広告特集 企画・制作朝日新聞メディアビジネス局
広告特集 企画・制作朝日新聞メディアビジネス局
早慶国立 AO入試合格者らが語る “普通”の高校生は、どのように将来へのビジョンを広げ難関大合格を勝ち取ったのか?早慶国立 AO入試合格者らが語る “普通”の高校生は、どのように将来へのビジョンを広げ難関大合格を勝ち取ったのか?

AO・推薦入試は、単なる選択肢の一つではなく、今や大学入試のスタンダードになろうとしている。一般入試に比べてAO・推薦入試の枠は年々拡大しており、早稲田大学はAO・推薦入試の入学者を現行の4割から6割に上げることを発表。国立大学協会も、AO・推薦枠の定員を2021年度までに30%に拡大する目標を掲げている。

受験前から特筆すべき技能や実績を持っていた生徒だけが、AO・推薦入試の合格者だとは限らない。周囲と変わらない高校生活を送っていた生徒が、受験を通じて学びを深め、自らの可能性を広げることで、大学合格を勝ち取ったケースも非常に多い。AO・推薦入試の指導で定評のある早稲田塾の卒業生3人に、AO・推薦入試で現役合格を勝ち取ったエピソードなどを聞いた。

chapter 02

AO入試と一般入試の両立が、
効率的な受験対策となる

慶應義塾大学 環境情報学部 環境情報学科 2年

石井 愛海さん
(関東学院高校卒業)

受験方式 AO入試 C方式

夢に向かって踏み出すことが、合格に繋がる

将来の夢は、海に関わる研究者として多くの人に貢献すること。「海を愛する」という名前を付けてくれた両親は、海によく連れて行ってくれた。慶應義塾大学 環境情報学部 環境情報学科2年の石井愛海さん(20)は、小学校の卒業文集には既に「ノーベル賞を取りたい」と書いていた。

高2の4月、本格的な受験勉強のため、予備校に通うことになった。早稲田塾を選んだのは、アクティブラーニング系の授業が豊富にあり、一般入試にもAO入試にも対応できると考えてだが、理由はもう一つあった。

決め手となったのは、早稲田塾で開講している「最先端科学プログラム」の存在。科学誌などから世界の研究を学び、自ら設定した研究テーマの調査を進め、最終的に「高校生バイオサミット」で実際に発表するのだ。研究者を目指す石井さんにとって、大学入学を待たずして自分の研究が出来る上、AO・推薦入試での活動歴としてアピール材料になることは大きな魅力だった。

※「高校生バイオサミット」とは、慶應義塾大学が主催し、毎年開催している生命科学の研究発表会。

出願書類の一部と、「慶應義塾小論文」を
受講し始めたころの添削された論文

恩師との運命の出会いで志望校変更。合格への戦略が明確に

石井さんは本格的に「最先端科学プログラム」に参加する前の高2の夏に、高校生バイオサミットを見学する機会があった。そこで出会ったのが、慶應義塾大学 環境情報学部の現在の指導教官である冨田勝教授だ。石井さんは当初は別の大学を志望していたが、大学1年生から好きな研究ができるなど、さまざまな魅力を冨田教授から直接聞き、この研究室で学びたいと本気で思った。慶應義塾大学を受験することには不安もあったが、冨田教授に「情熱を持てばできないことはない」と背中を押してもらった。

高校生バイオサミットの会場である山形県から地元に戻ると、「来年私は高校生バイオサミットで入賞してSFC(慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス)に行きます」と、さっそく両親や早稲田塾のスタッフに宣言した。高校生バイオサミットに入賞することで、慶應義塾大学 環境情報学部のAO入試で1次選考が免除される。実際に入賞者の研究発表を聞いたことで、石井さんの中には1年後自らが入賞し、合格するというプランが固まっていた。

翌年に参加した「最先端科学プログラム」では、「海水によるアトピー性皮膚炎抑制メカニズムの解明」をテーマに研究を進め、夏の高校生バイオサミットで実際に優秀賞に入賞。目標であった慶應義塾大学 環境情報学部AO入試の“1次選考免除”を手にし、合格へ1歩近づくことができた。

また、提出資料に記す大学入学後に行いたい研究テーマは、高校生バイオサミットを見学に行った帰りに山形県の鶴岡市立加茂水族館に立ち寄ったことで興味をもった「ベニクラゲの若返りメカニズムの解明」にすることにした。この研究テーマを更に深めるにあたっては、早稲田塾のAO対策指導の講師から「それなら、日本における第一人者である京都大学の久保田信准教授に会うといい」とアドバイスを受けた。そしてすぐメールを送ったところ、なんと久保田准教授が会ってくれることになり、早速京都に出向いた。急に決まった京都行きだが、事前に准教授の論文を全て読んでから訪れた。一週間滞在してベニクラゲについて語り合い、更にベニクラゲへの愛が深まった。

※世界一のクラゲ水族館と呼ばれるほどクラゲの展示が充実している。別名「クラゲドリーム館」

AO入試と一般入試の両立が、効率的な受験対策となる

AO入試の資料作成や研究を進めながら、一般入試の勉強も同時並行で進めた。一般入試で国立大学も受験するつもりで5教科7科目を勉強していた石井さんは、「AO入試と一般入試を並行して対策することで、成績も上がり、結果的に効率的な受験対策になったと思います」と語る。

AO入試対策を通して自分のやりたいことを見つけて、それに向かって勉強する中で、英語や数学、化学や生物などの受験科目の必要さが身にしみてわかってきた。たとえば研究を進めるためには生物や化学の知識が前提。一般入試に向けて勉強することが研究にも活き、研究を進めることが受験科目を勉強するモチベーションになった。英語も研究者になるには今や必須能力。高校生バイオサミットに向けた研究のために読んだ約60本もの論文の中には、苦手意識のあった英語の論文も30本程度あったが、読むことによって英語の能力が上がった。

他にも、一般入試に備えて早稲田塾の「慶應義塾小論文」を受講したことは、論文を読むときやAO入試の提出書類を書く際に好影響をもたらしたという。「文章や出題の意図を読み取ることを、基礎から学べました。大学入学後、論文を書くのに必要な能力ですし、面接の時にも、とても役立ちました」と話す。

AO入試を通して固めたビジョンがその先へつながる

高校生で始めた2つの研究は、大学でも、北海道の豊富町とのアトピー性皮膚炎治療に関する共同研究や、江ノ島水族館とのベニクラゲに関する共同研究という形で続いている。「高校で始めた研究を大学でも継続しているので、同学年でも一歩リードしていると感じています。」と石井さんはいう。AO入試対策を通して、将来どこに就職したい、どういう活動をしたいなどを、大学受験の時から見据えることができた。ビジョンがはっきりすることで、大学の4年間をどう過ごすかを、高校生のうちから意識できるようになった。

共に受験をした仲間も、大学に入ってから起業する人がいるなど、入学後の行動力が違うという。「AO入試は、一人だと行き詰まるんですよ。自分が思っている自分と、他人から評価される自分は違うから、生徒同士で意見を出し合って研究テーマや提出書類を磨き上げることは重要なんです。」

ともに「最先端科学プログラム」を受講して高校生バイオサミットに入賞し、受験のときも支えあった早稲田塾の友人とは、今も同じ研究室で切磋琢磨している。AO入試を通して出会った人や経験を礎に、小さなころの夢であったノーベル賞を目指し、目下研究に打ち込んでいる。

※アトピー性皮膚炎の治療に効果があるとされている「豊富温泉」を有する。