朝日新聞
 広告特集 企画制作:朝日新聞社メディアビジネス局
2017年の国公立の大学特集
2016年の国公立の大学特集

河合塾×朝日新聞 変わる教育 変わる大学入試河合塾×朝日新聞 変わる教育 変わる大学入試

大学入試改革が、いよいよ2020年度の入試から本格化します。大学入試センター試験が廃止され、新たに実施される「大学入学共通テスト」では試験内容が大きく変わる予定です。国公立大学や私立大学の個別入試にも少しずつ変化の兆しがみられます。新しい入試を乗り切るために大切なことは何でしょうか。河合塾が実施したアンケートをもとに考えます。

7割以上が新入試に「不安」 志望校選びにも影響が

Q 大学入試が変わることは、志望校選びに影響しますか

大学入試が変わると聞いて、受験生や保護者の皆さんのなかには不安を感じる人も多いでしょう。何がどう変わるのか、どんな対策が必要なのか、自分が志望する大学の入試はどうなるのか─。

河合塾が中学1年生から高校2年生とその保護者を対象に行ったアンケートによると、大学入試改革に不安を感じている人がそれぞれ7割以上いることがわかりました。生徒が感じる不安の理由として最も多かったのが「漠然とした不安」(40.2%)、保護者は「十分な情報収集や対策ができているか」(47.0%)でした。しっかりとした情報収集ができていないなかで「入試が変わる」という言葉だけが先回りし、不安が大きくなっているのがわかります。

さらにその不安が、志望校選びを左右しているという結果も示されました(グラフ)。大学入試が変わることが志望校の選択に影響するかという質問に対して、「影響する」と答えた人が、それぞれ半数以上に上ったのです。

どんな傾向があるのか ポイントを押さえて対策を

マークシート方式はこう変わる

※ 平成29年11月大学入試センター「大学入学共通テスト 平成29年度試行調査問題」から

各大学の方向性がまだ出そろっていないなかで、不安を感じるのは当然です。でも、本当に入りたい大学には、将来の夢や希望が詰まっているはずです。大学入試が変わるからと不安になり過ぎて志望校を変えるのは、挑戦する前から夢を諦めてしまうようなもの。地図のない場所を歩くのが不安なら、地図を見つければいいのです。正しい情報を得ることが合格への第一歩です。

では、新入試ではどのような傾向がみられるのでしょうか。

2020年度から実施される「大学入学共通テスト」は、従来の大学入試センター試験のような一問一答で答えられるような問題から、さまざまな知識を複合的に組み合わせて正解を出す問題へとシフトします。大きく変わるポイントは4点です。①大学入試センター試験はすべてマークシート方式でしたが、大学入学共通テストでは記述式が一部加わります。②マークシート方式も出ますが、これまでのように選択肢のなかに必ず正解が一つあるとは限らず、適当なものをすべて選ばせる場合や、正解がない場合があります。③複数の資料を読み、必要なところを素早く見抜いて解答する情報処理力も求められます。④英語は「読む」「聞く」に加えて「書く」「話す」力も求められ、民間の資格・検定試験が取り入れられます。

マークシートの問題を例にみてみましょう(上図)。昨年11月に実施されたプレテストでは、該当するものを「一つ選べ」ではなく、「すべて選べ」となっています。さらに「該当するものがない場合」の選択肢も用意されています。選択のパターンが増えたことで、より正確な知識がないと正解を導き出せないようになっています。

新入試で問われるのは、身につけた知識や技能を活用して自ら考え、相手に伝えるための「思考力・判断力・表現力」や「記述力・論述力」、チームワークをもって物事に取り組むための「主体性・協働性」、そして英語でコミュニケーションを取るための「英語力」などです。こうした力は、「大学入学共通テスト」だけではなく、国公立大学や私立大学の個別試験でも求められるようになります。

学ぶべきことは変わらない 確かな情報で不安を自信に

新入試で求められる力は、これからの社会で求められる力でもあります。大学入試が変わる理由は、まさにそこにあります。

これまでは、決められたことを的確かつスピーディーに処理する力が求められていました。そのため、教育の場でも暗記に重点が置かれていました。

ところが、これからの社会はより複雑に入り組んだ問題を抱え、「こうすれば良い」という正解があるわけではありません。人工知能(AI)との共存、少子高齢化による経済の低迷や福祉の充実、さらなるグローバル化や新興国の台頭など、未知の課題に対して知恵を出し合い、協力しながら解決策を見つけていく力が求められます。

世の中で必要とされるこのような力を育むためには、基礎力を身につける「高等学校教育」、高校までに身につけた力をさらに発展させる「大学教育」、その二つをつなぐ「大学入試」の一体的な改革を進める必要があります。今回の大学入試改革は、日本の教育を変えるという一貫した理念のもと実施されるものなのです。

とはいえ、覚えるべきことが増えたり、変わったりするわけではありません。「何を学ぶか」はこれまでと同じです。変わるのは「学んだことをどう生かすか」なのです。

不安を抱えたままにせず、正しい情報を入手することが大切です。さまざまな憶測に振り回されて本来の夢や希望を見失うことなく、確かな情報をもとに合格への第一歩を踏み出してください。

Information

変わる大学入試!新入試Navi

大きな転換期を迎える大学入試。気になるその動向を河合塾が分析し、発信していきます。

大学受験情報誌を手に入れよう

河合塾から、役立つ情報満載の大学受験情報誌をプレゼント。情報誌を手に入れて受験対策に役立てよう。 応募方法など詳しくは右記まで。

正しい情報収集が合格のカギ
新たな大学入試に挑むすべての親子に。受験応援サイトオープン

これからを生き抜く力を養うための教育改革。その教育改革に対応し、新たに始まる入試情報を発信していきます。

河合塾×朝日新聞 変わる教育 変わる大学入試

公開中

Vol.01 大学入試改革を乗り切るために

船津 昌己 さん
学校法人河合塾 進学教育事業本部副本部長

今回の大学入試改革の背景には、これからの社会で必要とされる力を、教育の場で養っていこうという国の方針があります。「高校教育」「大学教育」「大学入試」を一体的に捉え、日本の教育全体を変えようという大きな流れの一環として実施されるものなのです。

それでは、2020年度から始まる「大学入学共通テスト」では、大学入試センター試験と何が変わるのでしょうか。一言でいうと、従来のような一問一答で答えられる問題ではなく、さまざまな知識を複合的に組み合わせて正解を出す問題にシフトします。

▶ 続きは「変わる教育 変わる大学入試」サイトでご覧いただけます。

順次公開予定
全6回シリーズ(月1回更新予定)

Vol.02 大学入学共通テストのポイント

2020年度から始まる「大学入学共通テスト」のポイントを整理します。昨年実施されたプレテストの問題をもとに、出題の狙いや傾向について河合塾が分析します。

▶ 9月上旬公開予定

Vol.03 英語の試験はこう変わる

「大学入学共通テスト」のなかでも特に大きく変わるのが英語です。いまから始められる対策や、新たに導入される民間の資格・検定試験について解説します。

▶ 10月上旬公開予定

関連書籍のご案内

国公立大学 by AERA 2019
好評発売中!

全国13の国立・公立大学を徹底取材。
大学の枠を超えたグローバルな研究や、さまざまな現場での教育、学生たちの素顔など、
それぞれの大学の魅力をオールカラーで紹介しています。

プロフェッサー・ビジット
参加高校募集中