名城大学

開学100周年に向けた
変革を推進し
「研究の名城大」
ブランドを発信する

「MS-26」の実現に向け
次世代を担う人材を育成

留学先での様子。

 1926年に開設された名古屋高等理工科講習所を前身とし、90年を超える歴史を経て、中部圏最大級の文理融合型私立総合大学へと成長した名城大学。2026年の開学100周年に向けて変革を推進し、次世代を担う人材育成のための挑戦を続けている。
 その中核となるのが、戦略プラン「Meijo Strategy-2026(通称:MS-26)」だ。生涯学びを楽しむという価値観の下、多様な経験を通して学生が大きく羽ばたく「学びのコミュニティ」の創出を目標とし、①主体的に学び続ける「実行力ある教養人」を育てる②「学問の探求と理論の応用」を通して成果を教育と社会に還元する③社会との「人的交流」を通して地域の活性化に貢献する、という3点をミッションとしている。学びの楽しさに気づき、卒業後も多様なコミュニティの中で学び続ける人材を養成、その象徴ともいえる事業が「学びのコミュニティ創出支援事業」だ。各学部・部門での諸施策のスタートアップ費用を大学がサポートし、企業や地域社会とさまざまなコミュニティを創出しながら学びの場とする。2019年度は92件ものコミュニティが活動し、多様な経験が学生の成長につながっている。
 また国際化の大きな進展も見逃せない。高い専門性・人間力・語学力を備えたグローバル人材の育成をキーワードに掲げ、海外協定校の拡大や研究分野の人材交流に力を注いでいる。在学中に一度は海外渡航を行えるよう用意された制度により、年間1000人を超える学生が国際経験を積んでいる。学内においても「世界」が隣りあわせの環境を整備。英語講師が常駐する「グローバルプラザ」をナゴヤドーム前キャンパスと天白キャンパスに設置し、多彩なプログラムを通して学生の自律的な語学力向上をサポートしている。

世界に名を馳せる
研究者たちによる学びの場

カーボンナノチューブ(模型)。

 昨今では、世界的に有名な研究者が数多く集まり、「研究の名城大」としてのブランドも磨いている。
 中でも特筆すべきは、青色発光ダイオード(LED)の発明により、2014年にノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇終身教授の存在だ。青色LEDの発明は20世紀には不可能とまで言われていた。赤﨑教授は10年以上にわたり研究に取り組み青色LEDの実現にこぎ着け、社会に大きな変革をもたらした。
 また、カーボンナノチューブ(筒状炭素分子)を発見した飯島澄男終身教授も在籍している。カーボンナノチューブはスマートフォンのタッチパネルなどに実用化され、今後も幅広い分野での活用が期待される材料だ。
 ほかにも、リチウムイオン電池の原型を世界で初めて開発した吉野彰氏を、大学院理工学研究科教授として2017年に招聘。リチウムイオン電池はスマートフォンやパソコン、電気自動車と幅広い製品で使用され、今後もモバイルIT社会をけん引する重要なエネルギーのインフラになると期待されている。ノーベル化学賞の受賞候補として注目される吉野教授の在籍は、日本の将来を担う理工系人材の育成を、より促すものになるはずだ。
 さらに、マイクロロボットやバイオロボットの世界的な先駆者として知られる福田敏男大学院理工学研究科教授の在籍にも注目したい。人体を精巧に模したロボットで医療分野に貢献してきた福田教授は、世界最大の電気・電子関係の専門家組織IEEE(米国電気電子工学協会)の2020年会長に選出された。世界に誇る4人の研究者たちは、学生たちに大いなる影響を与えるだろう。

未来を切り拓く力を育てる
課外での学びをサポート

スーパーバイザーの池上彰教授。

 近年、急速に情報化や技術革新、グローバル化が進み、今までの常識が通用しない時代になりつつある。これからの社会で大切なのは、誰よりも広い視野を持ち、誰よりも深い思考を持つこと。知識や技能をただ身につけるだけでなく、自主的に課題を見つけ解決に向けて挑むことが何よりも重要だ。
 こうした、自ら未来を切り拓くことができる力を育てるべく立ち上がったのが、「名城大学チャレンジ支援プログラム」である。
 2018年度後期からスタートし、全学部から35名を選抜。「時代感覚」と、「グローバル」「キャリア」「リーダーシップ&連携・協働」という3つのマインドを育て、主体性を持って生きていく人材を養成することを目的としている。優れた成績の学生や目的意識の高い学生にふさわしい学習環境を提供し、アジアや米国・シリコンバレーでの海外研修など多様な経験もプログラムに含まれる。また、ジャーナリストであり、数々のメディアでも活躍する池上彰教授がスーパーバイザーに就任している。
 さらに注目したいのが、2016年度に始まった「Enjoy Learning プロジェクト」だ。大学は授業を受けるだけではなく、自ら持った疑問を自ら解決する学びにこそおもしろさがある、ということを根底に、課外活動に挑戦する学生グループに活動経費を助成。例えば、「若者のおくすり手帳利用率が低い」という薬学部の学生の問題意識から、2017年度は「オリジナルおくすり手帳」を制作。2018年度には、情報工学科の学生もコラボして、「おくすり手帳アプリ」の開発へと発展した。ほかにも、農学生によるミツバチ飼育プロジェクト、伝統工法を通じて地域活性化を図る取り組みなど、これまでに34のプロジェクトが生まれた。

HOT NEWS

2冠達成の女子駅伝部から
プログラム開発まで多彩な活動
 クラブやサークル活動は、充実した学生生活を送るためにも欠かせないことのひとつ。名城大学には150を超えるクラブ・サークルがあり、全国レベルの実力や実績を誇るクラブもある。そのひとつが、女子駅伝部だ。2018年10月に仙台市で開かれた「第36回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(通称:杜の都駅伝)」では、1区と3区でそれぞれ1年生ランナーが区間賞を獲得するなどの活躍を見せ、2年連続3回目の優勝を果たしている。さらに、同年12月に静岡県で開催された「2018全日本大学女子選抜駅伝競走(通称:富士山女子駅伝)」では、昨年3位だった苦い経験を踏まえ、コンディションの調整に全力を注ぎ、全区間で選手が好走。大会新記録で初優勝し、大学女子駅伝で見事2冠を達成し、新たな時代の到来を印象づけた。
 また、日々の学習から得た知識・経験を活かした学生活動も顕著だ。理工学部情報工学科4年(当時)の池田武史さんと木村信裕さんは、日本最大級の学生開発コンテスト「JPHACKS」で、大賞であるBest Hack Awardを受賞した。2人が提案した、情報技術を学ぶ人向けの学習用ソフトウェアが高く評価された。
杜の都駅伝で2年連続3回目の優勝。

PROFILE

名城大学

9学部24学科10研究科を構える中部圏最大級の文理融合型私立総合大学で、学生数は1万5000人を超える。2026年の開学100周年に向けて、次世代を担う人材育成のための戦略プラン「Meijo Strategy-2026(通称:MS-26)」のもと、質の高い教育や研究の実現を目指す改革を推進。多様なコミュニティの中で学び続ける人材の創出に力を注ぐ。
https://www.meijo-u.ac.jp/

掲載大学一覧[東 海]

OPEN