愛知学院大学

1876年に曹洞宗専門学支校として開学し、140年以上の歴史を紡ぐ。9学部16学科と短期大学部、大学院9研究科が置かれ、学生数は約1万2000人。卒業生は13万人を超える。学びの拠点は4つ。自然豊かで施設も充実した日進キャンパス、医療に貢献する人材を養成し続ける楠元・末盛キャンパス、そして、2014年に開設した名古屋都心の名城公園キャンパスは、さらに敷地を拡張し、2020年に法学部を移転する計画だ。

多様な人・学び・社会と
つながり、
広い視野で
未来に挑む人を育てる

独自のクロスオーバー型教育

クロスオーバー型教育を表す概念図。
つながり、学び合う教育で
育成を目指すのは
「自分の可能性に挑戦し、
協働の場で主体的に活躍できる人」

 愛知学院大学の建学の精神は、“「行学一体」の人格形成に努め、「報恩感謝」の精神を大切にした生活ができる社会人を育成する”というものだ。禅の思想を基とした精神を根底に受け継ぎながら、時代に合わせた教育体制を整えている。
 現在、注力しているのは、教育の充実および産官学連携とグローバル化の促進。計画・実施・評価・改善のサイクルを重ねることで継続的に改革を進め、学生の「洞察力」や「実行力」、「創造力」を養おうとしている。
 中でも近年推進しているのが、多様な人・学び・社会と複合的につながる「クロスオーバー型教育」だ。内容は次の6つのカテゴリーに大別される。
 学内のつながりとしては、学部・学科間などの連携教育によって専門の枠を超えた知識と経験を修得する「クロスオーバー・カリキュラム」。先輩が後輩を支援し、相互成長を図る「ラーニング・アシスタント」。そして、4つの学びの拠点の個性を生かした教育を展開する「4キャンパス」。
 学外とのつながりでは、企業との連携を通してビジネスを動かす実践力を養う「ビジネス・コラボレーション」。地域の課題と向き合いながら視野を広げ、協働の場で活躍するリーダーを育成する「コミュニティ・コラボレーション」。海外プログラムや学内外の異文化交流を通し、グローバルな視野を養う「グローバル・コミュニケーション」。
 大学の壁も、文化も国境も、価値観の違いも越えてつながることで、一人ひとりの可能性が膨らんでいく。専門的な知識のみならず、深い知見や柔軟な思考力、広い視野を併せ持ち、未来へ挑む人間の育成を目指す。

社会との多様なコラボレーション

経営学部の専門教育科目「バーチャルカンパニー」から地域連携食品として開発された「なごめん」。
地域・行政・企業との連携や
協働の広がり
実践的な学びから
身につける、社会を生き抜く力

 「クロスオーバー型教育」の実践として、地域や行政、企業との幅広くユニークな連携・協働の取り組みが行われている。
 心身科学部健康科学科では、プロバスケットボールチーム「シーホース三河」の運営を学生がインターンシップ生としてサポート。ホームゲームの企画・運営の全てを学生が担う「愛知学院DAY」では、自分たちのアイデアによるイベントのほか、特別グッズや企画チケットの販売なども実施している。
 同学科・公衆栄養学ゼミの学生は、農林水産省東海農政局と共同で災害時用備蓄食品のレシピを開発。備蓄食品を日常的に消費し、食べた分を補充するという備蓄術「ローリングストック法」の普及を目指し、アルファ化米のレトルトご飯で作る天津飯など、備蓄食品をおいしく食べられる活用法を考案した。
 経営学部では仮想企業を立ち上げる「バーチャルカンパニー」を専門教育科目に取り入れている。その中の学生チームが2015年、名古屋の老舗麺メーカー「角千本店」との協働できしめんの消費拡大を目指す「なごめんプロジェクト」をスタート。ウコンを練り込んだきしめんに地元素材のソースを絡める新感覚の商品「なごめん」を生み出し、「あいちの農林水産フェア」などで販売している。
 また、イオンリテールとの連携では、イオンモール長久手前で行われた「こども夢の商店街 ハタラクKIDS MALL」に学生が参加。子どもが自由に働いてお金を稼ぎ、そのお金で買い物もできるという職業体験イベントで、学生がボランティアリーダーとなってサポートした。
 実社会とつながる実践的な学び、その広がりを通して、社会を生きる力が養われていくだろう。

万全のキャリア・就職ネットワーク

「男の就活身だしなみセミナー」では、学生が実践を通してスタイリングやヘアケアなど身だしなみの重要性を認識した。
多角度からの支援と
卒業生13万人超のネットワークが
高い就職率を支え、
多くの経営者を生み出す

