そうじょう大学

理系を中心とした多彩な学部を擁する崇城大学では、情報学科のコース再編や学内留学ともいえる英語学習環境の整備など、キャンパスでの情報化とグローバル化を推進している。また空港キャンパスでのエアライン・パイロット養成が航空業界で高い評価を得ており、実践的な教育で高い就職率を誇っている。

情報教育を徹底、
変化の激しい時代を生き抜く実践教育を

「何を学んだか」ではなく
「何ができるようになったか」

中山峰男学長

 あらゆる意味において不透明な未来が待ち受ける現代、中山峰男学長は「本学の使命は、未知の課題に取り組む学生の育成である」と断言する。
 その具体策の一つが、1年次から3年次を通して開講されるPBL(課題解決)型学習だ。企業から提供される課題に少人数のグループで取り組み、学生自らがプレゼンを行い解決策を企業にフィードバックする実践型授業である。
 「学生一人ひとりが持っている才能を開花させるのが私たちの役割。その才能を活かして、変革の激しい社会で大いに活躍してほしいと考えています」
 中山学長はまた、大学生活で問われるのは「何を学んだか」ではなく「何ができるようになったか」と語る。同学では、入学時から担任の他に1人の教員が5人以内の学生をきめ細かにサポートするチューター制を導入しており、「先生との距離が近く、自分のやりたいことがやれる」と学生からの評価も高い。熱心な教員たちの存在も、学生たちのモチベーションの火付け役となっているようだ。

未来の社会を見据えた
情報教育と英語教育

IoT・AIセンター

 情報化、グローバル化の未来に対応できうる人材の育成にも、いち早く取り組んできた。
 今年4月からは、情報学部情報学科に「未来情報コース」を新設し、「知能情報コース」「電子通信コース」を含めた新編成でスタート。IoT・AI・P2Pなどの実践的な学びの場となる「IoT・AIセンター」もオープンし、高度なICT(情報通信技術)を駆使して地域や社会の課題を解決できる人材育成の体制を整えた。
 「今年後期からは、九州の他大学に先駆け、ビッグデータを処理するデータサイエンス授業も開始します。これから到来するであろうAI社会に対応できる人材を送り出していくために、キャンパスの情報化もいっそう進めていく計画です」(中山学長)
 情報系から薬学、工学、芸術まで多彩な学部を展開する同大学では、どのような分野においてもグローバル化は必至との見地から、〝生きた英語〟を学ぶ場づくりにも注力してきた。外国人講師が多数在籍する英語学習施設「SILC(シルク)」では、学生一人ひとりの目標やレベルに合わせて実践的な指導が行われる。
 こうした実践的な英語教育の成果は、宇宙航空システム工学科でのエアライン・パイロット育成でも如実に現れている。面接試験でも、1年次から外国人講師に鍛えられてきた経験が強みとなっているという。ちなみに同大学は国内で唯一、空港に直結した「空港キャンパス」を持つ大学であり、毎年優秀な人材を航空業界に輩出していることでも知られている。

99%以上の就職率を
6年連続で達成

SILC外国人講師陣

 社会がどんな人材を求めているかを先見した徹底的な実学主義が功を奏し、同大学の就職率は2015年3月の卒業生以来、常に99%以上をキープ。20年3月の卒業生においても、99.1%と高い数値を記録した(就職者559人/就職希望者564人)。「コロナ不況」の到来が叫ばれるなか、今後の就職戦線は理系優位の傾向が高まると予想される。「就職に強い崇城大学」の特性は、こうした状況下においてこそ、いかんなく発揮される。
 「本学では、全学生がパソコンを所有しており、パソコンのリテラシー教育やe-ラーニング授業を積極的に導入しています。12年から授業料を値下げして、入学時のパソコン購入費用とした成果です。文系理系問わず、情報化に対応できる人材に企業も期待していると思います」と中山学長は語る。
 もちろん、年間を通じて効果的に組まれる「就職ガイダンス」や、キャリアカウンセラーによる個別面談といった就職サポートも手厚い。高い就職率だけでなく、全国大手企業への就職数の多さや学生の満足度の高さなど、就職の「質」に秀でているのも、全学一体となった教育と支援体制の賜物といえよう。

