朝日新聞
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現役大学生が本音をディスカッション 後編
「集団授業」VS.「個別指導」
どっちがイイの?

集団塾と個別指導という2種類の塾を比較した前半に続き、現役大学生に塾選びのポイントについて話してもらった。それぞれ自分自身の個性に合わせた塾に通っていたという5人が、現役高校生や親世代に向けてアドバイスを送る。

受験勉強で得られた「学び」のきっかけ

――前編では、集団塾と個別指導のそれぞれの良さを語ってもらいました。塾で学んでだことで、大学生になった現在も生かされていると思うことは?

進行

朝日新聞出版『大学ランキング』
編集長
鈴木 顕さん

大野受験勉強って、一つ一つを個々に理解していく暗記に陥りがちですけど、塾で教えてもらったことで「こんな捉え方もできるんだ」と。それらを統合して普遍的に理解していくという姿勢が身についたのかなという気がします。塾に入ったばかりの時は、周りの同級生の考えていることは次元が違うと思ったんですけど、自分も同じ土俵に立つことで、世界が広がっていくように感じました。

集団塾

個別指導

東京大学 教養学部 3年
大野 康晴さん
(上宮太子高校卒)
母校からは初の東大現役合格者。集団塾と個別指導で並行して学んでいた“二刀流”。

鹿山これは僕も共感できますね。高校受験の時には、とにかく暗記だと先生に言われていたのですが、大学受験では塾で「他の人はどう考えるのか」を考えるように言われたんです。参考書ではこれが解答だと簡単に書かれているけど、それが本当に正解だという保証はなくて。自分はこう解いたけど、他の人はどんなアプローチで解いたのかと考えるのは、僕の中では原点になっています。どういうアプローチをかければいいのかを考えることで、たとえ完全にわからなくても、よりベストな方向に近づくことができるようになった気がします。

集団塾(個人フォローあり)

中央大学 理工学部 4年
鹿山 暁弘さん
(埼玉県立川越高校卒)
部活中心の生活で受験当初は焦りを感じていたが、尊敬する先生を信じ続けて合格。

塩田世界史で大きな視座を持つことができたり、英語や現代文でも多くの文章を読むことで、自分の興味や関心よりも一歩進んだ様々なことを知ることをできました。それらがベースとなり、大学に入っていろんなことにチャレンジしようと思ったりとか。全てに関して、大学でアカデミックなスキルとして発展させていくための基礎体力が、受験勉強でついたなと感じています。

集団塾

慶応義塾大学 法学部 3年
塩田 亜多夢さん
(聖学院高校)
塾に通い始めたのは高3の5月と遅かったが、危機感が原動力になったと振り返る。

馬庭メンタル面ですごく強くなって、少々のことではへこたれなくなりました。個別指導といっても、自分がわからないことを先生に質問するためには前もって勉強しないといけないので、それに繰り返すことで自分を管理する力もついたと思います。面接で失敗した時も、先生方から声を掛けていただいて、胸を張っていいんだと思い直すことができました。

個別指導

東京医療保健大学 医療保健学部 1年
馬庭 日向子さん
(東京高校卒)
中学の時からずっと近所の個別指導塾に通い、その雰囲気が自分に合っていたと語る。

柴田塾のスタッフの学生には、テレビのクイズ番組に出演している方とか、視座の高い方もたくさんいました。私は小学校から高校まで一貫校で、鳥かごみたいなところで生きてきたので、「こういう世界もあるんだ」と新しい視点を見つけられたのは、塾に行って大変良かったところだと感じています。

集団塾

東京大学 経済学部 3年
柴田 菜々子さん
(光塩女子学院高等科卒)
5教科でそれぞれ違う塾や教室に通っていたという猛者。塾選びのポイントは「先生」。

安田みなさんの話を聞いていると、塾には多様な人材がいて、それぞれ違った良さがあるなと思いました。塾というのは集団塾や個別指導にかかわらず、昔から様々な経歴の方がいます。人材が豊富だからこそ、学びのきっかけを与えることができるのではないでしょうか。

オブザーバー

大学通信 常務取締役
安田 賢治さん

学校の先生は選べないが、塾の先生は選べる

――集団塾と個別指導の向き不向きを含めて、高校生の方に塾選びのアドバイスをお願いします。

柴田私自身は集団塾が良かったんですけど、もし受験勉強で何をしたらいいのかわからない人は、まず最初は集団塾に行ってペースに流されてみるのもいいかなと思っていて。授業についていけなくて無理だったら、そこから個別に変えればいいし、少し頑張れば食らいつけそうだったら、成績が上の人たちを指標にしてそのまま続けてほしいと思います。

鹿山集団塾では、仲間がいるというのがすごく大きい。どうしても優秀な人と比較してしまいがちですが、塾にいれば彼らと対等に接することができます。自分が今まで会ったことのないような人たちからも、勉強のヒントなどを得ることができるのは、貴重な機会だと思っています。

大野我が強い人は個別指導に行った方がいい。僕がそうだったんですけど(笑)。計画を立てて自分を律することができる人は一人で勉強した方が良くて、その導き手の役割を個別指導が果たしてくれるんじゃないかと思います。逆に、何をしたらいいかわからない人や、周りに誰かいた方がいいという人には、集団塾をおすすめします。何のために個別指導を受けているかわからないと、予習もしなくなってどんどんペースが落ちてしまいますので。

