愛知大学

ブランドスローガンは
「知を愛し、世界へ。」
14万人の卒業生とともに
地域社会の未来に向けて

世界と、地域とつながる知の拠点

東京における卒業生と学生の交流拠点「東京霞が関オフィス」が入る霞が関コモンゲートビル。

 愛知県内に、独自の個性を備えた3つのキャンパスを構える愛知大学。建学の地である豊橋キャンパスには文学部、地域政策学部、短期大学部が設置され、豊かな自然の中に最新の教育研究施設が並び、歴史と伝統を携えた教育環境が整備されている。多様な産業が集積し、豊かな伝統文化が息づく地域性を活用した活発な社会連携教育により、地域社会の一員として地方創生を担う人材を育成する。
 2012年名古屋・ささしまライブに開校した名古屋キャンパスには、法、経済、経営、現代中国、国際コミュニケーションの各学部が設置され、周囲に国際協力機構やグローバル企業が立地する国際色豊かな環境が特徴。4カ国語の同時通訳ブースを備えたグローバルコンベンションホールなど、国際交流拠点としての高い機能を備え、積極的な産学連携が展開されている。社会とのつながりを身近に感じながら、学生がグローバル人材としての総合力を磨いている。
 また、車道キャンパスには、法曹界に人材を輩出する法科大学院と市民に開かれたオープンカレッジがある。1998年には東京霞が関オフィスを開設し首都圏で活躍する卒業生と就職を希望する学生が集う拠点になっている。
 東海地区は2027年のリニア中央新幹線開業により誕生する、巨大都市圏(スーパー・メガリージョン)構想の一翼を担うことになる。国際性・地域性に富んだ3つのキャンパスと東京霞が関オフィスが有機的に連携する愛知大学への期待は大きく、今後も知の拠点としての機能強化と連携を推し進めていく。

現代に輝きを放つ、
伝統のグローバル教育

歴史的に国際交流がさかんで、海外派遣留学は毎年約500人にのぼる。

 社会構造が変化し価値観が多様化する中、大学にはその存在意義を明確に示すことが求められている。1946年に誕生した愛知大学は、「国際的教養と視野をもった人材の育成」と「地方の学術文化・経済の発展への貢献」を使命に、私立の旧制大学として初めて6大都市以外に設立されたことに大きな意味がある。グローバル化が進み、地域社会の創生が求められている現代、設立当初からその重要性に着眼し、時代に対応して拡充を重ねてきた教育・研究体制は、より大きな輝きを放っている。中でも現代中国学部は、70余年にわたる大学の歴史を象徴する学部といえる。
 1997年に設置された現代中国学部は、「現地主義教育」をスローガンに独自性豊かな国際教育を展開。2年次に4カ月間の語学留学に挑戦する「現地プログラム」をはじめ、「現地研究調査」、「現地インターンシップ」など多彩な制度が用意されている。中国語が堪能な日本人教員が多く交流も盛んで、急成長を遂げる中国との架け橋として躍動する、グローバル人材の養成に取り組んでいる。
 他の学部においても学生の活動は活発だ。昨年度は法学部の学生11名が、ハワイ大学のロースクールスタディツアーに参加。アメリカの法律や司法制度、紛争解決の交渉のための会話術など、法学を英語で学んだ。また、海外(タイ)ボランティアプログラムには全学部から学生が参加し、チェンマイの山岳少数民族の子どもたちと言語や文化の壁を越えて交流。貴重な体験を学部の専門の学びにつなげた。
 日本語が通じない環境で語学や専門科目を学び、異文化の中で問題を克服しながら生活した経験は、学生を大きく成長させることだろう。

期待が高まる
越境地域マネジメント

「社会貢献を地域づくりに結びつけていく上で、人材の育成が重要」と語る戸田センター長。

 少子高齢化により急速な人口減少が進む日本。縮減する社会に持続性を生み出していくことは、日本が世界に先がけて解決すべき大きな課題となっている。そこで注目を集めているのが、行政境界を跨いで県境地域が連携し、埋もれていた資源を有効活用する越境地域マネジメント政策。国境地域で新産業等を創出するEUのインターリージョン戦略が先行事例だ。愛知大学では2004年に「三遠南信地域連携研究センター」を設立。愛知県・静岡県・長野県の県境地域を対象とした越境連携研究に取り組み、縮減社会という社会課題に先駆者として向きあってきた。
 「三遠南信地域には大都市が存在しないが、越境連携を図ることで中規模の県に匹敵する人口約250万人の地域圏が誕生する。広域的な行政の合理化は容易ではないが、日本の未来像を示す先端性を持った研究だ」と意義を語るのは、センター長を務める戸田敏行教授。市町村の約4割が県境に接する日本では越境連携の必要性が高く、既成概念に縛られない柔軟な発想から、閉塞感を打開する政策の立案・実施を目指していく。
 リニア中央新幹線開通により中部圏のハブとなる名古屋駅周辺でも、名古屋キャンパスの広域的な拠点性を生かした越境連携と人材育成に注力する。「周辺都市が結びつき、多様性を持った都市連合を形成することで、越境連携の付加価値はより高まる。恵まれた環境を生かして学生が地域の中で学び、地域社会の発展をけん引する人材を育てていきたい」と戸田教授。地域性と国際性の協調を理念とする大学として、大都市と県境地域が相互に補完し合う越境地域マネジメント研究に邁進する。

HOT NEWS

文部科学省
「私立大学研究ブランディング事業」
に採択
 愛知大学が取り組む「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を生み出す大学」が、文部科学省の2018年度「私立大学研究ブランディング事業」に採択された。同研究は豊橋キャンパスの「三遠南信地域連携研究センター」を越境地域マネジメント研究の拠点とし、縮減する社会に持続性を生み出すとともに、全国県境地域や海外の越境地域への波及効果を目指すことが目的。2005年度から「私立大学学術研究高度化推進事業・社会連携研究推進事業」、「文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業・地域に根差した研究」、文部科学省共同利用・共同研究拠点の「越境地域政策研究拠点」とプロジェクトを発展させながら、継続して事業採択を受けており、その重要性が高く評価されている。
 新たな採択事業のもとでは、三遠南信地域とささしま地区の越境地域連携戦略となる「スーパー・メガリージョン形成に向けた実証的研究」を重点研究とし、諸機関との越境連携事業協働、越境地域マネジメントの担い手人材育成に注力。企業、官公庁、芸術文化など幅広い分野で活躍する約14万人の卒業生や在学生を資源とし、地域に根ざした大学としての強みを活用する。
越境地域マネジメント研究に関するシンポジウムは毎年開催されている。

PROFILE

愛知大学

中国・上海に設置された東亜同文書院最後の学長・本間喜一らの尽力で、中部地区唯一の旧制法文系大学として1946年に設立。「世界平和に寄与すべき日本の人文の興隆と才能ある人材の養成」を使命とし、70余年の歴史を通じ、国際社会と地域社会とのつながりを重視した学びを追求、卒業生は14万人に及ぶ。リニア中央新幹線の東京・名古屋間開通による「スーパー・メガリージョン」誕生を控え、期待が高まる。
http://www.aichi-u.ac.jp/

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