南山大学

男女共学の総合大学では中部圏唯一のカトリック系ミッションスクール。「キリスト教世界観に基づく学校教育を行い、人間の尊厳を尊重かつ推進する人材の育成」を建学の理念とし、「Hominis Dignitati(人間の尊厳のために)」を教育モットーとする。1946年に設立された南山外国語専門学校が前身となって、今日では8学部17学科を擁する総合大学へ発展。多様性を受け入れる心を育みながら国際性を身につける教育を実践。

人間の尊厳と
多様性を理解し
世界で活躍できる
人を育てる

キリスト教世界観に基づく教育

学生の自主的な学びを促す「ラーニング・コモンズ」。
キャンパス統合が実現し、
より質の高い教育と研究環境を提供
グローバル化の拠点となる
ラーニング・コモンズも誕生

 南山大学は、以前二つに分かれていたキャンパスを2017年4月に統合。全ての学部・学科、教育資源を一つのキャンパスに集約した。「One Campus Many Skills」のスローガンのもとに進めてきたこの改革では、個々の力を伸ばしながら多文化共生への理解を深める環境を整え、キリスト教世界観に基づく学校教育の質を高めることを目指している。
 統合を機に導入したのが、1年を4学期に分けるクォーター制だ。これによって柔軟な履修計画が可能になり、サマーコースなどの短期留学や、サービス・ラーニングなどの自主的学修への参加の選択肢も広がった。ほかにも短期間で集中的に学ぶことによる学修効果の向上や、留学生の受け入れ促進など、多くのメリットをもたらすと考えられる。
 併せて改組も実施しており、国際社会の諸問題を地球規模の視点から解決する国際教養学を備えた人材を育成する「国際教養学部」を開設。また、外国語学部の4学科では2専攻制を導入した。産学連携やアクティブ・ラーニングも積極的に推進していく計画で、施設・設備の整備も進めている。
 2017年4月には、学生の自主的な学びを促すスペース「Q棟2階ラーニング・コモンズ」が開設。約700平方メートルに4つのエリアが設けられ、グループ学習やプレゼンテーションの準備、論文やレポートの作成など、多目的に使える。最大の目的は、多様な文化的背景を持つ学生同士が、ディスカッションやコラボレーションを行うことを通し、キャンパスのグローバル化に革新を起こすことだという。さらに、既存の枠にとらわれない斬新な発想や問題解決策を創発・創出する、新たなラーニング・コミュニティとしての役割も期待されている。

さらなる国際化の推進

留学生との交流や、国際交流に関心のある学生同士の交流が日常的に行える「多文化交流ラウンジ」。
多彩な留学プログラムと
学内の国際交流促進により
真に「国境のない学びの場」を実現

 各国の協定大学はもちろん、学位が授与される4年制大学であれば世界中の大学に留学が可能で、単位認定や奨学金の制度が充実している南山大学。2017年度には、全学部で特色を生かした短期留学プログラムが始まり、留学がより身近になった。
 2015年度の文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択された、南山大学・上智大学・上智大学短期大学部が中南米の6カ国13大学と連携するLAP(Sophia Nanzan Latin America Program)では、長期の交換留学に加えインターンシップや短期留学を実施。世界遺産マチュピチュの訪問や、日系人コミュニティと交流するペルースタディツアーは毎年多くの学生が参加する。
 ほかにも、米国・フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドで就業体験ができる「南山・ディズニープログラム」など、海外インターンシップのチャンスも開かれている。
 学内では、2017年9月に多文化交流ラウンジ「Stella(ステラ)」がオープン。留学生や国際交流に関心のある学生と楽しく交流できる場だ。学生のティーチング・アシスタントを中心にイベントも企画しており、開設間もない11月には英米学科とアジア学科の合同ディベート大会を開催。日本人学生だけでなく、留学生もチームに加わった。
 また、日本語禁止の「ワールドプラザ」では学内留学が体験でき、逆に日本語以外が禁止の「ジャパンプラザ」では留学生と日本語で交流することができる。
 カリキュラムも充実。英語で学べる「国際科目群」には約60科目あり、24単位以上の修得で、国際力を身につけた証「Nanzan International Certificate」が授与される。「個の力を、世界の力に。」をビジョンに、世界に人材を輩出できる大学、そして、世界から選ばれる大学として歩み続けるために、「国境のない学びの場」を提供する。

