・佐々木有紀准教授は「バックグラウンドの違う人ともフェアに意見を言い合い、調整できる人になってほしい」と語る。どのプログラムも活気があり、学生は学びの面白さを肌で感じているようだ。

主体性を持った
アクティブな人材へ

一糸乱れぬ応援を生み出す練習風景
采原さん(右)八納さん(中央)

 課外活動が活発な福岡大学。約7千人が活動している。その中でも学生にエールを送り、多くの学生が心の支えとしている団体として応援団がある。先輩応援団長の情熱と人柄に魅了されて入団した采原弘樹さん(現団長、商学部4年)と八納萌瑛さん(現副団長、同)。二人は団員をリードし、クラブの試合や卒業生の集い、地域のイベント等で活動している。「応援団としての密な活動を通じてリーダーシップを養えた」と采原さん。「団長の厳しい叱咤激励を受ける団員へのフォローを通じ、人を思いやる心配りが身に付いた」と八納さん。課外活動を通じて多くの学生が同様のことを経験している。積極的に人と関わり、意識して人の気持ちを慮る。その結果、一つのことを成し遂げていく。これからの時代に必要な力が日々培われている。

CLOSE UP[注目情報]

入学前予約型給付奨学金
「七隈の杜(ななくまのもり)」

 福岡大学の入学前予約型給付奨学金「七隈の杜」は、一般入試出願前に奨学金の申請を受け付け、審査の結果、採用候補者として認定された方に対し、入学後1年間の奨学金給付を事前に約束する制度。採用候補者数は、約3000人。採用候補者は、一般入試に合格し、福岡大学に入学後、所定の手続きを行うことで正式に奨学生として採用される。
 「七隈の杜 給付奨学金」は、入学前に給付を確約する奨学金で、新入生の経済支援を目的としている。給付奨学金のため返済義務はない。所定の家計基準を満たすことを申請資格とし、困窮度の高い方から採用候補者を決定する。
 「七隈の杜 第3子以降特別給付奨学金」は、所定の家計基準を満たすことに加え、第3子以降の方が対象。こちらも、給付奨学金のため返済義務はない。教育費の負担が特に大きい第3子以降の受験生がいる家族を支援する。

入学後の奨学金給付を確約する奨学制度
「七隈の杜」
申請期間:2018年11月1日(木)〜12月6日(木)
詳細はウェブサイトでご確認ください
http://nyushi.fukuoka-u.ac.jp/p/nanakuma/

VOICE[在学生・卒業生より]

在学生
人文学部 教育・臨床心理学科 3年
上野 綾華さん
(鹿児島県池田学園池田高校卒)
興味があるものに積極的に参加
充実の学内プログラム

 私が学内プログラムに参加するようになったきっかけは、入学後の4月にあった「『言葉の力』育成プログラム」です。学科の先生に勧められて申し込んだのですが、それまで苦手だった〝短時間で文章を組み立てる力〟が身に付いたことがうれしくて。以来、掲示板やFUポータル(学生専用ウェブページ)で情報をチェックして、興味があるものにどんどん挑戦しています。
 英語ポスターコンテストへの応募や他大学との単位互換科目の履修といった〝学び〟から、図書館の選書ツアーやスポーツ科学部が行うスキープログラムなどの〝体験〟まで、さまざま。参加するたびに新しい視点を得ることができ、刺激をくれる友達との出会いもあります。先輩や大学院生と話をする機会も多く、将来を考えるヒントをもらっています。

卒業生
㈱NTTデータ九州
松藤 崇さん
2013年 理学部 社会数理・情報インスティテュート卒
大学生活の過ごし方が
就職活動や将来につながる

 公共・金融・法人分野で情報システムの開発・販売をするNTTデータ九州で、営業を担当しています。
 大学の授業ではグループでシステム開発に取り組み、周囲とコミュニケーションを取りながらチームで進める「ものづくり」に魅力を感じました。そのような中、就職はシステム会社を志望するように。就職・進路支援センター等を利用しながら、採用試験に臨みました。第一志望であった今の会社の面接では、情報格差のない社会を作りたいと力説。グループディスカッションで〝まとめ役〟を買って出るなど、積極的な姿勢も功を奏し内定を得ました。授業等で〝まとめ役〟をする機会が多かったことも、就職活動に役立ったと思います。
 福岡大学の魅力は、学生数と学部数の多さ。個性に富む学生と交流した経験は、今につながっています。

●福岡大学(私)

【創 立】 1934年(福岡高等商業学校として創立)
【学 部】 人文学部、法学部、経済学部、商学部、商学部第二部、理学部、工学部、医学部、薬学部、スポーツ科学部
【社長の出身大学 全企業】 九州・山口・沖縄1位(全国16位)
【教育環境 学生数】 九州・山口・沖縄1位(全国17位)
(いずれも『大学ランキング2019版』より)
〒814-0180 福岡市城南区七隈8-19-1 
☎092-871-6631(代)
https://www.fukuoka-u.ac.jp/

掲載大学一覧[九州・山口・沖縄]

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