 目標の実現に挑む力を引き出すために、学部・学科、目指す進路に合わせた支援体制を整え、1年次からキャリア支援を開始する愛知学院大学。キャリアデザインの講義やインターンシップを経て、ガイダンスやセミナー、対策講座を実施し、強力に、きめ細かに就職をバックアップしている。
 「学内就職セミナー」は約300社の企業や自治体が参加する合同説明会で、「学外の説明会よりもじっくり話が聞ける」「OBがいるから心強い」と評判だ。大手優良企業約30社の人事採用担当者が業界や企業の特色について説明するスクール形式のセミナーも開催される。
 さらに「グループディスカッション対策講座」などの実践的なセミナーも充実。印象アップのポイントを伝えるセミナーもあり、「女子学生のためのメイクアップ講座」に加え、昨年度から大手化粧品メーカーとの共同企画による男子学生対象の「男の就活身だしなみセミナー」も始まった。
 「保護者向けガイダンス」も実施している。昨年は11月の2日間で、就職情報誌編集者による親世代との就職活動の違いについての講演などを行った。
 142年の歴史の中で13万人を超える卒業生を各業界に輩出しており、それも大きな強みになっている。同窓会や後援組織を中心に構築される強固なネットワークがあり、また、卒業生は人間味やバイタリティー豊かな“学院カラー”を持つ人材として評価されている。
 就職率は地域トップクラス。2017年3月卒業生の就職率は98.7%に上る。
 そして、経営者として手腕を発揮する卒業生が多いのも特徴。『大学ランキング2019』(朝日新聞出版)の「愛知に企業所在地がある社長の出身大学ランキング」では、愛知学院大学の1701人が第1位だ。

※就職希望者2002人中1976名

TOPICS[注目のトピック]

地域密着から国際貢献まで
成長の糧となるボランティア活動
 愛知学院大学の学生たちは課外活動にも意欲的で、ボランティア活動も盛んだ。
 2017年度から加わった名古屋市の「大学生消防団」には、25人が入団し、防火・防災の知識や救命救急技術を身につけながら、北区の防災マップ作製や訓練に参加している。2017年5月に行われた「北区総合水防訓練」では、土のう作りや初期の浸水対策方法を市民に説明する役割を担当。名城公園キャンパスで行われた防災訓練でも消防訓練に参加した。
 東日本大震災直後から続いている被災地支援にも多くの学生が参加している。仮設住宅でイベントを実施したり、地域の夏祭りを一緒に作り上げたりと、現地の人たちとの交流がメインだ。
 さらに海を越えた活動も。カンボジア北部の農村を中心にした活動で、全国11大学から約130名が加わる「カンボジアの子どもたちに行き届いた教育をプロジェクト」には東海の大学で唯一参加。児童養護施設などの子どもたちに文房具や日用品を贈る活動には特に力を入れ、愛知県内の学校や企業に寄付を募り、集まった品を学生が現地に届けている。
 心身科学部が取り組むベトナム中部での障害児・者の支援活動は、JICAの支援事業「草の根協力支援型」に採択され、協力体制が始まった。動作を通して心理的な問題を改善する心理療法「臨床動作法」を用いた支援を進め、現地の支援者育成、テキスト作成や実技・研修などを行っている。
 こうした活動も「クロスオーバー型教育」の一環と言え、自主性や協調性など、さまざまな力が養われている。
地域防災力の強化に寄与できるよう組織された「愛知学院大学消防団」の訓練風景。

EVENT INFO[イベント情報]

◉楠元祭・オープンキャンパス
6月10日(日)[10:00~15:00]
楠元キャンパス(薬学部、短期大学部 ※短期大学部は12:00~15:00)
◉オープンキャンパス
8月3日(金)・4日(土)[9:30~15:30]
日進キャンパス(文学部、心身科学部、総合政策学部)
名城公園キャンパス(商学部、経営学部、経済学部、法学部)
楠元キャンパス(薬学部、歯学部、短期大学部 ※短期大学部は8/4のみ

◎文学部 歴史学科/日本文化学科/英語英米文化学科/グローバル英語学科/宗教文化学科 ◎心身科学部 心理学科/健康科学科/健康栄養学科 ◎商学部 商学科
◎経営学部 経営学科 ◎経済学部 経済学科 ◎法学部 法律学科/現代社会法学科 ◎総合政策学部 総合政策学科 ◎薬学部 医療薬学科(6年制) ◎歯学部 歯学科 ◎短期大学部 歯科衛生学科(3年制)
日進キャンパス 愛知県日進市岩崎町阿良池12
名城公園キャンパス 名古屋市北区名城3-1-1
楠元キャンパス 名古屋市千種区楠元町1-100
末盛キャンパス 名古屋市千種区末盛通2-11
お問い合わせ:TEL 0561-73-1111(入試センター)
http://www.agu.ac.jp

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