希望を叶(かな)えるキャリアサポート

南山大学卒業生キャリア・アドバイザーと在学生の交流会。働き方や生き方を知る機会になる。
1年次からのキャリア支援や、
卒業生の活躍をベースに高い就職率と
内定先満足度を維持。
就職先リストにはトップ企業がずらり

 就職実績も南山大学が誇る強みの一つ。2017年度の就職率は98.5%※1で、注目すべきはその中身である。就職先リストにはあらゆる業種にわたって日本を代表する企業が名を連ねている。また、内定先満足度が95.5%※2と高いのも、一人ひとりが希望を叶えた結果だ。
 キャリアサポートは、1年次から始まる。早い時期から、社会で自立することの意義を考えて目標を見出せるプログラムを用意。「自ら選択する」ことをベースに自己形成ができる場を提供している。入学後すぐの新入生サポートからスタートし、「希望進路別」「キャリアデザイン」「自己発見」などのサポートプログラムで段階的にフォロー。無理なく、希望の進路へ到達することができるようになっている。
 キャリアデザインのサポートで特徴的なのは、卒業生がアドバイザーになる制度だ。社会の幅広い分野で活躍する先輩から、多種多様な仕事や働き方について直接話をきくことで、将来の働き方や生き方を具体的に考える機会になっている。個別懇談のほかに在学生との交流会も開催しており、全学年が意欲的に参加している。
 また、中部の優良企業や上場企業を中心に約430社(文系約340社、理系約90社)が集まる「学内会社説明会」など、的確なタイミングで企業と学生の出会いの場も創出。資格取得のサポートも充実し、「南山エクステンション・カレッジ」の学生向け特別講座では、公務員試験や教員採用試験、エアライン就職の対策講座などを開講している。
 そして、もう一つ大きな支えになっているのが、卒業生。多様性を受け入れる心や協働のスピリットを持ち、自らやりがいを見つけてイキイキと社会で輝く「南山のDNA」は世代を越えて受け継がれており、その実績は高く評価されている。

※1 就職者数1987名/就職希望者数2018名
※2 『南山生の就職実態調査』回答者866名のうち827名が「大変満足」または「満足」と回答

TOPICS[注目のトピック]

歴史あるキャンパスの改修計画
「レーモンド・リノベーション・
プロジェクト」
 建築家のアントニン・レーモンド氏が1961年に構想を描いた南山大学のキャンパス。レーモンド氏は、近代建築巨匠の一人であるフランク・ロイド・ライト氏の助手として帝国ホテル建設のため来日。戦前・戦後の計44年間日本に滞在し、自然と風土に根差した美しく実用的な建物を生み出したことで知られる。
 最初に訪れたキャンパス予定地は里山だった。土地の様子から、縦横にダイナミックに広がる建築のアイデアを頭に浮かべる。そして「極めて魅力的な風景と草木をできる限りそのままにしておかなければいけない」という強い思いでキャンパス構想を作り上げ、建築を通して自然との調和を図り、学問することの理想を形にした。
 南山大学では2017年6月から、レーモンド氏の設計思想である「自然を基本として」を継承し、教育環境・学生生活環境を中心に、建物の改修や外構整備を行う「レーモンド・リノベーション・プロジェクト」が進められている。
 2018年度には、既存教室の改修に加え、授業時間外の学生の居場所や自主学習の場になるセミナー室整備を進める予定である。また、2019年3月末の完成を目指し、グラウンドの人工芝整備にも着手する。ほかにも安全性・利便性向上のためのキャンパス内動線の整備や、電気錠対応によるセキュリティー強化、エレベーター増設などのユニバーサル化にも取り組んでいく計画で、2021年度中の終了を目指している。
 プロジェクトによって、歴史あるキャンパスは次の時代へと受け継がれる。
改修後のG30教室(2018年3月完成)。

EVENT INFO[イベント情報]

◉オープンキャンパス
7月21日(土)・22日(日) ※詳細は6月中旬公開予定

◎人文学部 キリスト教学科/人類文化学科/心理人間学科/日本文化学科
◎外国語学部 英米学科/スペイン・ラテンアメリカ学科/フランス学科/ドイツ学科/アジア学科
◎経済学部 経済学科 ◎経営学部 経営学科
◎法学部 法律学科 ◎総合政策学部 総合政策学科
◎理工学部 システム数理学科/ソフトウェア工学科/機械電子制御工学科
◎国際教養学部 国際教養学科
〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
TEL 052-832-3111(代表)
http://www.nanzan-u.ac.jp

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