シャープは13日、2017年度に支給する年間賞与(ボーナス)について、評価に応じて基本月給の1~8カ月分と、最大8倍の差を付けると発表した。戴正呉(たいせいご)社長が掲げている「信賞必罰」を徹底する狙いだ。

 シャープは17年度の賞与を、前年の2倍にあたる、社員平均で月給の4カ月分と決めた。ただ、5カ月分以上が支給されている多くの電機大手と比べると、支給額が少ない。このため、16年度には最大1・5倍ほどだった社員間の差を8倍に広げ、評価の高い社員には多額の賞与を支給することにした。戴社長は、「(社員の)やる気を上げたい」と話した。

報道陣の質問に答えるシャープの戴正呉社長=13日午後、大阪府堺市、小林一茂撮影

 また、新入社員について、優秀な場合には、入社半年後に月給を5万円以上引き上げるしくみも採り入れる。

 シャープは18年春に入社する大卒者の採用数を、17年の約150人から約300人に倍増させる。成果や能力に応じた処遇を徹底することで、優秀な人材を増やす狙いがある。