馬庭集団塾のように周りにライバルがいると、それを力に変えられる人はもちろんいると思います。でも、自分はマイナスに考えてしまう部分があったので、個別指導にして良かったです。個別指導が向いているのは、勉強に対してちょっと自信がない人や、自分のペースでじっくりやりたい人。あとは、我が強い人ですね(笑)。

塩田僕としては、やぱり集団塾を推したいですね。どんな性格やパーソナリティーの人でも、集団の中に居場所はあるはず。むしろ、先生とのコミュニケーションや授業の受け方も、一対一じゃないぶん、自分の好きなようにできます。アクティブに授業を受けたい人は一番前に座ればいいし、端っこに座りたい人はそうすればいいんじゃないかなと。ただ、周りの環境やライバルがどれだけ勉強しているかというのは、今なら学習管理アプリとかを使えばある程度わかります。どうしても集団塾がイヤだという人には、そういうリソースを活用するという手もあると思います。

安田自分にどういう塾が向いているのかについては、柔軟に考えた方がいいと思います。それこそ模擬授業などを受けてみて、判断していくべきです。途中で変えることだってできるわけですから、成績を伸ばしたい今はこっちが向いているけど、自信がついたらあちらの塾にするということもできます。合わないなら変えるというぐらいの気持ちで臨まれた方がいいんじゃないかなと、高校生にアドバイスしたいですね。もちろん、毎月変えるようではダメですし、親御さんも大変だと思いますけど(笑)。

――最後に、塾を選ぶ時に一番大切な要素とは何でしょうか?

大野自分の勉強の中で塾をどう位置づけるのかを、あらかじめ考えるのが大事だと思います。僕は集団にも個別にも行っていましたけど、家に帰って自分の部屋で勉強するのがメインだったんですよ。その中で、集団塾や個別指導にどういう役割を求めるのかを考えて選択したという側面もありました。自分の勉強にとってその塾がどれぐらい重要で、どんなサポートをできるのかを、考えたうえで選んでほしいと思います。

柴田塾に求めたのは、信頼できるかどうか。たとえば私は選んだ先生を“神”だと思っていて(笑)、「先生に言われたことをその通りにやれば、絶対大丈夫!」という感じで、全幅の信頼を置いていました。信頼できる塾に行けば、迷う必要はなくて、目の前にあるものをこなしていけばいいので。塾や先生を信頼できるかどうかは重要です。

鹿山僕は環境だと思います。家だと落ち着いて勉強できないので外で勉強する環境が欲しくて、自習室の良さはかなり大事だと考えていました。近くの塾の自習室は深夜も開いていて、冷暖房やコピー機なども整っていたので、自習室を使おうと思って行っていました。

馬庭私も環境です。塾は家から歩いて数分のところにあって、土日でもふらっと行って勉強できる環境でした。元々勉強はそんなに好きじゃなかったけど、塾に行くと先生方が声を掛けてくださる。それで自分も勉強しようという気持ちになれました。

塩田先生にしろ教材にしろ仲間にしろ、そこで勉強するモチベーションが得られるかどうか。僕の場合は、この先生の授業を受けたいと思ったり、この自習室でピリピリしながら勉強したいと思ったりしました。やはり自分のモチベーションを信じるのが第一だと思いますね。

安田結局のところ大事なのは、人との出会いなんだなと思いました。学校では先生は選べませんが、塾だったら集団でも個別でも、自分で選ぶことができます。この先生は合わないと思ったらやめたり、あの先生の教え方がいいと聞いたら行ってみることができるのが、塾の良さだと思います。いい先生との出会いは、勉強へのモチベーションになったり、先生を信じてやればいいという自信になったりします。そういう出会いが、合格へと結びつくのではないでしょうか。

進行

朝日新聞出版『大学ランキング』
編集長
鈴木 顕さん

オブザーバー

大学通信 常務取締役
安田 賢治さん

集団塾

慶応義塾大学 法学部 3年
塩田 亜多夢さん
(聖学院高校)
塾に通い始めたのは高3の5月と遅かったが、危機感が原動力になったと振り返る。

集団塾(個人フォローあり)

中央大学 理工学部 4年
鹿山 暁弘さん
(埼玉県立川越高校卒)
部活中心の生活で受験当初は焦りを感じていたが、尊敬する先生を信じ続けて合格。

集団塾

東京大学 経済学部 3年
柴田 菜々子さん
(光塩女子学院高等科卒)
5教科でそれぞれ違う塾や教室に通っていたという猛者。塾選びのポイントは「先生」。

集団塾

個別指導

東京大学 教養学部 3年
大野 康晴さん
(上宮太子高校卒)
母校からは初の東大現役合格者。集団塾と個別指導で並行して学んでいた“二刀流”。

個別指導

東京医療保健大学 医療保健学部 1年
馬庭 日向子さん
(東京高校卒)
中学の時からずっと近所の個別指導塾に通い、その雰囲気が自分に合っていたと語る。
代々木ゼミナール