CLOSE UP[注目情報]

私大トップクラスの薬学部に新講義棟が完成予定

 崇城大学薬学部では、2005年の設置以来、医療現場で活躍できる実践能力の高い薬剤師の養成を目指してきた。その6年間の教育課程のベースとなる講義棟の新棟が今年度中に完成する予定だ。
 総面積約3千平方㍍、4階建ての新講義棟には、1学年の学生全員が収容できる三つの講義スペースを完備。講義スペースの拡充によって、いっそう効率的な授業運営が可能となった。中には、ガラス張りの開放的なカフェテリアもあり、ランチ利用だけでなく自習やコミュニケーションの場としても活用できるため、学生たちの自律的な学習や交流がより盛んになることだろう。
 同学の薬学部では、高学年においては国家試験対策として有効な演習も多く取り入れている。その結果、薬剤師国家試験では毎年好成績を収め、今年3月に行われた第105回薬剤師国家試験において、新卒合格率は九州の私大で2位の88.79%(合格者95人/受験者107人)、総数合格率では同1位となる76.69%(合格者125人/受験者163人)を記録した。これは全国私大平均合格率を大幅に上回るもので、難関を突破した学生のほぼ100%が医療機関や薬局、メーカーなど多岐にわたる現場への就職を果たしている。

新講義棟の外観

VOICE[在学生・卒業生より]

在学生
生物生命学部
応用微生物工学科 4年
深江 統子さん
資格取得から生活のことまで
学生のサポート体制が万全です

 「食を通じて多くの人々の健康と幸せに貢献したい」との夢があり、在学中は食品に関する資格の取得が一番の目標でした。崇城大学ではさまざまな資格の取得が推奨されていて、そのための講義もあったので、食品関係の職業に有利な資格をいくつか取得することができました。また、食品関係の講義が多くあり、卒業研究ではコーヒーの機能性に関する研究をすることができました。これも夢へ近づくための、大きな一歩となったと思います。
 あと、特待生制度「ミライク」も獲得でき、授業料の負担が減ったことは、両親も喜んでくれたと思います。アルバイトで多忙でも、ミライク継続のため計画的に勉強を行うことができました。このほか、不安や悩みを相談できるチューター制度などサポート体制が整っているので、自分のやりたいことを見つけたいという人も、安心して入学してほしいですね。

卒業生
ヨネックス株式会社 東京オフィス
大型店営業部営業課
吉竹 勇希さん
先生方の手厚いサポート
憧れの仕事へと導いてくれた

 化学が好きで崇城大学に入学し、卒業後は大学で学んだことを活かせる進路に進もうと考えていました。幼い頃からヨネックスという会社への憧れが強く、教授や講師の方々が夢への道標を示してくださり、スポーツメーカーへの就職を叶えることができました。自分のやりたいことについて考える場や選択肢がたくさんあったこと、手厚いサポートを受けられたことが、満足できる結果につながったと思います。
 現在は、スポーツ量販店への営業を担当しています。大学時代、グループ演習や研究活動で鍛えられたコミュニケーション力や「伝えたいことを伝える力」が、大いに活かされていると感じています。お客様が実際に当社製品を使ってくださっている姿を目にするたびに、この仕事を選んでよかったと実感しています。

そうじょう大学(私)

【創 立】 1967年
(2000年に「熊本工業大学」から改称)
【学 部】 薬学部、生物生命学部、工学部、情報学部、芸術学部
【情報系学部の就職率(学部別)】 全国1位
【工、理学部の就職率(学部別)】 全国1位
【初年度納付金(私大)安い】工、理学部 九州・山口・沖縄4位 薬学部 九州・山口・沖縄3位
【高校からの評価(大学設立年別1966〜1980年)】九州・山口・沖縄1位
【高被引用論文(クラリベイト)2009〜2019年10月 薬理学、毒性学】 全国5位
(いずれも『大学ランキング2021版』より)
〒860-0082 熊本県熊本市西区池田4-22-1 
☎096-326-6810(入試課)
https://www.sojo-u.ac.jp/

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