美郷町の写真家泉谷玄作さん(58)による花火の撮影テクニック本「夜の絶景写真 花火編」(インプレス社)が出版された。基本的なテクニックから、全国の主な花火大会ごとに風景をからめて撮る方法や、大会ガイドなどからなる。撮影本としてだけでなく、写真集としても楽しめる。

 写真の約8割は、泉谷さんが昨年7月から今年4月まで、全国の花火大会二十数カ所に出かけ新たに撮影した。「視覚的に癒やされ元気が出る」と言う、豪華で華やかなワイドスターマインや青色の花火などをふんだんに掲載する。

 泉谷さんはカメラメーカー就職後、写真家をめざして故郷の旧仙南村(現美郷町)に戻り、火(花火)や水の撮影をライフワークにする。現代美術作家、蔡國強氏の依頼で、2002年ニューヨーク近代美術館主催の「動く虹」などを撮影した。「花火の大図鑑」を出版するなど知識も豊富で、著書多数。日本写真家協会員。

 B5変型判でオールカラー160ページ。価格は2千円(税別)。(山谷勉)